最近は、シクロクロス車に乗る機会が多く、軽量ロードバイクのLook586SLには埃が被っていた。しかし、飾っておいても勿体無いないので乗ることにした。せっかく軽いバイクなので足元も少し軽くしてみよう、ということでロードバイク用のシューズSIDIのWIRE carbon lucidoを新調。
目次
2016マイナーチェンジモデル
2016年のWIREは、その名前にもなっているワイヤー締め付け部分が改良されたようだ。TECNO 3 SYSTEMと呼ばれるワイヤーを巻き上がる機構がTECNO 3 PUSHへと進化。赤いボタンをワンプッシュで回転部分のレバーが起き上がり、走りながらでも締め付け調整が可能になった。マイナーチェンジモデルであるSIDI WIRE carbon lucido。それぞれの機能をメーカーの説明とともに見てみよう。
Soft Instep 3 System
やわらかく熱整形されたフィット感の高いストラップは履き心地とパフォーマンスを向上させる。 全面を均一な力で締め付けることが出来、両側からのアジャストにより、 足の中央に位置するよう調整できる。メンテナンスや部品の交換も簡単に行えるそうだ。
Tecno – 3 PUSH System
シディの新しいテクノ3プッシュは、従来のテクノシステムをさらにブラッシュアップ。 走行中でもより直感的に操作が可能になった。 調整レバー真ん中の赤いボタンを押すことで、調整レバーが立ち上がり、 走りながらでも快適なアッパーの締め付けが可能。メンテナンスや部品交換も可能。
Adjustable heel retention device
アジャスタブル・ヒールリテンション・システムは、ヒールカップ上部を補強し、 くるぶしやかかとのフィット感を高める。ハードな上りや、スプリントの際にもヒールカップが横にずれることがない。2本のねじで、左右独立した調整が可能。 (+)の方向に回すと締まり、(-)に回すと開く。
Vent Carbon Sole
ヴェントカーボンソールの特徴は、軽量かつ堅牢さから得られる優れたパワー伝達性だけでなく、 暖かい気候でもシューズ内部を快適に保つ点にある。
気候に合わせ開閉できるヴェント・エアインテークにより、空気をシューズ内に取り込むことができるこのソールの適度なしなりが、足裏の腱へのストレスを取り除き、血流の循環をサポートするよう生態力学的に設計され、ハンドメイドで作られている。
重量、その他
気になる重量だが、すでに愛用しているDrakoの385g(クリート含む)よりは、若干軽めの308g(クリート無し)となっている。GiroのエンパイアSLXなどは、わずか片足175gしかないので、このシューズは軽いとは言えないが、着脱のしやすさとワイヤーによるフィット感が気に入っているので、少々重いのは我慢だ。
実際に履いて走ってみた感想は、やはり、走っている時でも締め付け調整をできる「Tecno – 3 PUSH System」が良いということ。例えば、平地を軽く流している時は、緩く設定しておき、上りに差し掛かったら、締め付けてフィット感を高くする、というようなことが容易に行える。前モデルでも出来たことだが、ダイヤルを回転させる調整レバーが、上手く立ち上がらず、直感的な操作は難しかったのだ。
何と言っても、無駄のないスッキリしたデザインが気に入っている。Drakoと比較してみたが、基本的なデザインは同じようだ。
Sidi (シディ) – Wire 2 Carbon Air ロードシューズ
Sidi (シディ) – Wire 2 Carbon Matt ロードシューズ
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