4度目となるスイスへの自転車旅行。今回走ったのは、ナショナルルート9号「レイクスルート」。Day9は旅行最終日。ベルンから鉄道輪行でチューリッヒへ移動して、そして帰国した。(2016年10月26日の記録)。
目次
ベルン(Bern)からチューリッヒ空港駅(Zurich Flughafen)へ鉄道輪行
雨のベルン
帰国の日は、05:00に起床。窓の外を見ると前日に続き雨。身支度をして07:00にユースホステルを出発。雨が強かったので、ユースから駅までは自転車を押しながら歩いた。世界遺産ベルンの街を一度も走らずに帰国となってしまった。
スイスでのツーリングは、最終日がベルンとなることが多い。そして自分の場合、ベルンで雨に降られることも多い。下の動画は2009年の時のもの。
SBBで輪行
ベルン駅から鉄道輪行でチューリッヒ空港に向かう。
最後の日もバイクチケットを購入して、自転車をそのまま自転車マークのある列車に持ち込む。
ハーフフェアカードを購入しているので運賃は半額。
乗り込んだ車両は、自転車ラックはもとより折りたたみ式のシートがあって、ゆったりとしていた。バイクから離れるのも嫌だったし、他の車両が混んでいたこともあったのでここで過ごすことにした。
しばらくするとスーツスタイルのスタイルの良い女性が乗り込んできた。その女性は来日したことがあるとのことで、日本人の我々に興味があったのか話しかけてきた。僕は話の輪に加わらなかったが、ドイツ語かロマンシュ語を話す彼女と仲間は楽しそうに会話していた。一週間近く外国を旅行すると何となくその土地の言葉が理解できるようになってくるのだろうか。人間の耳は凄い。
08:43にチューリッヒ空港に到着。
チューリッヒ空港で飛行機輪行
空港に着いてやることは、自転車の梱包と航空会社へのチェックイン。この2つを終えれば、のんびりできるが気が抜けない作業だ。
預けておいたダンボールで梱包
今回は、バイクをダンボールに入れてスイスに持ち込んだ。お荷物となるダンボールは、皆のものを1つに梱包にしてチューリッヒ空港に預けておいた。なので、まずそれをピックアップする。
飛行機輪行でチューリッヒに到着した模様はこちら
スイスの湖を巡るじてんしゃの旅(5)チューリッヒ到着
この段ボール箱を預けた料金は68CHF。みんなで割り勘すれば安いものだ。成田空港からチューリッヒ空港の間でしか使わないものだから、お金を払ってでも空港に置いておくのが妥当だろう。
チェックイン
スイスから日本に自転車を送る場合は、基本的に航空運賃とは別途料金が必要となる。スイスインターナショナルエアラインズ(以後スイスエアー)は、梱包された自転車をスポーツエクイップメントとして扱うので120CHFが必要だ(この料金は度々変わるので航空会社のサイトで確認したほうが良い)。今回は英語堪能な仲間が、このフィーを交渉で全員分ゼロにしてくれた。語学力、交渉力というものは旅で役に立つ。自分には無いけれど。
空港を楽しむ
チェックインを済ませれば、搭乗時間まで、空港内を楽しめる。おみやげを買い、新しく出来た「マルシェ エアポート チューリッヒ」に立ち寄って食事をする。日本に帰ればいくらでも食べれるのにアジア料理のフォーをチョイス。
・Marché Airport Zürich (マルシェ エアポート チューリッヒ)
ビールを飲んでLX160便の搭乗時刻を待つ。
出発は13:00。
4度目のスイスの旅が終わった。今回訪れた10月後半というスイスの気候は、自転車で走るには少々寒かった。旅行前の無理が祟って体調を崩した旅でもあった。訪れたみたいところ、見てみたいものなどを発見した旅でもあった。次回はどこを走ろう、楽しみだ。
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