知人から譲ってもらったBianchi S9 MATTA。wiggleに注文してあったホイールが届いたのでスプロケットを取り付けいよいよじてんしゃ三昧に登場。後半はビアンキの100周年記念モデルも登場
パーツ調達
9月の終わりに注文したShamal Ultra 2-Way Fit Dark Label。待てど暮らせど手元に届かず、先日wiggleから「入荷は来年の2月」という連絡がきた。もうこれ以上待てないので、ShamalをキャンセルしEurus 2-Way Fitを購入。今朝、手元に届いたのでさっそく組み付けた。
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いままでshimanoの自転車にしか乗ったことがない自分は、shimanoの工具しか持っていない。困ったなと思ったが、近所にH氏の仕事場があるのを思い出した。
H氏はクロモリフレームの旧車を好む人。何台もロードバイクを所有していてパーツはほぼカンパニョーロ製を使っている。工具は当然持っているはずなので連絡を取って仕事帰りにお邪魔した。
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H氏にカセットスプロケットを取り付けてもらった。工具さえあればあっという間に組つけられる。最後に締め付けるときの「ゴリゴリ」という感触を教えてもらい終了。簡単です。
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じてんしゃ談義
取り付けた後は、コーヒーをごちそうになりながらカンパニョーロのパーツ談義。
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パーツ談義のあとは、ビアンキ談義。古いパンフレットや写真集などをパラパラめくりながらコーヒーをすする幸せなひとときだ。
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チェレステブルーの話
ビアンキのキーカラーである「チェレステブルー」は、イタリアのマルゲリータ王妃の目の色をモチーフにしたという話やビアンキに乗った英雄ファウスト・コッピの話などをH氏からうかがった。
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ビアンキ社100周年記念モデル
写真集の中で目を引いたのは、黒光りするこのバイク。ビアンキ社の100周年記念モデルだそうで発売は1985年なんだとか。今から25年以上も前だ。印刷されたその美しい車体にうなっていると「これ、下に置いてあるよ」とH氏が言うではないか。
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いつもお邪魔している部屋の壁にそのバイクは飾ってあった。車体は、写真集に印刷されていたのと同じように本当に黒光りしていた。なんとこの100周年モデルは「地金にメッキをしたあとブルーが塗装されていて、その上に黒が上塗りされている」ようなのだ。なんという手の込みよう!どおりで青っぽく黒光するはずだ。
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せっかくなので、S9 MATTAと並べさせてもらう。
S9 MATTAはビアンキの125周年モデルなので、Centenario 1985との製造年月は25年ものひらきがあるのだ(凄い!)
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博物館級の旧車「Bianchi Centenario 1985」を見ていると、イタリアのロードバイク黎明期はビアンキとカンパニョーロが切り開いてきたんだな、と歴史を感じた。と同時にビアンキというメーカーが好きになった。
ビアンキ社125周年記念モデルS9 MATTA
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さて本題のS9 MATTA。このバイクはビアンキ社の「Reparto Corse」がハンドメイドしているようだ。
レパルトコルサ(Reparto Corse)とはレーシング部門を意味し、プロフェッショナルの方のみならずアマチュアのユーザーの方へも最高のパフォーマンスを提供できるよう、日々新たなコンセプトや目標を掲げて技術の研究開発を行う部門です。
Bianchiサイトより
レパルトコルサはビアンキの120年の歴史の“チェレステ”哲学の最たる表れとも言え、チューブのデザインの段階に始まり完成に至るまでのすべての工程において、厳しいテストや実験を繰り返しイタリアで管理されるモデルです。
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Born for performance(B4P)シリーズの中でS9 MATTA と名付けられ、日本に2本しか入荷していないという貴重なフレーム。はたして乗り心地はどんな感じだろうか。週末が楽しみだ。
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