ロードバイクに乗る人が必ずや通る道、快適なサドル探しの旅。ロングライドやヒルクライム中のおしりを快適な状態にしておきたい。サイクリストの誰もが思うことです。しかし自分にあったサドルを探し当てるには、大変な労力と時間がかかります。私の旅はまだ道半ばですが、一旦【フィジークFizik】編をまとめておきます。
目次
フィジーク ラインナップ
私は、長年フィジークのARIONEというモデルを愛用している。スペシャライズドのサドルも使ってみたりしたが、お尻の大きな自分にはARIONEがフィットしている感じがしたからだ。
そして使っていくうちに、軽量モデルや溝のついたモデルが増えてきた。最近はANTARESも使っている。
ARIONE R1 CARBON Rail for Snake
軽量なヒルクライム用のロードバイクが欲しくて、LOOK586SLを入手した時にアッセンブルしたもの。
座面は固く使い心地は良くありませんが、バイクを持ったときの「軽い!」のためだけに今でも現役で使用しております。
ARIONE R1はカーボンファイバーとサーモプラスチックのコンポジットシェルにカーボンブレイデッドレールの組合せで145gという重量を実現している。裏面にフォームパッドを配置した3mm厚の2層構造により、従来品(2mm厚)よりも衝撃吸収力に優れ快適な仕様になっている。
レール:カーボンブレイデッドレール7x9mm
トップ:サーモウェルデッド・マイクロテックス
ベース:カーボンファイバー/サーモプラスチックコンポジット、ウィングフレックス
カラー:ホワイト
サイズ:300x132mm
重量:145g
価格:36,640円(参考)
発売:時期不明
Fizik (フィジーク) – Arione R1 カーボン
ARIONE VERSUS X Kium Rail
シクロクロスバイクのIndependent Fabrication Planet Cross(以下IF)に長年使用してきたサドル。自分は、このサドルが、硬さやしなり具合など一番しっくりくる。
以下リオグランデ サイトより抜粋)
①VERSUS vs 穴あきサドル
「快適性」はサドルとお尻の接地面積の広さによって達成されます。すなわち穴あきサドルはお尻との接地面積が削られており、また穴があるためにサドルの剛性が低下しヘタりやすく、穴のエッジで圧迫が生じます。そこで「穴」ではなく「チャンネル(溝)・デザイン」なのです。
②VERSUS vs より多くのサイクリスト
「チャンネル(溝)・デザイン」のVERSUSはパッド量が多く、ソフトな座り心地が特徴。圧迫感が少なく優しい座り心地は走行距離がそれほど長くなく、繊細な感覚を持つサイクリストに最適といえます。しかもレーシーな見た目はスタンダードサドルに全く引けをとりません。
③VERSUS vs フィジークのスタンダードサドル
スタンダードサドルに満足されている方にはかえってVERSUSは向かない かもしれません。フィジークの提案する「スパインコンセプト」で柔軟性に基づいてサドルを選んだ時に、スタンダードサドルよりもう少しパッド量が欲しい、安心感が欲しい、という方には VERSUSがお勧めです。
いろいろなこととVERSUS(対比)されて開発されたサドルなのですね。。。
レール:k:ium
トップ:マイクロテックス
ベース:カーボン強化ナイロン
重量:239g
カラー:ブラックxブラックグロッシー
価格:13,000円(参考)
発売:2010年9月
ARIONE VERSUS X BRAIDED
このサドルは、自分には合わなくてほとんど使用していないものとなる。従来のVERSUSより深い溝が、ロングライドする時に快適だろうと思って購入したが、体重がかかる部分のクッション素材が固く、すぐにお尻が痛くなり使い物にならなかった。
以下シクロワイアードの記事より抜粋)
従来モデルでは溝部分とそれ以外とで表皮(アッパー)素材を分けていたものの、新型では1枚皮に。また、溝部分のエッジを丸めることにより、より効果的に圧力を分散することが可能となり、快適性が向上している。
ベース素材には強度を高めたカーボン強化ナイロンを採用。臀部をホールドするためのワイドな横幅を持つ一方で、内腿の動きを妨げることによるパワーロスの軽減を図った「WING FLEX」デザインを採用している。
シェル:カーボン強化ナイロン
カバー:マイクロテックス
レール:カーボンブレイデッド 7×9mm
カラー:ブラック/ブラック
サイズ(長さx最大幅):300x132mm、
重量:218g
価格:24,900円(参考)
発売:2015年11月
ANTARES R3 OPEN Kium Rail
小径車のBikefridayに使用するために購入したが、現在はIFにアッセンブルされている。アリオネに比べると体重がかかる部分の面積が広いため、お尻の大きい私にはあっていると思う。真ん中に穴(チャンネル)が空いているので圧迫感もない。現在最も好きなサドル。
以下リオグランデのサイトより抜粋
フラット&ワイドなトップを持つANTARESは脊椎の柔軟性、骨盤の角度がスネークとブルの中間に相当するライダー(スパインコンセプト:カメレオン)向けのサドルです。
柔軟性とペダリング時の骨盤の回転が中間に相当するカメレオンライダーのために作られたANTARESは、サポートと柔軟性を備えたニュートラルなプロファイルサドルなので、多くのライダーにとって、最もパワースポットを見つけ快適さを維持することができるサドルです。更にカットアウトが追加されたことにより、圧迫感や麻痺による悩みが解消されるパフォーマンスロードサドルです。
ANTARES R3 OPENはカーボン強化ナイロンシェルと、軽く耐腐食性の高いk:iumレールを特徴としています。美しく耐久性のあるマイクロテックスカバーの下にあるコンフォートコアフォーム層は快適性を提供し、ライダーの敏感な軟部組織への圧力を回避し、解剖学的カットアウトによってすべての重量がサドルの全面に正確に支えられることで、更に快適性を増しています。
シェル:カーボン強化ナイロンシェル
カバー:マイクロテックス
レール:k:iumレール
カラー:ブラック
サイズ:274mmx140mm(レギュラー)
重量:215g(レギュラー)
価格:14,900円(参考)
Fizik (フィジーク) – Antares (アンタレス) R3 オープンサドル
旅はまだ続いています。下記記事もぜひご覧ください。
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