奥武蔵グリーンラインを通して走ってきました。もっと早く、新緑の頃に訪れたかったけれど6月になってしまった。
奥武蔵グリーンラインって?
ところで、そもそも奥武蔵グリーンラインって、どこからどこまでなの?と思ったので調べてみると、wikipediaには下記のように記載があった。
県道30号線の毛呂山町小田谷から県道186号線に入り鎌北湖に至り、林道権現堂線・林道奥武蔵2号線・林道奥武蔵1号線・林道奈田良線などを経て県道11号線の定峰に至る林道コースの総称である。
僕は、だいたい東吾野あたりまで国道299号線で行って、顔振峠に上がって省略コースを走るパターンが多かったのだが、この日はフルコースで走ってみようと思った。今回走ったのは下記のコース。
飯能駅から鎌北湖へアプローチ
都心から電車を乗り継いで、飯能駅に着いたのは午前8時。駅前の牛丼店で腹ごしらえをして出発。コンビニで飲料水と補給食を調達する。奥武蔵グリーンラインにはお店など無いのだ。
まずは県道30号線で北上して鎌北湖を目指す。この区間は、路肩が無い狭い一般道をクルマと一緒に走るので神経を使う。毛呂山町から林道権現堂線に入る。
林道権現堂線は、クルマがいない静かな林道。ここから上りが始まるが、のんびりとマイペースで走れるので快適だ。上り始めるとすぐに鎌北湖に着く。
遠回りして緩やかにアプローチ #奥武蔵グリーンライン #峠めぐり #ヒルクライム #ヒルクラ
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この日、林道権現堂線はトレールランナーが多かった。勾配が緩やかな所は自転車に乗っている私のほうが速いのだが、勾配がきつくなると「タッタッタッ」という足音が背後から聞こえてきてランナーにパスされてしまう。
トレールランナーと「抜きつ抜かれつ」の攻防を繰り返していると、やがて奥武蔵グリーンラインの最初の峠である「顔振峠」に着く。
顔振峠、飯盛峠、檥峠、刈場坂峠
奥武蔵グリーンラインは、最初の顔振峠が標高500m、次の飯盛峠が770m(本当は間に傘杉峠550mがある)、その次の檥峠が760m、ピークの刈場坂峠が880mというようにずーっと上り基調だ。
奥武蔵グリーンラインの特長は、尾根道だから風通しがいいところ。さらに春夏は樹木の葉が道を覆うように茂っているので、直射日光を遮ってくれて涼しいところだ。奥武蔵グリーンラインを自転車で走るのに最適なシーズンは、梅雨が来る前の5月、6月なのである。
今回走っていてちょっと残念だなと思ったのは、狭い林道をオートバイがスピードを出して走っていることだ。ハイカーや、トレールランナー、サイクリストが多いこの狭い林道をなぜあの速度で走るのか理解ができない。ミラーがないブラインドコーナーで我々バイクを無理やり追い越す神経もわからない。対向車が来ていたらどうするつもりなんだろう。
案の定、未熟な運転者が刈場坂峠の手前でオートバイ同士の接触事故を起こしていた。楽しいはずのツーリングが台無しになっただろうに。「ここは林道です。走行スピードは20km/h以下で安全運転を!」っていう看板がたくさんあったのに見えなかったのかな。
大野峠、白石峠、定峰峠
刈場坂峠には、軽自動車の移動カフェがある。ギターを弾いてくれる時もあるユニークなご主人なのだが、お客さんの多いこの時期は仕事が忙しいのか無駄話をしてくれない。アイスコーヒーをごちそうになり、刈場坂峠を下る。大野峠、白石峠、定峰峠と次々にパスハンティング。
#定峰峠 #大野峠 #白石峠 #奥武蔵グリーンライン #峠めぐり #ヒルクライム #ヒルクラ #パスハンティング
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林道秩父高原線で釜伏峠、二本木峠、秩父高原牧場へ
刈場坂峠から、大野峠、白石峠と下り、県道11号線の定峰峠で奥武蔵グリーンラインが終わる。飯能を出発して約40kmの行程だった。時間はちょうど12時。まだ、脚も残っていたので調べてあった林道秩父高原線へ進む。
林道秩父高原線は、賑やかだった奥武蔵グリーンラインとは対象的に静かな道だった。サイクリストとも殆ど会わないくらい交通量は少なかった。
釜伏峠、二本木峠とパスハンティング。
遅い昼食にもありつけ、秩父へ下ってこの日のライドは終了。
良かった、昼飯にありつけた #奥武蔵グリーンライン #峠めぐり #ヒルクライム #ヒルクラ #パスハンティング
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梅雨前の気持ちいよいパスハンティングを楽しめました。走行距離:69km 獲得標高:1700m
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