里山ライド用のシクロクロスにようやくMTB用のペダルをつけました。
ATAC XC
つけたのはTIMEのMTB用ペダル、ATAC XC。
Independent Fabricationのシクロクロスバイクのフレームを購入して、カンパニョーロのコンポをつけるまでは順調だったのですが、その後シクロクロス用のタイヤ、ペダル、シューズとなかなかモノが揃いませんでした。
ようやく全て揃ったので、ひとつずつ紹介していきます。購入したものは以下のとおり。
・Time-ATAC XC8 Carbon Pedals
・Time-ATAC Pedal Cleats
・IRC-Tubeless Tire SERAC CX 700C×32C
・Sidi-Drako Carbon SRS Vernice MTB shoes
スペック
今回紹介するのは、Timeのペダルとクリート。まずは、重量を測定。ペダルはカタログ値とほど同じ144g。チタンモデル(120.5g)に比べると24g重いが気にならない。
クリートの装着方法
クランクに取り付ける方法は他のペダルと一緒だが、クリートの装着方法がちょっとユニーク。
タイムのMTB用のクリートは13度と17度回転させると外れるようになっていて、どちらかを選べる。17度はレースなどでペダルが安易に外れないようにリリースの角度が大きくしてある。
13度はツーリングや街乗りなど、クリートを頻繁に外す場合に用います。左右非対称のクリートをシューズのどちらにつけるかで設定可能。(図1参照)
クリートの遊び
もう一つのユニークなポイントは、タイムならではの機能で、左右方向に5ミリ、回転方向に10度の「遊び」がある点。
膝にとても優しくこの機能があるからタイムを選ぶ人も多いのではないでしょうか。iClicシリーズやX-Pressoシリーズにもこの「遊び」がある。自分はロードバイク用にiClicシリーズを愛用している。
ダンシングするときにこの「遊び」があるととてもペダリングがしやすい。下の画像は取扱説明書(図2)
はじめは13度と17度の用途の違いがわからず、17度で実走してしまい、あまりに外れにくくて驚いた。
一緒に走った仲間から「17度はレース、13度はツーリング」と聞きすぐその場で左右を逆にしたほど。
使ってみて
キャッチする時は「コツッ」と衝撃なくはまる感じ。13度のセッティングでは、簡単にクリートがペダルからリリースされる。
動画で見るとこんな感じ。
最後は踏み面について。ペダルの踏み面にシューズが乗り、しっかりとペダリングする力がクランクに伝わっているか。
これは実感しにくいのでシューズとペダルの接しているところを撮影。画像を見る限り、ピッタリとくっついているようなのでひと安心。
次回はSIDIのシューズ、Drako Carbon SRS Vernice MTB shoesのインプレッションを掲載予定。
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