刈場坂峠 813m

奥武蔵グリーンライン 天目指峠〜刈場坂峠〜定峰峠

連休3日目は、名峠シリーズということで、笹子峠を越えて黒野田林道でも走ろうかと思っていましたが生憎の雨模様。知らない土地で雨に降られるのは嫌なので、雲行きを見て行き先を奥武蔵グリーンラインに変更(2012/9/17)

ルート

西武池袋線で飯能駅まで輪行して、飯能駅を8時にスタート。いつもなら国道299号の吾野から顔振峠に上がっていくのですが、今回は県道70号線から天目指峠を越えて刈場坂峠へとルートを変えてみます。

Dist:59km, Total Assent:1,074m
Dist:59km, Total Assent:1,074m

ここは県道53号線と70号線の分岐。

多摩川CRから青梅を経由して小沢峠を越えてくるとここに出てきます。ここは、ナカさんの「名栗こみオフ」でよく来るところでもあります。

県道53号線と70号線の分岐
県道53号線と70号線の分岐

やや交通量のある勾配の緩い県道70号を走っていると、右手に天目指峠への上り口が現れます。ここからは斜度がぐっときつくなります。

天目指峠への上り口。県道395号線
天目指峠への上り口。県道395号線

天目指峠へは、静かな峠道を上っていきます。ところどころ10%を超える箇所がありますが距離は長くはありません。

天目指峠

天目指峠 標高480m
天目指峠 標高480m

天目指峠は、「あまめざすとうげ」と読みます。

その名の由来は、看板の表記によると「天目指峠の由来は、天目はアマメと読み、これはこの付近の方言で豆柿を意味しています。

豆柿というのは、山地に自生する親指頭大の熟すると紫色になる柿の一種で、このあたりは柿が非常に豊富であったということです。

また「指」とは、山地で行われる原始的耕作法で、山を焼いてそのあとに種をまく焼畑のことです。」とのこと。

天を目指す峠じゃなくて、「焼き畑して豆柿を植えていたところ」なんですね。

さて、お次ぎは刈場坂峠です。いったん240mほど下り国道299号線に出ます。

すると、なんと国道を猿が歩いていました。クルマの往来もあるのにノシノシと。

目撃現場w
目撃現場w

西武秩父線の正丸駅を過ぎ、正丸トンネルの手前で右手に折れます。刈場坂峠への上り口です。ここからいっきに約600m上ります。

刈場坂峠への上り口
刈場坂峠への上り口

静かな峠道には、気持ちのよい風がふいていました。


あそこまでのぼるのか
あそこまでのぼるのか

もう秋はすぐそこまで来ている、そう感じました。

腹の底に力を入れて、上半身も意識して体幹を使ってペダリングして上っていきます。

こうすると脚だけで漕いでいるよりもスムースに坂を上がっていきます。しかし、全身の筋肉を総動員するので長くはもちません。このへんはトレーニングを続ければ解消されるんでしょうか。

静かな峠道
静かな峠道

刈場坂峠

見晴らしのよい刈場坂峠に出ました。ここで持参した豆大福を補給

刈場坂峠 813m
刈場坂峠 813m

少し下って白石峠へ。そして、定峰峠へ。今回、白石峠から先は初めて走るところです

にぎやかだった白石峠
にぎやかだった白石峠

定峰峠

定峰峠です。茶屋もありました。

何でもそろってます
何でもそろってます

畳がひいてある腰掛けに梅を漬けた瓶を発見したので、おばちゃんにひとつもらいます。カリカリとした食感の梅でした。前日に60粒買っていった人もいたとか。

カリカリ梅 50円
カリカリ梅 50円

定峰峠からダウンヒルはワインディングの連続で実に楽しい!

路面も滑らかなので気持ちよかったし。カフェレーサータイプのオートバイや2シーターのクルマが走っているのも納得です。

西武秩父駅
西武秩父駅
西武池袋線
西武池袋線

駅で遅めの昼食をとり西武池袋線で輪行して帰宅。
走行距離:59km, 獲得標高:1,074m


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