3回目となった恒例イベント「柳沢峠を越えて甲州にぶどうを食べにいくライド」。2016年は天候不順で中止となってしまったが、今年は台風15号が通過した爽やかな日に開催できた。
ルートは毎回同じ。青梅から奥多摩湖、丹波山村、柳沢峠を越えて山梨·勝沼までの距離84km、獲得標高1700mの行程(実際の走行ログは最下段に表示)。
青梅まで輪行、奥多摩から大菩薩ライン
06:46 新宿駅からホリデー快速おくたま1号・奥多摩行に乗車。
07:47 わずか1時間1分で青梅駅に到着。輪行最高(笑
車内が空いていれば食べようと思っていたコンビニ弁当は、混雑のため青梅駅までおあずけになった。

08:30 集合時間に全員揃ったので出発。台風一過の青空のもと青梅街道を多摩川上流部に向かって走り出す!

7kmほど進んだ軍畑駅入口の信号を左折して、川の右岸へ渡り県道45号線に乗り換える。交通量がぐっと減って静かになり、車列の前後で会話ができるようになる。

古里で川の左岸側へ渡り、再び甲州街道を走る。頭上を走る青梅線の終着駅の奥多摩駅を過ぎ、トンネルを幾つか通過すると、景色が徐々に山奥に来たなぁ、という雰囲気になる。

丹波山村
10:50 東京都唯一の郡である西多摩郡を抜け、山梨県の丹波山村に入った。

丹波山村は、山梨県の北東部県境、北都留郡の北西端に位置し、関東山地の南東部にあたる。村域の大半が山林地帯で、秩父多摩甲斐国立公園に属する場所だ。
11:30 40分ほど上り続け、道の駅たばやまで大休止。オートバイやクルマでドライブしている人がたくさん立ち寄っていて賑やかだった。僕はカレーライスを補給。
この日、The Peaksというイベントが行われていて、多くのヒルクライマーが、この大菩薩ラインを走っていた。知り合いも出走しているというので、スライドするライダーを都度チェックした。でも我々が道の駅で大休止している間にすれ違ってしまったようで、その後、会うことはなかった。
柳沢峠
13:43 柳沢峠手前のわらび餅を食べられる茶屋に到着。いろいろなわらび餅を注文したが、汗をかいたせいか、みな、柚子のわらび餅が一番美味しく感じたようだ。
いよいよ、柳沢峠へ。標高も上がってきて景色も良くなってきたので強度を上げてみる。汗が吹き出すが、カラッとした風がすぐにウェアを乾かした。

14:20 柳沢峠着。遠くの山がくっきりと見えている。でも生憎、遠方の富士山は雲の向こうだった。
新調したガーミンEDGE820を初めて使ってみた。起動も早く、表示もきれいだが、詳しいインプレッションは後日しようと思う。
勝沼ぶどう郷
15:22 標高差1000m以上もダウンヒルして勝沼ぶどう郷に着いた。

柳沢峠では肌寒く感じていた気温も、下ってしまえばぬるく生暖かい。さあ、目的地のブドウ農家を目指してもうひと踏ん張り。

勝沼ぶどう郷まで下りきってから、小刻みに続くアップダウンに一同碧々としながらも勝沼ぶどう郷駅前にたどり着く。もう少し下ればぶどう園だ。

15:53 目的地であるぶどう園の萩浜園に無事到着。

萩浜園ではいろいろなぶどうを試食させてもらった。いちばん好みなのはやっぱり藤稔。各々おみやげを購入してミッションコンプリート。
萩浜園から勝沼ぶどう郷駅まで上り返して、JR中央線で輪行して帰る。ちょうど新宿までの特別急行が来たが、満員のため乗車できず駅のホームでビールを飲みつつ夕暮れの気持ち良い時間を過ごす。

2017年も無事、柳沢峠を越えて甲州にぶどうを食べにいくライドが終了。次回はルートを短くしてもう少し山梨を楽しむ計画(笑)
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