袖ヶ浦から白浜まで房総半島を縦走
3月最後の一週間は、都心で気温が20度を超えるほど暖かかくなり、桜が一斉に咲き始めた。
週末は、待ち遠しかった春がやっと到来したので、房総半島に菜の花と桜を見にツーリングに出かけた。天気予報は晴れ。しかし風が10mを越えるという。春の嵐だ。覚悟を決めて出かけてみた。
アクアラインで袖ケ浦までバス輪行
スタート地点の袖ケ浦バスターミナルには、品川からアクアラインバスで行く。
京浜急行のアクアラインバスの時刻表によれば、午前7時20分に品川を出発して8時7分には袖ヶ浦バス停に到着することになっている。東京から房総半島まで47分で着くのである。
この日はアクアラインが渋滞していたので少し時間がかかったが、それでも8時30分。早いものだ。
今回予定したルートはこちら。袖ヶ浦から南房総まで87kmの行程。
袖ケ浦から南下
案の定、走りだすと強烈な向かい風の洗礼を受けた。いつか止むだろうという希望も虚しく、風はゴールの南房総まで吹いた。
でも房総半島は、河原に桜と菜の花が咲き乱れ、春らんまんとした陽気。気温も高かったので、ウインドブレーカーを脱いで半袖のジャージで走れた。
林道・淵ケ沢奥米線は通行止め
11時すぎに県道410号線を離れ、三島湖方面に向かう。するとこんな注意書きがあった。「この先トンネル天端崩落の危険があるため通行止め」。トンネルは特に異常があるように見えなかったのでとりあえず先に進んでみる。
すると今度は、林道・淵ケ沢奥米線の入り口に「この先法面崩落のため通行止め」という標識が出てきた。さすがに法面崩落は困るので、自分が先に様子を見に行ってみた。
2〜3km進んだところに、道を塞ぐものが現れた。あぁ、なるほど。法面崩落とはこの事なのかな。そう理解して後続に連絡をとり、先に進む判断をした。
しかし、その判断はすぐに間違いだったと知る。行く手を完全に塞ぐものが突然現れたのだ。
法面崩落とは、木が倒れて道を塞いでいる程度のものではなかったのだ。2月に降った大雪が木々をなぎ倒したのだろうか。自然とは恐ろしいものだ。
幸い迂回して県道410号線に出られそうな道があったので進む。ダートだったが、走れなくはなかった。
国道410号線へ
無事410号線に合流。その後、長狭街道と交差した先にある「みんなみの里」でエネルギーを補給。
補給後は2回の上り返しを経て、4時過ぎに南房総市に到着。
春の嵐の中、86km走った一日でした。高度上昇値は1022m。
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