6月の第一週に行われる「神奈川グランフォンド2012」。予定が合わないため出走できないので事前に一人で走ってみた(2012/5/19)
6月の第一週に行われる「神奈川グランフォンド2012」。距離200kmに対して、獲得標高が4270mという超級山岳コースで行われるこのイベント。自分は09年と10年に出走して、いずれも完走できませんでした。
今年こそは!と思ってましたが、開催する日は青森でクロマニアのイベントに参加するため出走できません。ならば、ということでひとりで走ってみました。完走が目的ではなくて、どこまで行けるかな?って感じで。
伊勢原駅北口スタート
出発地点は伊勢原駅北口。7時ちょうどに走り始めました。
Garminに電源を入れて、ルートを読み込んでいざスタート!と思ったらルートが表示されません。ルートラボから拾ったGPXデータに不具合があるのか、僕のEDGE800が壊れているのか、とにかくルートが出ません。仕方が無いのでスマートフォンでルートを確認することにして走り出します。
日向林道
まずは日向林道の激坂を上がります。そして、なだらかに続く林道を走ると岐路が現れます。いつもはここを左に曲がるんですが、この日はなんとなく直進します。
で、行き止まりw
なんとなく進むと結果は当然こうなるわけですね。引き返して先ほどの岐路を右折します。
浅間山林道
続いて 浅間山林道。天気がよくて、静かで、鳥のさえずりが気持ちよくて昼寝がしたくなりましたが先は長い。
そして、せっかく上がった高度をいったん下げ蓑毛に出ます。
ここからはヤビツ峠を目指して進む。タイムトライアルをしているローディーが次々に僕を抜かしていく。みな「ハァハァ」と息があがっていますが、僕はマイペースで上がって行きます。
ヤビツ峠に着くと、バス停には登山者とローディが溢れていました。こんなにぎやかなヤビツは初めて。
表丹沢林道
次はヤビツ峠をいったん裏側に下って、表丹沢林道へ入ります。
このへんから普段あまりは知らないので不案内な道になります。不安・・・
誰もいない静かな林道をひとりで走っていると、しゃべることもないので耳に入るのは、鳥の声や葉の音だけ。だんだんと感覚が研ぎ澄まされて自然の中に溶けこんでいく感じがあり、サイクリングしているというより、森を彷徨っているよう。
何時間もたった一人で林道を進んでる時、林道の脇から「ガサッ」という音と共に大きな物体が出てきて思わず大声が出るところだったけど、ただの登山者だった。口から心臓が出てきちゃうかと思った。
以前も走ったことがあるこの表丹沢林道。けっこう土砂や岩や木の枝、小石が散乱していて走りにくい。アスファルトが痛んでて進行できないところもあった。
やがてゲートがあらわれて、表丹沢林道が終わりました。
相変わらずルートが表示されないEDGE800。スマホで現在地を確認しようと思ったが電波が弱くてroutelabを上手く読み込んでくれない。仕方が無いので勘で行く。
下図の左がヤビツ峠から来た道。右がダートの下り坂。
そして背中側の進行方向はダートの緩い上り坂。
さぁ、どっちにいくか?
ダートの下りを選びました。何となく。
ダートの下り坂は、それは素晴らしい道でした。石がゴロゴロするダート道を高低差400m下りました。おしりをサドルから上げて、ホイールを一回転ずつ慎重に回しながら!
ダートを下り始めたとき、マウンテンバイクで上ってきた人がいて
「ずっとこんな感じですか?」って聞いたら「ずっとこんな感じです」って答えられ
さらに「アスファルト道路に出ますか?」って聞いたら「出ますよ」ってことだったので、黙々と下りました。
秦野戸川公園でDNF
人里に出た。この時点で丹沢湖へのルートを大きく外れたと思い込んでDNFしましたが、実はここを下って三廻部という町に出て、寄(やどろぎ)から再び林道を上がれば丹沢湖へのルートだったのです。残念無念。。
神奈川グランフォンドはまた挑戦することにしました。
川西屋酒造店へ寄り道
まだ時間が早かったので、山北の酒蔵にお酒を買いに行ってみることに。。。
「隆」で有名な川西屋酒造店に行ってみました。川西屋分店に電話すると、どうぞいらしてください、ということだったので伺った。
「隆」は残念ながら売っていませんでした。醸造元には売っていないとのことでした。丹沢山の純米酒を購入。
今度、寄(やどろぎ)からスタートして大観山まで走ってみたいと思います。
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