3-10:小湊鐵道 朝生原踏切

【2024年版】小湊鐵道といすみ鉄道に沿って1泊サイクリング(2)いすみ市〜木更津

房総半島のローカル線、小湊鐵道といすみ鉄道の線路に沿ってサイクリング。(2)はいすみ市から木更津までの復路(2024/05/12)

ルートマップ(撮影ポイント付)

赤いラインが2024年に走った軌跡。赤いラインは2015年の時のもの。

「五氣里」で黒湯を楽しむ

1日目、五井駅を出発して小湊鐵道といすみ鉄道に沿ってサイクリングした後は、いすみ市にある「五氣里」に宿泊した。

五氣里
五氣里

「五氣里」では、地下300mからくみ上げた天然温泉の黒湯を楽しんだ。

黒湯
黒湯

夕食は部屋でバーベキューを楽しんだ。

そして、夜はカエルの大合唱を聞きながら眠りについた。

朝になり、再び黒湯に入り朝食を食べたらサイクリングに出発だ。

いすみ鉄道に沿って走る

県道174号〜県道82号〜国道297号線〜国道465号線

2日目は完全なトレースではないが、いすみ鉄道と小湊鐵道に沿ってサイクリングした。ゴールは木更津だ。

午前8時、五氣里を出発。農道のような道を南下し県道174号線を右折後は西に進行。

3-1:いすみ市下布施
3-1:いすみ市下布施

途中、2本松の前に白い鳥居が立つ場所があった。googleマップのレリックアイコンには「名熊の二本杉」とある。

文化財指定の説明板によれば「源頼朝がこの地で食事をとり、地面にさした箸が成長したもの‥‥」とあります。何とロマンのある伝承であろうか。

3-2:名熊の二本杉
3-2:名熊の二本杉

県道174号 勝浦布施大原線

しばらく南下し、勝浦市といすみ市を結ぶ県道174号 勝浦布施大原線に突き当たるので右折。

3-3:県道174号 勝浦布施大原線
3-3:県道174号 勝浦布施大原線

県道82号 天津小湊夷隅線

県道174号を右折した後は西に進み、勝浦市市野郷あたりで、鴨川市といすみ市を結ぶ県道82号 天津小湊夷隅線に合流した。

3-4:県道82号 天津小湊夷隅線
3-4:県道82号 天津小湊夷隅線

国道297号線(大多喜街道)〜国道465号線

県道82号に合流後も西に進んで行くと、今度は国道297号線(大多喜街道)へT字に突き当たった。そして、酒井商店という古びたお店がある比較的大きな交差点を右折して、国道297号線を夷隅川に沿って少しだけ走った。

突然、眼の前に赤い橋が現れた。

午前9時18分、ようやくいすみ鉄道と合流した。この場所は総元駅と久我原駅間になる。

3-5:いすみ鉄道の橋梁(総元-久我原)
3-5:いすみ鉄道の橋梁(総元-久我原)

橋梁を越えると今度は国道465号線へT字に突き当たった。左折してすぐ近くにある総元駅へ。前日に駅舎を撮り忘れていたのだ。

2-21:いすみ鉄道 総元駅
2-21:いすみ鉄道 総元駅
3-6:カーブする線路
3-6:カーブする線路

総元駅を通過した後は、前日とルートを変えて国道465号線を走行。このあたりは川に沿って道が曲がりくねっているが、線路も同じように曲がりくねっている。

小湊鐵道に沿って走る

午前9時46分、上総中野駅にピットイン。

2-18:上総中野駅
2-18:上総中野駅

上総中野駅を通過後は、前日訪れることができなかった養老渓谷方面へ行くために、すぐにあるT字の交差点を直線路から左折した。直進路も左折後も国道465号線のままだ。

3-7:国道465号線 伊保田
3-7:国道465号線 伊保田

小湊鐵道から離れて養老渓谷の2階建てトンネルへ

小湊鐵道から離れてしまうが、どうしても写真に収めたい場所があったので養老川方面へ。

国道465号線の老川十字路を右折して、県道81号線へ乗り換えるとその場所はあった。向山・共栄トンネルだ。

3-8:向山・共栄トンネル(二階建てトンネル)
3-8:向山・共栄トンネル(二階建てトンネル)

全長115mのこのトンネルは、東側を「向山トンネル」、西側を「共栄トンネル」と呼び分けている。かつては普通のトンネルだったようだが、アクセスの問題で「トンネルの出口がもっと下にあった方がよい」という理由から、下側の出口ができた。

この時、上にあった出口を埋め戻さずそのままにしたので、2階建てのトンネルという不思議な構造が出来上がったようだ。ちなみに反対側からトンネルを抜けてくると2階建て構造に気が付かないそうだ。

県道81号 市原・天津・小湊線

2階建てトンネルをカメラに収めた後は、再び県道81号線を進行。

県道81号 市原天津小湊線は、千葉県市原市牛久を起点とし、鴨川市天津を終点とする延長約36 kmの主要道路。愛称・清澄養老ラインだ。

3-9:県道81号 市原・天津・小湊線 戸面
3-9:県道81号 市原・天津・小湊線 戸面

朝生原踏切で再び小湊鐵道に合流

養老渓谷駅の手前の朝生原踏切で再び小湊鐵道に合流。すると踏切警報音がしたので、バイクを降りて待機した。

3-10:小湊鐵道 朝生原踏切
3-10:小湊鐵道 朝生原踏切

午前10時42分、養老渓谷駅に到着。

3-11:小湊鐵道 養老渓谷駅
3-11:小湊鐵道 養老渓谷駅
あさり飯のおむすび
あさり飯のおむすび

県道32号 大多喜君津線

養老渓谷駅通過後は、県道32号線へ乗り換えた。次の次の月崎駅手前までは、前日の往路と同じルートを逆走する。

下図は上総大久保駅近くの県道32号線。

3-12:県道32号 大多喜君津線 大久保
3-12:県道32号 大多喜君津線 大久保

県道32号線は、月崎駅手前でT字路となったが直進路を進んだ。

3-13:県道32号 大多喜君津線 川谷
3-13:県道32号 大多喜君津線 川谷

久留里線と平行に走る

午前11時30分、久留里に到着。ここからは、JR久留里線と小櫃川(おびつがわ)に並行して走った。

3-14:久留里
3-14:久留里

JR久留里駅の前は名水の水汲み場があるので小休止することにした。

3-15:君津市久留里観光交流センター
3-15:君津市久留里観光交流センター

久留里観光交流センターの建物に入ってみると、建物の中には房総の地酒がずらりと並んでいた。買って帰りたかったが、荷物になるので止めておいた。

3-15:君津市久留里観光交流センター
3-15:君津市久留里観光交流センター

県道145号 長浦上総線

久留里駅を通過した後は、県道145号線を走った。長浦上総線と言うらしいが、かずさグリーンラインという名称も使われるらしい。

3-16:県道145号 長浦上総線
3-16:県道145号 長浦上総線

県道145号線を北上して、木更津市下郡のあたりで左折。久留里線と小櫃川(おびつがわ)とお別れだ。

3-17:県道145号 長浦上総線 木更津市佐野
3-17:県道145号 長浦上総線 木更津市佐野

左折後は、圏央道に沿うように走った。

3-18:圏央道脇の小路(下り)
3-18:圏央道脇の小路(下り)

途中、圏央道を跨ぐために無駄な上りと下りがあった。

3-19:圏央道脇の小路(上り)
3-19:圏央道脇の小路(上り)

13時9分、木更津駅に到着。JR内房線で輪行して帰京した。

3-20:木更津駅 東口
3-20:木更津駅 東口

小湊鐵道といすみ鉄道に沿ってサイクリングしてみて

9年ぶりに房総半島のローカル線、小湊鐵道といすみ鉄道の線路に沿ってサイクリングをしてみた。コロナ禍や令和元年房総半島台風を経て、変わったところも多いかもしれないと思ったが、以外にもそんな心配は必要なかった。

ただ、小湊鐵道は現在、全線が存続しているが、利用者減少や老朽化に伴う財政支援の要請や一部区間の存廃議論が行われている。また、(2026年時点で運休をしている)いすみ鉄道は、2024年10月の脱線事故と枕木の腐食発覚を契機に、沿線自治体等で全線存続・一部存続・廃止を含めた検討が進められている。

小湊鐵道といすみ鉄道の沿線をサイクリングするのは楽しい。でもサイクリングではなく、営業運転に乗車することも大事なので機会を作って、また、訪れたいと思う。


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