夏の避暑サイクリング第二弾。7月の祭日「海の日」に、陣馬山周辺の林道を、IRCから新発売されたシクロクロス用タイヤSERAC CX SAND Tubeless Xguardで走ってきました。
ルート
高尾駅〜小津林道〜醍醐林道〜和田峠〜栃谷坂林道〜大垂水峠〜高尾山口駅
小津林道
自宅を早朝に出発し、高尾駅まで電車輪行でワープ。高尾駅には7時半ぐらいに到着。まずは、小津林道を目指す。
小津林道は、片道わずか1.5kmの行き止まりの林道。全面舗装路で上り勾配は平均3.9%と緩く、朝一番のウォーミングアップには調度良い。
小津川に沿った小津林道は、日陰が多くてとても涼しい。林道上に「モリアオガエルの道」という表示があることから、自然が豊かなんだろうと思う。行き止まりまで進んで折り返し、名もない小さな峠を越えて陣馬街道へ進む。
醍醐林道
醍醐林道も、全面舗装道路。延長は6.9kmと長め。上り勾配は平均7.8%で標高差は463mだ。
この日は、和田峠の上にある陣馬山山頂で昼ごはんを作って食べるため火器や即席袋麺を用意していた。ラーメンを作るには500mlのお水が必要だが、和田峠に上り始める手前の自販機で買おうと思っていた。
しかし、生憎お水は売り切れていた。スポーツドリンクやお茶でラーメンは作れない。諦めて峠へ上り始める。
醍醐林道は、序盤に激坂があるが、そこさえ頑張ればあとは辛くはない。林道は樹木に覆われ日陰も多く涼しい。特に眺望もなく面白い道ではないが、静かなので僕は好きだ。
醍醐林道を上っていると、沢から染み出した水に群がる蝶を見つけた。蝶も暑いんだな、きっと。
醍醐林道を上り切ると、和田峠手前に100mほどのダート道がある。タイトルにある、IRC SERAC CX SAND Tubelessはここでようやく役に立った。このタイヤはなかなか優れていると思うので、もう少し使い込んでから詳しくインプレッションしたい。
和田峠の下でラーメン
和田峠に着くと、この日は峠の茶屋が営業していたので、サイダーと水を購入。これでラーメンが作れる!と意気込んだ。
和田峠から歩いて20分ぐらいのところに、眺めがよくて涼しい陣馬山の山頂があるので補給と休息をしようと思っていた。そこで茶屋の主人に、「山頂まで自転車を押して行きたいのですが、その道を通行していいですか?」と尋ねてみた。茶屋の脇に登山道があるのだ。
茶屋の主人は、「国定公園だから、登山道を痛める自転車を持っては行けない」と言った。なるほど、確かに。結局、山頂に行くことは諦め、峠から少し下った所でラーメンを作って食べた。蒸し暑い季節だけれど、高原の風が吹き抜ける峠で食べるラーメンは、とても美味しかった。
栃谷坂林道
標高690mの和田峠から相模湖側に標高差450mほどを下り、落合集会所のあたりから栃谷坂林道へ進む。栃谷坂林道のピークは標高約600mなので高差360mを上り返すことになる。
栃谷坂林道も全面舗装路。延長は10.9kmとこれまた長い。上り勾配は平均5.3%だ。
栃谷坂林道も序盤に激坂がある。全身の力を総動員しないと上れない峠道だ。残った力で粛々と高度を稼ぎ、ピークでは、フロントバックに入っていた補給食を食べて長めの休憩。暑い季節は、休憩をしっかりとると快適にサイクリングが楽しめる。
栃谷坂林道のピークから標高差400mを下り、国道20号線に出る。
大垂水峠
最後は、180mの標高差を克服して大垂水峠を踏み、高尾山口駅から輪行して帰京。
陣馬山周辺の林道をめぐる夏の避暑サイクリング。今回は、IRCから新発売されたSERAC CX SAND Tubeless xguardで走ってみました。舗装路もダート道も快適に走れるとても有能なタイヤでした。使い心地や耐久性などは後日アップ予定。
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