内房線の五井駅から小湊鉄道といすみ鉄道に沿って外房の大原までサイクリングした記録(2015/9/19)
目次
ルート
青いラインが2015年に走った軌跡。赤いラインは2024年に再び走った時のもの。
小湊鐵道・五井駅から走り出す
2013年に、小湊鐵道のサイクルトレインに乗車して、同じようなルートをサイクリングしたが、今回はいすみ鉄道沿線まで足を伸ばしてみた。外房の大原まで行って折り返し、復路では、いすみ鉄道に初めて輪行しました。
2015年9月19日(土)、都内から電車を乗り継いで内房線の五井駅を目指す。午前7時20分、集合時間の8時よりだいぶ早く五井駅に到着。この日、amazonで買った輪行用のゴムバンドを初めて使ってみたが、意外としっかり留まるので便利だと思った。
駅を出たところで自転車を組み立てていると、気動車が入線してきたので慌ててスマホのカメラで撮影してみた。小湊鐵道はディーゼル車のようだった。
大多喜街道から清澄養老ラインへ
五井駅を出発してしばらく県道を走ると、国道297号線(大多喜街道)に出る。やや交通量の多いこの国道を南下していき、高滝湖を過ぎ県道81号線(清澄養老ライン)に入ると、交通量が減ってのんびりとした道になる。
出発して20kmちょっと走った、高滝湖の南端の「里見駅」で停車して休憩を入れた。ちょうど朝市が開かれていたので、いちじくを買って食べた。
小湊鐵道の線路と何度も交差する細い道は、途中、手掘りのトンネルを3つも通過する。将棋の駒の形をしたこのトンネルは「観音堀り」と呼ばれている珍しいトンネルだ。
トンネルの中の路面はびしょびしょに濡れていて、苔も生えているので注意して走らないとタイヤを空転させてバランスを失うことになる。実際私は落車しかけた(笑 しかし、ここは何度通っても面白い。
いすみ鉄道に沿って走る
小湊鐵道は上総中野駅が終着駅。ここからはいすみ鉄道に沿って走る。
上総中野駅を少し行った先で、カメラの三脚を立てた人がいたので停車した。
話しかけると、間もなくいすみ鉄道が走ってくるとのことだったので、我々もカメラをスタンバイさせることにした(スマホのカメラだがw)。
水田の前でカメラを構えていると、肌色と朱色のツートーンカラーのいすみ鉄道がやってきた。撮り鉄の人たちが狙うアングルで撮影すると、実にいい絵が撮れるものだ。
大多喜駅でランチ
お昼に大多喜に着いたので昼食をとった。たぬき蕎麦と海老天丼というハイカロリーな補給をすませ、再び走りだす。大多喜からは起伏の多い国道465号線に乗り換えた。
上総東(かずさあずま)駅で撮り鉄
Garminに表示されたルートを見ながら走っていると、いすみ鉄道と並行する道を見つけたので停車。時刻表を調べると間もなく上り電車と下り電車がやってくる事がわかったので再びカメラをスタンバイ(スマホですがw)。その場所はちょうど上総東(かずさあずま)駅の近くだった。
やって来ました、黄色い車体に緑色のラインが入った車体のいすみ鉄道が。いすみ鉄道といえばこの色ですよね。ちなみに、いすみ鉄道の「いすみ」は、漢字で書くと「夷隅」なんです。このあたりでは住所表記や屋号などに多く使われていますが、最初は読めなかった。
終点の大原駅に到着
午後1時40分、大原駅に到着。駅の近くで大きな杉玉を見かけたので、立ち寄ってみると、なんとそこは木戸泉酒造でした。奥へ入って行くとお酒を販売していたので、おみやげに無濾過生原酒と純米生酒を2本購入。
いすみ鉄道で輪行
復路はいすみ鉄道で輪行。いすみ鉄道には初めての乗車だったので駅で浮かれていると、駅員さんに2両ある先頭の車両に乗車するように指示された。後ろの車両は、グルメ列車だった。
レトロな車両に乗車してみると、車内のポスターが古いままで、昭和にタイムスリップしたかのよう。記念に写真を、と思ってカメラを準備していると車掌さんが撮ってくれたりして、いすみ鉄道は実にゆるい感じのローカル線でした。
上総中野で下車
上総中野からは、小湊鐵道に乗り換えてもよかったが、不通区間がありバスによる代行運転と案内された。さすがに自転車3台をバスに持ち込むのは、迷惑だと思ったので 、ここからは自転車で走ることにした。
馬立駅から再び輪行
でも、五井までは走らず、途中の馬立駅から再び輪行。
房総半島にあるローカル線である小湊鐵道といすみ鉄道に沿ってサイクリングし、帰りは両方のローカル線で輪行するという鉄分たっぷりな小旅行でした。
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