じてんしゃ三昧号で初キャンプ&サイクリング

じてんしゃ三昧号(スバルレガシーアウトバック)で初のキャンプ&サイクリング。拠点は栃木県栃木市のCampsite ICHI(2025/05/04-05)

撮影ポイント付ルートマップ

サイクリングしたのは、標高172.7メートルの岩船山の周辺と栃木市倭町にある蔵の街を巡る、全行程27.2kmのショートコース。

拠点はCampsite ICHI

拠点となったCampsite ICHIは、東北道 佐野藤岡インターチェンジからクルマで約15分のところにあるキャンプ場。北側には青入山や晃石山、太平山などがあり自然に囲まれたくつろぎのキャンプとなっている。ここに2泊した。

01:Campsite ICHI
01:Campsite ICHI

今回持参したのは、小径車のBikeFriday2台。キャンプ道具と一緒に積載できるか心配しましたが、折りたたんで輪行袋に入れた状態だと収まりました。700cのロードバイクを持っていく場合は、やはりルーフに積むしかなさそうです。

小径車BikeFriday2台とキャンプ道具を積載したアウトバック
小径車BikeFriday2台とキャンプ道具を積載したアウトバック

とりあえずテントを設営。今回はいろいろと新機材が登場するが、それは後ほど紹介。

とりあえず出発する。

新機材が導入されたテントサイト
新機材が導入されたテントサイト

岩船山と栃木市倭町にある蔵の街を巡るサイクリング

キャンプ場を出て、まずはぶどう通りを南西方面へ。

太平山の南側の山麓ではぶどうの栽培が盛んであり、栃木市大平町西部にぶどう団地が広がっている。その地域を貫いているのがぶどう通り。6月下旬から9月下旬まで、ぶどう狩りが楽しめるようだ。

02:ぶどう通りの大きな木
02:ぶどう通りの大きな木

上り坂が現れ左へカーブ。下りは9%あるようだ。

03:上り坂
03:上り坂

岩船山

坂を下ると県道282号 中藤岡線となり、JR両毛線と交差する手前で左へ鋭角に曲がった。進路が東を向くと目の前に変わった形をした岩船山(いわふねさん、いわふねやま)が現れた。

04:岩船山が見える道
04:岩船山が見える道

岩船山は、標高172.7メートルの低い山。江戸時代から昭和初期まで土木の基礎建材である岩舟石が産出された山だ。

採掘の終わった「岩船山中腹採石場跡」は、火薬を使った爆発シーンを撮影する時代劇やヒーローアクションなど特撮系の映画、テレビドラマなどの撮影ロケ地としてよく使われているようだ。

ちなみに上図の左側にV字になっている部分は、東日本大震災で崩れたとのこと。

岩船山の麓には両毛線の岩舟駅があった。木造の無人駅だった。

05:両毛線岩舟駅
05:両毛線岩舟駅

さらに東に進む。背後には岩船山の東側が見える。

06:麦畑越しの岩船山
06:麦畑越しの岩船山

日光例幣使街道

県道11号線と交差するところで日光例幣使街道に合流した。

07:日光例幣使街道 大平町富田あたり
07:日光例幣使街道 大平町富田あたり

4年前に日光例幣使街道を走った模様はこちら

日光例幣使街道は、江戸時代の脇街道の一つで、徳川家康の没後、東照宮に幣帛(神に奉献する供物の総称)を奉献するための勅使(日光例幣使)が通った道(wikipediaより)

08:日光例幣使街道
08:日光例幣使街道
09:日光例幣使街道
09:日光例幣使街道

例幣使は、朝廷から派遣された使者で、毎年日光東照宮の例祭に幣帛を奉納するために日光へ向かった。この街道は、中山道から倉賀野宿で分かれ、太田、佐野、栃木、金崎などを経て日光に至るルートだった。

10:日光例幣使街道 境町あたり
10:日光例幣使街道 境町あたり

江戸時代の古道を辿っていくと、倭町にある蔵の街に近づいてきた。

11:日光例幣使街道 倭町あたり
11:日光例幣使街道 倭町あたり

栃木市倭町にある蔵の街

栃木市は江戸時代から日光例幣使街道の宿場町として、また、江戸との舟運で栄えた問屋町として北関東の商都と呼ばれていた。今も街なかを流れる巴波川(うずまがわ)の岸辺や市中心部には蔵の街がある。

12:巴波川にかかる幸来橋
12:巴波川にかかる幸来橋

江戸との舟運で栄えた問屋町を流れる巴波川(うずまがわ)。下図の入船橋は巴波川から分かれた小さな運河に架かる橋。

13:横山郷土館麻蔵
13:横山郷土館麻蔵
14:巴波川から別れた小さな運河に架かる入船橋
14:巴波川から別れた小さな運河に架かる入船橋

横山郷土館は、かつての豪商・横山家が営んでいた麻問屋(店舗の右半分)と銀行(左半分)。

岩下の新生姜ミュージアム

市内には「岩下の新生姜」をテーマにしたミュージアムもあったので立ち寄ってみた。しかし、ピンクいっぱいの世界観についていけず、そそくさと退散。すぐ横にあった甘味処で一服した。

15:岩下の新生姜ミュージアム
15:岩下の新生姜ミュージアム
16:和菓子処 仁
16:和菓子処 仁
16:和菓子処 仁
16:和菓子処 仁
17:ぶどう通り
17:ぶどう通り

帰路は再びぶどう通りに戻ってきてキャンプ場へ帰還。

18:キャンプ場がある里山
18:キャンプ場がある里山

じてんしゃを降り、アウトバックで食料や酒を買い出しに再び街中へ戻る。キャンプはうまい肉とうまい酒があれば良いのだ。

19:滝沢ハム レッケルバルト栃木店
19:滝沢ハム レッケルバルト栃木店
20:おおわだ酒店
20:おおわだ酒店

キャンプ用品 新機材

夏用テント

今回のキャンプは新機材がいくつか投入された。テントのsnow peakアルファブリーズは、186cmの天井高と出入りしやすい大きなフロントパネルが特長。四方のパネルをすべて開放すると通風性が良いので暑い夏のキャンプが少しでも快適になればと導入した。

snow peak アルファブリーズ
snow peak アルファブリーズ
snow peak アルファブリーズ
snow peak アルファブリーズ

タープ ポール ペグ

タープは、ogawaの八角形 オクタゴンシェーディングタープ。強い日差し対策として導入。生地にはPUブラックコーティングを施され、高い遮光性により日光を90%カット、紫外線を99%カットする(ogawa調べ)。

タープのメインポールとしてSHINANO WORKS ポールを2本導入。

ogawa オクタゴンシェーディングタープ
ogawa オクタゴンシェーディングタープ
SHINANO WORKS ポール
SHINANO WORKS ポール

メインポールをガッチリ支えるためにsnow peakソリッドステーク40も4本導入。

snow peakソリッドステーク40
snow peakソリッドステーク40
新機材が導入されたテントサイト
新機材が導入されたテントサイト

初となったじてんしゃ三昧号でのキャンプ&サイクリング

都心から約100km離れた場所にクルマで移動して、2泊3日でキャンプとサイクリングを楽しんだ。

やってみると課題も見えた。

  • レガシーアウトバックの荷室には小径車2台とキャンプ道具を積載できた
  • ロードバイクを積載するならルーフにキャリアが必要
  • ロングライドは難しい(テントサイトに荷物を残していくので)

少しずつ経験を重ねてキャンプ&サイクリングを楽しんでいきたい。

栃木の地酒 辻善兵衛
栃木の地酒 辻善兵衛
滝沢ハムで購入したモツ
滝沢ハムで購入したモツ
栃木県産 前日光和牛
栃木県産 前日光和牛


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