世界遺産 ベルンの旧市街 Photo by でっちー

スイスの湖を巡るじてんしゃの旅(13)Day8 フリブール〜ベルン

4度目となるスイスへの自転車旅行。今回走ったのは、ナショナルルート9号「レイクスルート」。Day8はスイス全土に大雨洪水警報が出たほどの悪天候に見舞われた。じてんしゃの旅は諦めてベルンの観光を楽しんだ(2016年10月25日の記録)。


ルート

Day8のルートは、フリブールからムルテンを経由してベルンまでの約70km。2014年に訪れたムルテンにもう一度行ってみたかったので、遠回りのコースとなっている(結局は走らなかったのだが)。


フリブールからベルンへ

朝から土砂降りの雨だったDay8は、予定していたサイクリングを中止して電車輪行でベルンに向かうことにした。ベルンに着いて雨が上がっていれば、旧市街をポタリングしてもいいなという淡い期待を持って。


09:30出発

雨具を着込んで午前9時半に出発。ユースホステルからフリブール駅までは、自転車で移動しなければならない。降りが治まるまでしばらく待ったが、雨が止む気配はなかった。

フリブール駅
フリブール駅


10:00 SBBで輪行

7CHFの乗車券(ハーフウェイチケットがあるから半額)と7CHFのバイクチケットを購入して電車に乗り込む。

SBBのチケットを購入する
SBBのチケットを購入する

ベルンまでの停車駅や時刻をSBBのスマートフォン用アプリで確認。スイスの鉄道は日本と同じで、時間通り運行する。車内は清潔だし、自転車もそのまま持ち込めるし、実に快適だ。

SBBのアプリで到着時間を確認する
SBBのアプリで到着時間を確認する

スイスの鉄道の車内は清潔だし、自転車もそのまま持ち込めるし、実に快適に旅を楽しめる。

輪行の様子 チェーンキーで固定
輪行の様子 チェーンキーで固定

30分という短い時間だが、車窓の景色を楽しむ。

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ベルンは雨。自転車を降りて観光する

スマートフォンで天気を確認してみると、雨が上がるどころか、スイス全土に大雨警報が出ていた。ポタリングも諦めてスイスを観光することにする。

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ラゲージサービスでバッグを回収

ラゲージサービスを利用して先送りしてあったバッグを、ベルン駅でピックアップする。余計な荷物を電車で運んでもらえるこのサービスは本当に便利だ。日本のJRにもぜひやってもらいたい。

バッグを回収
バッグを回収


11:30 ホステルにチェックイン

ベルンのユースホステルにチェックインして、大きなバックと自転車を預かってもらい、旧市街も散策に出かける。

ベルンのユースホステル
ベルンのユースホステル

12:00 ベルン旧市街

スイスの首都ベルンには、中世ヨーロッパ都市の姿を今に伝える美しい町並みが残っている。町の中にはトロリーバスやトラムなどの公共交通機関がたくさん走っているので、移動は楽だ。

マルクト通りとトロリーバス
マルクト通りとトロリーバス

さっそくトロリーバスに乗り込む。当然なのだが。雨に濡れないのでとても快適。

バスの車内から
バスの車内から

トラムも走ってる
トラムも走ってる

ベルン大聖堂から旧市街を見下ろす

スイスの首都ベルンには、中世ヨーロッパ都市の姿を今に伝える美しい町並みが残っている。1983年にユネスコの世界遺産に登録されたその町並みを高い場所から見たいと思い、ベルン大聖堂に登ってみた。

大聖堂のてっぺん
大聖堂のてっぺん

僕は高いところが大の苦手。でも、どうしても見てみたい景色だったので我慢して登った。蛇行するアーレ川に囲まれたベルンの旧市街は、高いところから見るととても美しかった。

世界遺産 ベルンの旧市街 Photo by でっちー
世界遺産 ベルンの旧市街 Photo by でっちー


ランチはビアレストラン

高いところに登り興奮して喉が渇いた。ということで、予め目星をつけておいたAltes Tramdepotに行った。ここはアーレ川にかかるニィーデッガー橋のたもとにあるビアレストラン。

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トラム(市電)の車庫として建てられた100年以上前の建物を改装し、ブルワリー(醸造所)がついたビアレストランとした店内は、実にいい雰囲気だ。ようやく回復したお腹にメルツェンMärzen(黒ビール)、ヴァイツェンWeizen(白ビール)、ヘレス Helles(淡色ビール)を流し込んだ(笑

ちなみにお店の目の前の土手は、ベルンのシンボルの熊がいるベアパーク(熊公園)にもなっているのでベルンに行ったら立ち寄るポイントだ。

Altes Tramdepotの店内
Altes Tramdepotの店内

Altes Tramdepot
Grosser Muristalden 6, Bern 3006, Switzerland
+41 31 368 14 15


最後の夜は贅沢に

今回の旅は、食事にあまりお金をかけなかった。レストランを予約したのは2回だけ。1回目は、Day6のエペスで入ったイタリアンレストラン。2回目はここベルン。最終日は贅沢をしようとみんなで決めていた。

予約したのはトリップアドバイザーで評判が良かったKornhauskeller。昔の穀物倉庫を改装したベルンでも有名なレストラン。

Kornhauskellerの店内
Kornhauskellerの店内

スイスワインを飲んで、各々魚や肉をいただいた。

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スイスではさまざまな果物からつくるアルコール度数の強い蒸留酒(ドイツではシュナップス、フランスではオードヴィー)がポピュラーだ、ということをスイス政府観光局が発行する冊子を読んで事前に知っていた。

外部リンク:スイスの味めぐり

消化を促進するのでチーズ料理などの食後に、そのまま飲んだり、デザートのシャーベットにかけたり、コーヒーに入れたりしてスイスの人たちは楽しんでいるそうなのだが、そのリキュールをどうしても飲んでみたかった。

皆はデザートにスイーツを注文していたが、僕は蒸留酒を頼んでみた。出てきたのは、なんとアルコール度数が43%もあるラズベリーの蒸留酒。甘いのかと思ったらそんなこともなく、ジンのような感じ。でもほんのり果実の風味がして美味しかった。チューリッヒ空港でお土産に1つ買って帰った。

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Kornhauskeller
Kornhausplatz 18 | 3011 Bern, Bern 3011, Switzerland
+41 31 327 72 72







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