「夏休みだから普段なかなか行けない峠に行ってみたい」、「涼しいところを走りたい」ということで夏の休暇を使って信州をツーリングしてきた(2012/08/16)
目次
さて夏休みはどこへ行こうか?
自分はどこが素敵な峠なのか知らないので、そんな時は買いためた自転車雑誌をひっくり返す。そして、あれこれと悩む。これが一番楽しい時間。
2012年の行程
DAY1 : 東京〜(長野新幹線)〜長野駅〜大望峠〜嶺方峠(白石峠)〜白馬〜信濃大町〜
(JR大糸線輪行)〜松本駅
DAY2 : 松本駅〜扉峠〜松本駅
DAY3 : 松本駅〜塩尻峠〜諏訪湖〜(JR中央線輪行)〜東京
DAY1 ルート
DAY1 アクティビティ
七曲がり
長野駅の北口から走り出し、善光寺の脇をちょっと入ったところから、上り道が始まりました。しかしここは、自転車乗りにとって最悪の道路。
10%から15%くらいの傾斜が続き、蜂の巣模様のコンクリートが走りにくいのと、路肩が無いうえにクルマが引っ切り無しに通行するのでうるさいのと、暴音のためなのか屋根があるため排気ガスが充満する最悪の道路だった。
辛い、怖い、臭いの三重苦の上り坂で、出鼻をいきなり挫かれましたが、この体験がこのあと意外な効果を発揮する。
戸隠バードライン
5〜8%の上りなら、快適に感じた(笑
こんなのぜんぜん快適!クルマが少ないし、排気ガス臭くない!
一向に斜度が緩まない戸隠バードラインを粛々と上っていると、やがて戸隠に着きました。
戸隠と言えば、おそば
去年の「オフ会・直江津集合!2011」では、同じコースを走って陽ちゃんと一緒にそばを食べたんだった。
さて、おそばの後は戸隠神社の方には行かず、県道36号線方面へ左折します。
大望峠
そう、この先には、この日のメインイベントである大望峠が待っている。鬼無里(きなさ)という、のどかな山里に入るとその峠は待っていた。
こんな景色に出会うと、あぁ自分は旅をしてきたんだな、長い峠道を上ってきたんだな、と感じる。ほんとうに素晴らしい眺望の峠。
鬼のいない里、鬼無里
さて、いったん里に下りるために300mほど下りる。すると不思議な名前の地名が現れた。
鬼のいない里、鬼無里(きなさ)。花に溢れたのどかな集落だが、なぜか神秘的な感じがする場所。この地区には多くの伝説が残っているようです。
嶺方峠(白沢峠)
再び400mほど上り返す。するとトンネルが現れ、抜けると絶景が待っていた!嶺方峠(白沢峠)だ。
目の前は、さきほど大房峠で遥か遠くに見えていた北アルプス。この日はあいにく山頂に雲がかかっていたが、素晴らしい眺望だった。
あいにく到着したのが14時45分と遅い時間だったので、北アルプスが逆光で見づらかった。ここは、午前中に到着したい峠です。
その後はダウンヒルを楽しみ、しばらくすると白馬駅に着いた。駅横に設置された足湯に入り、少し休憩をしてから再び走り出した。
信濃大町駅から輪行
信濃大町駅で大糸線に乗り込んだ。
電車が来るまで少し時間があったので、駅前にあった「酒の大町」という信州の地酒のお店をのぞいてみると、懐かしい「白馬錦」がずらりとラインナップされていた。
そのなかで新聞紙に包まれたパッケージ一升瓶があり、「美味そうだな」と小さな声で独り言を言ったら、お店のご主人が「やばいよ、それは」と話し出し、しばし日本酒談義。
その日本酒は、このお店でしか扱っていない商品らしく、「白馬錦 生づめ 原酒」という表記に惹かれ、一本購入して宅配便で自宅に送った。こういうお酒との出会いが楽しい!
松本
信濃大町駅からしばらく電車に揺られると松本駅に到着。まずはビジネスホテルにチェックインして、シャワーで汗を流し居酒屋に直行。
続く
「走れ銀座!BD-1で自転車通勤」より転載
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