じてんしゃとクルマを組み合わせて夏の信州へ2泊3日の小旅行。(2)は白沢洞門と中山高原へのヒルクライム(2023/07/16)
旅の計画
新幹線を利用して長野県にアクセス。クルマで小川村や白馬村エリアまでじてんしゃを輸送してサイクリングを楽しんだ。
区間 | 移動手段 | |
1日目 | 東京駅〜長野駅(往復) | 北陸新幹線 |
長野駅〜道の駅おがわ | クルマ | |
道の駅おがわ〜中条〜道の駅おがわ | じてんしゃ | |
道の駅おがわ〜白馬村 | クルマ | |
2日目 | 白馬村〜サンサンパーク白馬 | クルマ |
サンサンパーク白馬〜白沢洞門(往復) | じてんしゃ | |
サンサンパーク白馬〜ぽかぽかランド美麻 | クルマ | |
ぽかぽかランド美麻〜中山高原(往復) | じてんしゃ | |
ぽかぽかランド美麻〜白馬村 | クルマ | |
3日目 | 白馬村〜黒菱林道〜黒菱平(往復) | じてんしゃ |
白馬村〜長野駅 | クルマ |
撮影ポイント付きルートマップ
2日目はブルーのラインを走行。
シックスホイールとは
「自転車=2輪」と「クルマ=4輪」の6輪でレジャーを楽しむことをシックスホイールと言うらしい。コロナ禍で公共交通機関での移動が敬遠されてきたこの何年かで聞くようになった言葉だ。シックスホイールとは、車に自転車を積んで遠出して、現地で自転車を走らせて楽しむこと。
白沢洞門(嶺方峠)へ
2日目は、滞在している白馬周辺を走ってみることにした。午前中は白沢洞門へ上るためにサンサンパーク白馬へクルマで移動。駐車場にクルマを駐車してバイクを下ろして走り出した。広い駐車場には車中泊のクルマが何台か停まっていた。
![01:サンサンパーク白馬前の農道](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230715_230115317-1024x576.webp)
まずは、白沢洞門への上り道である国道406号線へアクセスするため町道を走った。直線的に急勾配を上がっていく感じのこの区間の平均勾配は7.9%。240mほどの高度を稼いだ。
![02:県道406号線の手前](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230715_232643011-1024x576.webp)
国道406号線は、山の斜面に沿ってクネクネとした道を上っていく峠道だ。
![03:県道406号線](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230715_232932906.MP_-1024x576.webp)
国道406号線にアクセスしてから白沢洞門までの区間の平均勾配は5.5%。150mほどの高度を稼ぐと峠に着く。
峠にはトンネルがあり、白沢洞門という名称となっている。
白沢洞門(嶺方峠)は、絶景スポットとなっており、ここから白馬村方面を望むと、北アルプスの鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳・白馬鑓ヶ岳・杓子岳と、北アルプス後立山連峰の名峰が一望できる。
しかしながらこの日は下図のとおり雲に隠れて見えなかった。雲が発生しやすい夏場に絶景を拝むのは難しいことはわかっていたがトライしてみた。
やはりここは春先に来て、雪解けで山肌に現れる模様付きの峰々を見るべきであろう。
![04:白沢洞門(嶺方峠)](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230715_235203259-1024x576.webp)
四角い形のトンネル出口の手前には、改修前の丸い形の出口が残っている。
![丸いトンネル時代の名残り](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230715_235401845-1024x576.webp)
白沢洞門(嶺方峠)と言えば、この丸い出口の形でトリミングされた北アルプスの景色が有名ですが、現在は四角い形で切り取られている。
![北アルプスはこの日も姿を見せず](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230715_235540373-1024x576.webp)
さて、峠を下って白馬村へ戻る。
![05:県道406号線峰方](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230716_001007970-1024x588.webp)
白馬村をポタリング
陽が高くなる前に白馬村を少しポタリングしてみた。
大出公園も絶景スポットとなっている。姫川越しに冠雪した北アルプスを望めるビューポイントなのだ。
![06:大出の吊橋](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230716_002754541-1024x576.webp)
大出公園の周りは水路が多く、波々と流れる雪解け水は清涼感がある。
![07:大出の水路がある道](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230716_003206287-1024x576.webp)
![08:姫川沿いの道](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230716_003732341-1024x576.webp)
白馬には下図のようなサイクリスト向けのサインがあり、目的地への方向を示してくれている。上り下り、平坦などの道の状況まで示してとても親切なのだが、町全体を把握できるようなマップがどこにも掲示されていないのでどこに何があるか分かりづらい。
![09:白馬オリンピック大橋手前](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230716_005643218-1024x576.webp)
姫川沿いにはサイクリングロードを少しだけ走り、県道31号線でサンサンパーク白馬へ戻る。
中山高原へヒルクライム
サンサンパーク白馬まで一旦戻り、クルマでぽかぽかランド美麻まで移動。今度は中山高原に行ってみることにした。
じてんしゃで移動しても良いぐらいの距離だが、クルマを使うことで時短ができる。旅先で予定がつまっている時などは、このシックスホイールによる時短は時間を有効に使えて便利だ。
![10:県道497号 美麻八坂線](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230716_015703360-1024x576.webp)
中山高原へは県道417号線で上っていく。クルマの少なくとても静かだが、平均勾配4.7%が続く上り道だ。
![11:大町市 美麻 大藤](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230716_022715326-1024x576.webp)
ちなみにこの県道497号は、Googleマップに「アルプス展望ルート」と表示されている。中山高原方面に上る場合は、右手後方にアルプスが展望できる。
美麻 二重で県道497号を離れ右手の道に入っていく。
![12:大町市 美麻 二重](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230716_023458703-1024x576.webp)
県道393号線に合流するとだいたい上りは終わり。中山高原手前まではあと少しだ。
![13:県道393号 小島信濃木崎停車場線](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/09/PXL_20230716_024555658-1024x576.webp)
県道393号線と県道31号線の交差点に美郷という蕎麦屋があったので、軒先で少し休ませてもらった。
「持ち帰り用の生そばあります」という張り紙を見つけたのでお店の人に声をかけてみた。
持ち帰り用のそばはありますか?
お店に出す分で手一杯なので今日はありません
確かにランチ時だったので並んで待っている人が何人かいた。他にも何店か蕎麦の店があったが、どこも待っている人が店の外に溢れていた。どうやら美麻新行は、良質の蕎麦が育つ里のようだ。
![14:大町市美麻 新行](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230716_025246380-1024x576.webp)
さてそれでは中山高原へ、と思ったが、以外に暑かったことと空腹でこれ以上のぼる気分になれなくて行くことを止めた。中山高原にはまた来ればいい。
![15:県道31号 長野大町線](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230716_025841116-1024x576.webp)
県道31号長野大町線を下り美麻ぽかぽかランドへ戻ってこの日のライドは終わり。
![16:長い下り坂](https://jitenshazanmai.jp/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230716_030505591.MP_-1024x576.webp)
(3)へ続く
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