12-04:おんなサンセット海道(ステーキハウス88前)

沖縄ちゅら道ポタリング (12)穴場絶景ポイント〜万座毛

じてんしゃで沖縄の美しい道を走るシリーズ記事、沖縄ちゅら道ポタリング。(13)は万座毛周辺の穴場絶景ポイントを巡った(2024/12/25)

名護市と恩納村仲泊に7泊滞在した年末の沖縄旅行。4日目はサイクリングへ出かけた。向かった先は恩納村にある万座毛。おんなの駅を出発して、おんなサンセット海道を16km走れば万座毛に着く。途中にある穴場絶景ポイントや酒蔵に寄り道もした。

ルートマップ(撮影ポイント付)

おんなの駅スタート

おんなの駅にクルマをデポ。なかゆくい市場で補給食を買ってスタート。戻ってきたらな夕飯の食材を買って帰るのだ。

12-01:おんなの駅
12-01:おんなの駅

おんなサンセット海道(国道58号線)で万座毛へ。

12-02:前兼久漁港
12-02:前兼久漁港

潮風に吹かれながらの片道16kmのポタリングだ。前兼久漁港に寄ってみたが、景色の良い場所だった。

12-03:前兼久漁港
12-03:前兼久漁港

おんなサンセット海道

おんなサンセット海道で沖縄らしい景色に遭遇。じてんしゃを停めて写真を撮る。ステーキハウス88(エイティエイト)は、沖縄県内に展開しているステーキチェーン店。アメリカンサイズのステーキをリーズナブルに味わえるらしい。

12-04:おんなサンセット海道(ステーキハウス88前)
12-04:おんなサンセット海道(ステーキハウス88前)

谷茶を通過。

左手にはリザンシーパークホテル谷茶ベイなどのリゾートホテルときれいな浜辺、右手には27ホールもコースがあるゴルフリゾートが広がっている。

12-05:おんなサンセット海道(谷茶)
12-05:おんなサンセット海道(谷茶)

リゾートエリアを抜け、航空自衛隊の恩納分屯基地を過ぎるとおんなサンセット海道は少し高台となり、景色が良くなる。

12-06:おんなサンセット海道(恩納)
12-06:おんなサンセット海道(恩納)

高台を下っていくと、おんなサンセット海道は恩納南バイパス(国道58号線)と合流する。

12-07:おんなサンセット海道(恩納)
12-07:おんなサンセット海道(恩納)

合流後、おんなサンセット海道は次の交差点を左方面へ曲がる。

曲がった後は、海岸側に遊歩道があるので海岸保全地域を眺めながら走ることができる。

12-08:谷茶 南恩納村 海岸保全地域
12-08:谷茶 南恩納村 海岸保全地域

立入禁止区域

恩納小中学校を過ぎたあたりでおんなサンセット海道を離れ、穴場絶景ポイント方面へ向かう。

1番目はGoogleマップに表示された「イチグスク」というレリック(遺物)アイコンへ行こうとしたが、道が行き止まりとなっていて辿り着けなかった。

付近はコンクリート壁と高い木に遮られ、立入禁止区域となっており、出入り口は警備員が立っていた。

このあたりは、以前、米海兵隊基地恩納通信所と恩納村VOA送信所があった場所。1995年に日本に返還されたが、施設跡地からPCBやカドミウム、水銀などの有害物質が見つかったため開発が遅れている。いずれ大型リゾートホテルが建設されるだろう。

12-09:立入禁止区域前の道路
12-09:立入禁止区域前の道路

穴場絶景ポイント

恋人たちと人魚の洞窟 アポガマ

米軍施設跡地をぐるっと回り込み、「国立研究開発法人 情報通信研究機構 沖縄電磁波技術センター」という施設を通り越すと、最初の穴場絶景ポイント「アポガマ」に着いた。

入口は狭く、人ひとりがやっと通れるくらいの大きさしかなかったのでBikefridayを置いて歩いて行く。入口付近に「車上荒らし注意」の看板があったので、連れに残ってもらった。

海岸までの狭い道を腰を曲げて歩いて行く。

12-10:アポガマ入口
12-10:アポガマ入口
12-10:アポガマ入口
12-10:アポガマ入口

浜辺に出ると目の前に大きな穴の空いた大きな岩が現れた。

12-11:穴場絶景ポイント「アポガマ」
12-11:穴場絶景ポイント「アポガマ」

アポガマとは沖縄の言葉で「大きい洞窟」の意味。

昔、若い男女が洞窟で約束(アポ)をして会っていたことから、約束(アポ)をして出会う洞窟(ガマ)という説もあるようだ。

ハート型に侵食された岩があるらしかったので探してみると、アポガマの前にあった。恋人たちが出会う洞窟にぴったりのサインだ。

ハート型に侵食された岩
ハート型に侵食された岩
アポガマとハート型に侵食された岩
アポガマとハート型に侵食された岩

また、アポガマのある場所は20数年前まで「恩納通信所跡地」という米軍の所有地だったため、今でも訪れる米軍のダイバーがマーメイドグロット(人魚の洞窟)と呼んでいるという。この海岸は離岸流が発生する場所としても有名なので、入口にダイバー向けの警告が掲示されていた。

ダイバー向けの警告
ダイバー向けの警告

名も無い浜

Googleマップのレリック(遺物)アイコンは無いが、アポガマの東側にも絶景ポイントがあった。

12-12:名も無い浜への道
12-12:名も無い浜への道

細い路地を入っていくと、大きな岩が連なった浜があった。静かでプライベートビーチのようだ。が、しかし、もしここで海水浴などしようものなら、離岸流で沖に流されてしまう。景色だけ眺めて退散。

12-13:穴場絶景ポイント「名も無い浜」
12-13:穴場絶景ポイント「名も無い浜」

踊りの洞窟 ウドゥイガマ

次はウドゥイガマ。ここも道路から細い路地で浜につながっていた。

12-14:ウドゥイガマの入口
12-14:ウドゥイガマの入口

ウドゥイガマは、琉球石灰岩層が発達してできたサンゴ礁からできた自然洞窟で、高さは4メートルもある、洞窟の中には20人ほどが車座になれるほどの広さがある。ウドゥイガマとは沖縄の言葉で、ウドゥイ(踊り)洞窟(ガマ)を意味する。

12-15:穴場絶景ポイント「ウドゥイガマ」
12-15:穴場絶景ポイント「ウドゥイガマ」

浜にもつながっているが、尖ったサンゴ礁の岩だらけだったので行くのをやめた。転ぶと大けがをするからだ(実体験済み)。

万座毛

穴場絶景ポイントはこれくらいにして、万座毛へ行く。万座毛は沖縄の観光スポットとして常に上位に入る名所、穴場ではない絶景ポイントだ。

12-16:絶景ポイント 万座毛
12-16:絶景ポイント 万座毛

万座毛の絶景ポイントと言えば、標高約20メートルの琉球石灰岩からなる絶壁。象の鼻に似た奇岩がある。崖上は芝生台地となっていて、「万人を座しめるに足る毛」という万座毛の名の由来になっている。

下図は2022年6月に撮影した画像。

3-7 万座毛の岸壁

万座毛の園地(有料/100円)には入らず、ここで折り返した。おんなの駅で買っておいた補給食のサーターアンダギーを食す。

12-16:絶景ポイント 万座毛
12-16:絶景ポイント 万座毛
三矢本舗のサーターアンダギー
三矢本舗のサーターアンダギー

琉球泡盛 萬座

万座毛の付け根に琉球泡盛の蔵元があったので寄ってみた。恩納酒造所は1949年(昭和24年)創業の恩納村唯一の酒造所。その名に冠した「萬座」は万人に愛される事を願って名づけらたそうだ。

12-17 :恩納酒造所
12-17 :恩納酒造所

所内には売店があり泡盛を買うことができる他、酒造所の入口を見学することができる。自分は13年古酒の小瓶を買って背中に収めた。

12-17 :恩納酒造所
12-17 :恩納酒造所
12-17 :恩納酒造所
12-17 :恩納酒造所

復路は往路と同じ道を戻った。

12-18 : 谷茶の遊歩道
12-18 : 谷茶の遊歩道
12-19:おんなサンセット海道(谷茶)
12-19:おんなサンセット海道(谷茶)

シーサイドドライブイン

仲泊にあるシーサイドドライブインにも立ち寄ったが、あいにく休店日だった。

12-20:シーサイドドライブイン
12-20:シーサイドドライブイン

シーサイドドライブインは、1967年創業のアメリカンスタイルのレストラン。広い店内で海を見ながら食事をいただくこともできるし、「ドライブイン」なのでドライブ途中の休憩場所として利用できる。そして、なんとこちらは24時間営業だ。下図は翌々日に訪れた時の写真。

テイクアウトカウンター
テイクアウトカウンター
ハンバーガー(320円)とスープ(300円)
ハンバーガー(320円)とスープ(300円)

仲泊のコンドミニアムに滞在

今回は8日間の沖縄旅行だったが、そのうち5泊は仲泊のコンドミニアムに滞在した。

12-21:恩納オーシャンビュースイート
12-21:恩納オーシャンビュースイート

恩納オーシャンビュースイートは、恩納村の高台に建つコンドミニアムスタイルのホテル。客室とバスルームから沖縄西海岸の眺望を愉しむことができた。

リビングルーム
リビングルーム
バスルームもオーシャンビュー
バスルームもオーシャンビュー

滞在中の食事は全て自分たちで用意するので、毎日食材の買い物に出かけた。この日は、おんなの駅「なかゆくい市場」とタウンプラザかねひで石川市場に行った。

バルコニーからの眺め
バルコニーからの眺め

ビールを飲みながら日暮れを待つ。

チャタンビールIPA
チャタンビールIPA
青パパイヤの炒め物
青パパイヤの炒め物

そして、日が暮れたら、買ってきた古酒(クースー)を飲んで寝る。太陽の下で運動をしたのでよく眠れた。

萬座13年古酒
萬座13年古酒

(13)へ続く


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