菜の花@渥美半島

じてんしゃでお伊勢参り385km(3)浜松〜渥美半島~伊勢神宮

受験を控えた子供のためにじてんしゃで伊勢神宮へ行く「お伊勢参り385km」。(3)は浜松から渥美半島、伊勢神宮までのエピソード(2009/1/4)

(3)浜松〜渥美半島~伊勢神宮

7:05a.m.弁天島スタート

カップラーメンと缶コーヒーの補給。スロットマシンの音が鳴り響くゲームセンターで1時間半の睡眠。44歳にもなって。。。

顔を洗って軽量化をすませ午前7時に再スタート。

5:10am@弁天島オートレストラン&ゲームセンター
5:10am@弁天島オートレストラン&ゲームセンター
7:05弁天島出発
7:05弁天島出発

暖まった体にムチを打ち店の外に出てペダルを漕ぎ出した。相変わらず気温が低いし、風がさらに強くなっていた。

国道1号から国道42号線に乗り換え、表浜街道を海岸伝いに進んだ。渥美半島縦断の始まった。

日の出@弁天島
日の出@弁天島

向かい風の渥美半島

国道42号線は地図で見るとフラットに思えたがとんでもない間違い。半島の先端にある伊良湖岬まで、ずーっと緩いアップダウンが連続する道路だった。

しかも沿岸部ではもろに遠州灘の風を受けた。今回はずっと強い向かい風だった。

豊橋市に入る
豊橋市に入る

下図のような感じのアップダウンが続く国道42号線。沼津で生したひざ痛が徐々に増していて、この頃にはほとんど踏んばることができなくなっていた。

上ってぇー
上ってぇー
そして下って上ってぇー
そして下って上ってぇー

本来なら緩いアップダウンなので、下りで加速した勢いで上り、最後はダンシングで乗り切る、なんてことができるのだが膝に力が入らないから、惰性でだらだら走ることしかできない。

しかも強烈な向かい風なので押し戻される。漕ぐ力を弱めると完全に止まってしまう、なんて場面も多々あった。

菜の花@渥美半島
菜の花@渥美半島

もう、前に全然進まない。

メーターの数字はちっとも増えないし、いつまでたっても道路標識は「伊良湖岬4xkm」と表示していた。

あぁ、もういいや!

渥美豊橋サイクリングロード

気持ちがぽっきり折れそうになった、。その時、ちょうど景色の良い場所に出た。菜の花が咲き鏡のような穏やかな太平洋が見渡せるところだった。しかも、偶然にも「←自転車道」という標識まであった。

9:55am@渥美豊橋サイクリングロード
9:55am@渥美豊橋サイクリングロード

なんだ、サイクリングロードがあったんじゃん・・・
しかも、何気にフラット・・

渥美半島の沿岸部はサイクリングロード!
渥美半島の沿岸部はサイクリングロード!

そういえば渥美半島を走りだしたときから、この標識は出ていた。しかし1秒でも早くフェリー乗り場に行きたかった私は、「サイクリングロードでのんびり走ってられるかっ」と意地で車道を走っていた(結果的には車道ものんびり走っていたが )。

防風林のあるサイクリングロード
防風林のあるサイクリングロード

このサイクリングロードを走ってみると、なんと防風林で向かい風が遮られではないか。 しかも国道よりフラット!

伊勢湾が見えてきた?
伊勢湾が見えてきた?

最高だった渥美・豊橋サイクリングロード。完全にポタモードで走った。

いよいよ伊良湖岬
いよいよ伊良湖岬

伊良湖岬を越えてフェリー乗り場へ

のんびりとサイクリングロードを進むと、渥美半島先端の伊良湖岬にやってきた。すると、前方に何やらこんもりとした景色が。。。

んっ!まさか、のぼり?

はい。渥美半島の最後は13%の上りが待っていた。

10:41@伊良湖岬
10:41@伊良湖岬
膝が痛い
膝が痛い

ひざが痛い私は無理せず押して上った。伊良湖港に着くと鳥羽行きのフェリーが出船間近ということで至急乗船。そして、乗船中の1時間は景色も見ずに眠った。

10:59am鳥羽行きフェリーに乗船
10:59am鳥羽行きフェリーに乗船

鳥羽港から伊勢神宮入り

鳥羽に到着し、再び国道42号線を走り出す。そして、ついに、ついに、伊勢神宮に着いた!

1:23pm@伊勢神宮・内宮
1:23pm@伊勢神宮・内宮

高校受験する子供のために学業御守りも授かって、「じてんしゃでお伊勢参り」は無事終了。

走行距離:386.42km
平均速度:19.4km/h
最高速度:60.2km/h
走行時間:19時間49分
所要時間:31時間30分


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