柳沢峠を越えて甲州にぶどうを食べにいくライド 88km 1,706m

神奈川の里山を走った帰りに立ち寄った山北町のジェラート屋さん「ヘルシー・ジェラート」で、ご主人と世間話をしていたら「山梨のぶどう農家が3月の大雪の被害で大変だから、食べに行ってあげて」とのことだったので、9月21日に行ってみた。

山梨に行くなら笹子峠か柳沢峠だよな、ということで2つルートを引いてみた。笹子峠は、一度行ったことがあるが、甲州街道(国道20号)の新笹子トンネル手前から県道212号線を上がった先にある。笹子トンネルが崩落して普通になったという情報は知っていたが、開通しているようだった。柳沢峠は、奥多摩湖から大菩薩ラインを上がった先にある。こちらは行ったことがないので、今回はこちらを選択。


青梅まで輪行

まずは、電車を乗り継いで青梅まで輪行。8時30分から走り始め、奥多摩湖へ向かいます。

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この日は旧車マニアのミーティングがあったので1960年台のスポーツカーが続々と追い越していきます。最初は懐かしい車ばかりなので楽しく見ていたが、何台も追い越されていくうちに、運転の荒っぽさと騒音と排気ガスでうんざりしてきた。

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ミーティングは奥多摩湖手前の駐車場で開催されていたので、駐車場を過ぎたらいつもの静かな奥多摩湖が待っていた。

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奥多摩湖を過ぎ、ゆったりとした傾斜を上って行き、山梨県に入ります。


大菩薩ライン

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奥多摩と塩山を結ぶ国道411号(青梅街道)は、大菩薩ラインという名前がついている。名前がとても立派なので、さぞや辛いのでは、と思ったが斜度は緩く、静かで走りやすい道だった。丹波川に沿って走るので、とても涼しい。


丹波山村(たばやまむら)

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奥多摩湖から柳沢峠までの区間は、丹波山村を走ることになる。「道の駅たばやま」には、丹波山の特産品を売っているお店や温泉施設、そば処など食事ができる場所があり、休憩するには調度良い。

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「道の駅たばやま」の鹿肉カレーが美味しそうだったが、あいにく補給食をたくさん持っていたので、食べることができなかった。

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道の駅を過ぎると徐々に勾配が上がってくるが、10%を超えるところは少なく、ゆっくりと走っていれば苦になるような箇所は少ない。おしゃべりしながら走っていると、やがて茶屋が現れた。わらび餅を補給した。

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さらに高度を上げていくと、景色がひらけ、乾いた気持ち良い風が吹いてきた。

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柳沢峠

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気候が良かったこともあり、苦しむこともなく、午後1時30分に標高差約1,300mを克服して柳沢峠(1,472m)に着いた。高度差があるので脚は疲労していたが、気持ち的には、かなり余裕があった。

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柳沢峠の眺望は、あまり良くない。

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が、しかし、峠からの下り道は、雄大な景色とダイナミックなループ橋が楽しめる。ただし10%の下りが延々と続くので、スピードの出しすぎには注意が必要だ。


甲州のぶどう

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柳沢峠から山梨の盆地へ降りてくると、ぶどう畑が一面に広がっていた。さっそく、今回の目的地である甲州市のぶどう農家、萩浜園に向かった。途中にあったぶどう農園のぶどうがあまりにもきれいなので見ていたら、農家の方が、「食べてみて」と、白ワイン用の甲州ぶどうを2房手渡してくれた。甘みは少なかったけれど、美味しかった。

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そして、萩浜園に到着。神奈川県の山北町で聞いた情報をもとに訪ねてきたことなどをお伝えし、試食用のぶどうをいただき、何点かお土産も購入。ミッションが無事完了。

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この冷えた、「藤稔」というぶどうは、最高に美味しかった。ぶどうの実を口の中に入れて、かじった時のジューシーさといったら。。。病みつきになりそうです。収穫時期は9月初めらしいので来年は、もうちょっと早い時期に来よう。

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走行距離88km、獲得した標高が1,706mの旅でした。

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帰りは各駅停車でのんびりと帰京。


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