ロードバイクをクルマに積載するために様々な機材を検討。最終的に車内にマウントする機材と車内に載せられなくなった荷物を積載するルーフボックスを購入した
クルマにロードバイクを積載する4タイプの機材
クルマにロードバイクを積載する方法は様々あり、取り付ける場所や固定方法によって4つのタイプに分かれる。それぞれメリット・デメリットが異なるため自分の用途に合わせて選んだ。機材を使わず荷室にロードバイクをそのまま寝かせて運ぶという方法もあるが、ここでは固定する方法を検討。
| タイプ | 機材の形状 | メリット | デメリット | 検討した製品 |
|---|---|---|---|---|
| 車内マウント型 | 荷室に自転車を立てて固定する機材。主にフロントフォークを固定するベーススタンドの形状をしている | 雨風や盗難のリスクがない、外装キャリアが不要 | 乗車人数や荷物のスペースが大幅に削られる、車内が汚れる可能性がある | ミノウラ VERGO-TA2 ¥19,800 |
| ルーフマウント型 | クルマのルーフレールに乗せてマウントする機材。前輪を外さずそのまま乗せる「タイヤホールド/フレームホールド式」と、前輪を外してフロントフォークを固定する「フォークダウン式がある | 車内スペースを100%活用できる、見た目が格好いい、後方の視界を遮らない | 高架や立体駐車場の高さ制限に注意が必要 | Thule TopRide ¥72,600 |
| リア(トランク)マウント型 | クルマの背面(リアハッチやトランクの隙間)にストラップやフックを引っ掛けて固定する機材 | 持ち上げる高さが低いため積み下ろしが楽。ヒッチメンバーが不要 | ストラップの締め付けが甘いとズレたり車体に傷がついたりする、ハッチバックの開閉ができなくなる | なし |
| ヒッチマウント型 | クルマの後方に牽引フック用のヒッチメンバーをあらかじめ装着しておき、そこに差し込んで固定する最も頑丈な機材 | 非常に頑丈でブレが少ない、安定して運べる | 車両側に「ヒッチメンバー」を取り付けるカスタム(数万円〜)が必須、総重量が重くなる | Thule Xpress ¥26,400 |
車内マウント型 – ミノウラ VERGO
ミノウラ VERGOは、ディスクブレーキを搭載したロードバイクに多く採用されているスルーアクスル規格に特化した車内マウント型のサイクルキャリア。車内への積載は必須なのでひとまず購入した。
TF1(1台用)、TF2(2台用)、TF3(3台用)がラインナップされていたのでTF2を発注。

バイク以外の荷物が少ない場合は、雨風や飛び石、盗難のリスクがない車内マウント型のサイクルキャリアが安心で、出番が多い。

ルーフマウント型 – Thule TopRide
ミノウラ VERGO-TA2の購入によって「クルマにロードバイクを2台車載したい」は叶った。しかし、荷室に2台ロードバイクを入れてしまうと、積載量がグッと減ってしまう(上図)。
サイクリングだけなら問題ないが、キャンプ道具も積載するとなるとスペースが足りない。車内にバイクが有るのが邪魔なのだ。
そこで検討したのが、クルマのルーフレールに乗せてマウントする機材Thule TopRideだ。スルーアクスルおよびクイックリリース式のロードバイクのフォークを車の屋根にマウントできる。
所有するOUTBACKにはルーフレールがビルトインされているので、Thule TopRideを購入するだけでロードバイクが積載できる。軽量だし、比較的安価なので理想的な選択だ。しかし走行時に飛び石などでバイクが損傷する不安があり、一旦購入を見送った。
Thule TopRide ¥72,600
リア(トランク)マウント型
クルマの後ろにバイクを積載すれば飛び石の心配がないのではないか、と検討したのがリア(トランク)マウント型とヒッチマウント型。
クルマの背面(リアハッチやトランクの隙間)にストラップやフックを引っ掛けて固定するリア(トランク)マウント型機材については、検討を止めた。高速道路で同種の機材を何度か見かけたが、固定方法に少々不安があるように思えた。

ヒッチマウント型 – Thule Xpress
クルマの後方に牽引フック用のヒッチメンバーをあらかじめ装着しておき、そこに差し込んでに固定する機材であれば頑丈なのでは、とヒッチマウント型も検討。

Thule Xpressは柔らかいラバー製ストラップでバイクをキャリアに固定でき、軽量で安価なため気に入ったがヒッチメンバーが必須だった。
ヒッチメンバーは専門店にクルマを持ち込んでバンパーなどを外して取り付ける機材。重量はバイク2台分よりも重くヒッチボールも必要。ヒッチメンバーの重量は、なんとバイク2台分よりも重く19kgもある。まあ、ヒッチメンバーはトレーラーを牽引できるほど頑丈なので無理もない。これも見送り。
小径車が2台載れば良い
ここまでロードバイクをクルマに積載する方法を色々検討したが、そもそもロードバイクを車外に積載し、荷室にキャンプ道具を積むことがあるのかと考えた。
答えは「車内に小径車が2台積めれば良い」だった。テントを張って屋外生活を楽しむキャンプには、小径車のBikefridayがあれば十分という考えに至った。
折りたたんでコンパクトに収納できるルーフボックス THULE Ranger 90
とは言え、小径車2台を荷室に積むなら容量が少し足らない。ならば、荷物をルーフボックスへ逃がせば良い。
調べてみると、一般的な硬い樹脂製のハードボックスとは異なりテントのような厚手の生地で作られた折りたたみ式のTHULE Ranger 90という商品があることを知った。すでにカタログ落ちの廃盤モデルであったが、ネットショップには在庫があるようだった。

THULE Ranger 90は、使わない時にはコンパクトに折りたたむ事が出来るため収納スペースが驚異的に小さくなるという。これだ、ということでポチッと購入。

実際に使ってみると、340Lという容量はそれほど大容量ではないことがわかった。ルーフボックスにはイスやマットなど嵩張るけれど軽い物を入れた。すると荷室スペースに余裕が生まれ、小径車2台程度なら積むことができた(下図)。

ルーフボックスに荷物を入れすぎると走行時の風の抵抗が増えるので、なるべく背を低くして使用するようにしている。
THULE Ranger90
価格:¥48,620
重量:7kg
容量:340L
2つの積載方法 その後
ロードバイク2台のみの場合は、車内マウント型サイクルキャリアのミノウラ VERGOを使用して荷室に積載。
キャンプ+サイクリングに出かける場合は、小径車2台を折りたたんだ状態で車内に積載。そして荷室に入りきれないものはルーフボックス THULE Ranger 90に分散。
現在は、この2つの方法で運用している。
将来、700cのロードバイク2台とキャンプ道具一式をクルマに積載したい、という要求があった場合はルーフマウント型サイクルキャリアのThule TopRideが必要になるのかもしれない。






















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