4度目となるスイスへの自転車旅行。今回走ったのは、ナショナルルート9号「レイクスルート」。Day6はレマン湖周辺をサイクリング。体調不良から復帰できず苦しい一日となった(2016年10月23日)
目次
ルート
この日予定していたルートは、エペスからジュネーブまでの100km超のロングライド。初めてのジュネーブ訪問ということで楽しみにしていたが、自分の体調不良と、悪天候のため予定が変更された。
エペスからモントルーまで東に走ってシヨン城を観光し、折り返してローザンヌへ向かうフラットな行程。
エペス(Epesses)からモントルー(Montreux)へ
7:15 朝食
前々日に発症した体調不良は一向に良くなる気配がなく、この日は頭痛と寒気がした。空模様と同じ、どんよりと優れない体調だった。
宿泊したB&Bの朝食は焼き立てのクロワッサンや卵があって充実していたが、食欲がなく食べられるものは限られた。
9:45 出発
レマン湖の朝は美しい。少し遅いスタートとなったが、自転車で走り出した。
気温と湖水の温度差によって発生する霧と太陽の光が、世界遺産のラヴォーのぶどう畑を幻想的な景色にしてくれる。
その幻想的な景色を動画で撮ったのでどうぞ。
雨やどり
湖面近くまで下りてくると、雨脚が強くなってきたので、レインウェアを着用。
サン・サフォラン(Saint Saphorin)あたりで、さらに雨が降っていたので、スターバックスに吸収される。雨脚が弱まるまで時間をつぶしたが、結局、電車で輪行してモントルー(Montreux)まで行くことになった。
シヨン城(Château de Chillon)
レマン湖にひっそりと建つシヨン城を観光した。この場所に来るのは3度めだが、中にはいったのは初めて。古城にとても興味があったが、体調が悪く隅々まで見ることができなかった。
ラヴォー(Lavaux)
ラヴォーは、スイス、ヴォー州、ローザンヌからモントルー郊外のシヨン城にかけて広がるレマン湖北岸の丘陵地帯。葡萄栽培が盛んに行われ、スイス有数のワイン産地となっており、2007年には「ラヴォー地区の葡萄畑」の名で世界文化遺産に登録されている。
レマン湖には、偉人たちの像がいくつか建てられている。フレディ・マーキュリー像もそのひとつ。モントルーには彼が最後に作曲しレコーディングを行ったマウンテン・スタジオがあるのだ。
ローザンヌ(Lausanne)へ
フェリーに乗船
低い気温と雨で体が冷えてしまい、いよいよ自転車で走れなくなったため、本体から離脱し13:45のフェリーでローザンヌに向かうことした。
フェリーの船内は1等と2等に分かれていたが、自分は2等に乗船。硬い木の椅子とテーブルに突っ伏してしばらく眠った。
ローザンヌのユースホステル
1時間半かけてフェリーはローザンヌに到着した、少し離れた場所にあるユースホステルには17:00に到着。
寒気と頭痛は治まっていたが、今度は下痢となる。持参した経口補水液で脱水症状を回避しながら、夕食は仲間に分けてもらったインスタント味噌汁にライスを入れた雑炊とバナナを流し込んで寝た。
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