photo 12:青鬼集落 展望広場

ついに北アルプスの絶景に会えた!白馬村を走るには5月がベスト!? 青鬼地区もサイクリング

夏に訪れる白馬村から見た北アルプスはいつも雲の中だった。しかし、5月に行ってみたらどこからでも北アルプスを眺望できる絶好の季節だった。白馬村の絶景を巡った(2026/5/16-17)

白馬村の絶景ポイントマップ

下図のカメラアイコンがついたポイントは、記事の画像を撮影した場所と連動している。

買い出しとチェックイン

今回は2泊3日で白馬村に滞在。宿泊は一等貸切のヴィラ(シャレー)。食材はすべて白馬村で調達して食事は自分たちで賄なった。

photo 01:藤森酒店
photo 01:藤森酒店
photo 02:大国屋 本店
photo 02:大国屋 本店

酒は藤森酒店、肉は大国屋 本店、その他はハピア A・コープが馴染みの店だ。

photo03:ハピア A・コープ 白馬店
photo03:ハピア A・コープ 白馬店
photo 04:D+CHALET
photo 04:D+CHALET

宿泊先はD+CHALET。冬期は外国人が利用する高級コンドミニアムだが、今回はで仲間たちとオフシーズン料金で利用した。

photo 04:D+CHALET
photo 04:D+CHALET

白馬村の絶景巡り

翌日曜日は雲ひとつ無い青空。バイクフライデーで白馬村の絶景巡りへ出発した。

photo 05:あぜ道から北アルプスを望む
photo 05:あぜ道から北アルプスを望む

松川橋

松川橋は白馬三山を眺めることができるスポット。 今回は通らなかったが、松川左岸側の橋の下には松川河川道路があり、クルマの少ない幅の広い道をアルプスを正面に見ながら走ることができる。

photo 06:松川橋からの北アルプス
photo 06:松川橋からの北アルプス

鉄道風景としても絶景ポイント「第一姫川橋梁」

姫川第二ダムのすぐ北側には、JR大糸線の第一姫川橋梁がかかっている。

photo 07: 姫川第二ダム
photo 07: 姫川第二ダム

JR大糸線の「第一姫川橋梁」は、歴史的なトラス橋。1912年製のアメリカ製鋼材を使用した貴重な「土木遺産」で、北アルプスの壮大な山々を背景に姫川を渡る絶景の鉄道撮影スポットとして知られている。

第一姫川橋梁とは

photo 08:姫川第二ダムから見た第一姫川橋梁
photo 08:姫川第二ダムから見た第一姫川橋梁

いったいどこが絶景ポイントか分からなかったが、とりあえず、青鬼(あおに)伝統的建造物群保存地区へ上がっていった。

第一姫川橋梁
第一姫川橋梁

青鬼(あおに)伝統的建造物群保存地区への上り道は10%超の激坂。時々押し歩きをしながら進むと、道路脇に駐車するクルマがあった。これは臭い!

案の定、三脚を立てた鉄道写真家がふたりが望遠レンズを北アルプスに向けていた。その景色は、まるで北アルプスからやってきた列車が橋梁を潜って手前にカーブして出現するという絶妙の構図だった。

photo 09:主役のいない第一姫川橋梁と大糸線
photo 09:主役のいない第一姫川橋梁と大糸線

時刻表を調べるとあと17分で電車が通過する。しかし、炎天下で電車を待つ気分になれなくて先に進んだ。しかし、後になって電車を待てばよかったと後悔した。

圧倒的なスケールの「山岳景観」。青鬼の棚田と北アルプス

青鬼(あおに)伝統的建造物群保存地区は、長野県北安曇郡白馬村にある、日本の原風景がそのまま残る美しい山村集落。「青鬼」と書いて「あおに」と読み、2000年(平成12年)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。

photo10:青鬼地区への上り道
photo10:青鬼地区への上り道

集落には、江戸時代末期から明治時代に建てられた14棟の伝統的な民家がある。もともとは茅葺き屋根だったが、現在は火災から守るために鉄板で覆われてる。

photo 11:白馬村青鬼伝統的建造物群保存地区
photo 11:白馬村青鬼伝統的建造物群保存地区
photo13:青鬼地区の石仏
photo13:青鬼地区の石仏
photo14:お善鬼の館(旧降籏家住宅)
photo14:お善鬼の館(旧降籏家住宅)

集落の東側には、石垣で組まれた棚田が広がっている。標高約760メートルの山腹に位置する青鬼集落からは、谷を挟んだ向こう側に五竜岳や鹿島槍ヶ岳といった北アルプスの雄大な山々がそびえ立つ。日本の伝統的な農村風景と圧倒的なスケールの山岳美がセットで楽しめるのが、青鬼ならではの魅力。このセットをはじめて写真に収めることができた。

photo 12:青鬼集落 展望広場
photo 12:青鬼集落 展望広場

松川大橋からの五竜岳

松葉大橋からは「五竜岳」を正面に据えた美しい構図の写真が撮影できる。ここも何度も撮影したが、北アルプスがくっきりと写ったのは始めて。

photo 15:白馬松川大橋から見た松川と北アルプス
photo 15:白馬松川大橋から見た松川と北アルプス

のどかなに広がる白馬村の田園風景

白馬村には非常に美しい、のどかな田園風景が広がっている。標高約700メートルの平坦地(盆地)には広大な水田地帯があり、日本の伝統的な農村の風景が今も大切に残されている。

photo 16:白馬村の田園風景
photo 16:白馬村の田園風景
白馬村の境界杭
白馬村の境界杭
photo17:水車越しの北アルプス
photo17:水車越しの北アルプス

大出公園

大出公園から望む「北アルプス」と「姫川(ひめかわ)」の景色には、他にはない唯一無二の魅力がある。

遠景には北アルプス・白馬三山がそびえ立ち、中景には姫川の美しい流れと、そこに架かる「大出吊橋」、近景には茅葺き屋根の古民家(下図には写ってない)があって、まさに絵に描いたような「日本の原風景」がある。

photo18:大出公園(姫川と北アルプス)
photo18:大出公園(姫川と北アルプス)
photo18:大出公園(姫川と北アルプス)
photo18:大出公園(姫川と北アルプス)

県道322号白馬岳線からの絶景

県道322号白馬岳(しろうまだけ)線は、白馬駅の近くから北アルプスの懐深くにある白馬岳の登山口「猿倉(さるくら)」までを結ぶ、全長約10kmの山岳道路。

一般的な平地からの眺めとは異なり、山に吸い込まれていくようなダイナミックな景観が魅力だ。

photo19:白馬岳線からの北アルプス
photo19:白馬岳線からの北アルプス

途中にある「珈琲せんじゅ」はいつもの立ち寄りポイント。自家焙煎コーヒーと薪窯で焼く自家製酵母パンがいただけるお店。

photo 20:珈琲せんじゅ
photo 20:珈琲せんじゅ

アイスコーヒーで一服。窓枠で切り取られた北アルプスの山々がまるで絵のようなだ。マフィンをお土産にして再出発。

photo 20:珈琲せんじゅ
photo 20:珈琲せんじゅ

県道脇には、スノーピークの「ランド ステーション白馬」もある。

photo 21:スノーピークランド ステーション白馬
photo 21:スノーピークランド ステーション白馬

白馬産100%の蕎麦粉を使ったそば

ランチは蕎麦処りきでいただいた。

蕎麦の名産地・白馬村にあるこのお店は、白馬産の蕎麦粉のみを使用し、職人が手作りする本格蕎麦を提供している。挽きたての蕎麦粉を使い、石臼で丁寧に挽いた蕎麦は風味とコシが抜群だ。

photo 22:蕎麦処りき
photo 22:蕎麦処りき

蕎麦の量を150g(標準)、200g(+250円)、300g(+810円)、400g(+1,380円)、 500g(+1,850円)の中からから選べるのもうれしい。蕎麦ガレットや蕎麦粉が入ったおやきもいただける。

ざる蕎麦(杓子/200g)
ざる蕎麦(杓子/200g)
おやき
おやき

D+CHALET

D+CHALETは、木造2階・1棟建ての貸切ヴィラ(シャレー)。ベッドルームが4つもあってグループでの利用に適している。今回は3グループで宿泊した。

photo 04:D+CHALET
photo 04:D+CHALET

ヴィラの大きな窓からは北アルプスなどを一望でき、モダンなインテリア、こだわりの音響や厨房設備などが充実しており非日常空間を満喫できた。

photo 04:D+CHALET
photo 04:D+CHALET
photo 04:D+CHALET
大国屋本店で買った牛肉(信州牛)のステーキ
大国屋本店で買った牛肉(信州牛)のステーキ

おまけに嶺方峠(白沢洞門)へ

帰京する朝、じてんしゃ三昧号(アウトバック)で嶺方峠(みねかたとうげ)へ上がった。

嶺方峠は、長野県長野市鬼無里と白馬村の境にある標高約1,100メートルの峠。白沢峠や白沢洞門とも呼ばれ、トンネルを抜けた瞬間に北アルプス(後立山連峰)の大パノラマが広がる絶景スポットとして、サイクリストやバイカーの人気を集める人気スポット。この日も朝早くからバイカーと撮影場所の争奪戦が繰り広げられた(笑)

photo 23:嶺方峠(白沢洞門)
photo 23:嶺方峠(白沢洞門)

峠の白馬村側に道路が崩落した場所があった。

嶺方峠(白沢洞門)近くの道路崩落箇所
嶺方峠(白沢洞門)近くの道路崩落箇所

白馬村の本物の絶景を見たいなら

これまで白馬村には、夏季に避暑サイクリングに訪れることが多かった。当然、夏場は大気が霞むので北アルプスがくっきり見えることはなかった。しかし、今回、5月中旬に訪れた白馬村には全く違う絶景が広がっていた。インスタグラムなどでその美しい景色を見たことはあったが、実物はやはり違った。白馬村の本物の絶景を見たいなら4月から5月に訪れるべきだろう。今回、身をもって知る良い機会となった。


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