1月下旬から2月にかけて開花する早咲きの桜、伊豆・河津町の河津桜(カワヅサクラ)。休暇を利用してじてんしゃで見に行ってきた(2020/02/19)
アクティビティ
修善寺駅を出発し、天城峠を越えて南伊豆町まで(河津駅から伊豆急下田駅までは電車輪行)走行距離51.72km、獲得標高938m
修善寺から天城峠を越えて河津七滝へ
昨年は、函南駅から走り出し行程が長くなったため、慌ただしく帰るという悔しい思いをしたので、今年はスタート地点を修善寺駅に変更して行程を短くした。しかも、南伊豆町に一泊するという余裕のあるプランだ。
朝早く東京を新幹線で脱出して、沼津から伊豆箱根鉄道に乗り換える。この日の天気は上々、富士山もくっきり見える。
東京を出発して2時間後には修善寺駅に到着。輪行を解いて、午前8時半過ぎに走り出す。
修善寺から湯ヶ島までは、県道349号線(修善寺天城湯ケ島線)を走る。国道414号線に比べ交通量が少なく静かな道だ。
湯ヶ島の妙徳寺にある観光センターで休憩&補給。焼きたての草餅をいただく。ここはサイクリストであれば、通常価格より少しお安く買うことができる割引がある。
新調したGarmin Edge530も調子良し!
湯ケ島からは国道414号線で天城峠を目指す。10時40分に浄蓮の滝を通過するが、気温は8度。お花見の気温じゃない(笑)
国道414号線旧道
新天城トンネルの手前から国道414号線の旧道に入る。
国道414号線の旧道には、天城山隧道(旧天城トンネル)があり「天城越え」で知られている。隧道の前後はダート道なので、タイヤの空気圧を下げて走る。
天城峠越えの道筋は、下田街道の名で知られ、なかでも河津町湯ヶ野〜伊豆市湯ケ島間の天城山隧道(旧天城トンネル)で峠を越える旧道は、天城路ともよばれる。
天城峠越えの動画です。クロモリフレームのシクロクロス車に、32Cのサンド用のタイヤを装着して空気圧を下げて走っています。
そういえば、この天城隧道の北と南では、使われている石が違うとテレビ番組で紹介されていたことを内容を思い出した。実際に近くで観察してみたが素人の私には違いが分からなかったが、後で調べたら次のようなことだった。
北口(北伊豆側)は「玄武岩(城の石垣などに使われる頑丈な石)」で、南口(南伊豆側)は「凝灰岩(水中で出来たもろい石)」で作られている。
これは、南伊豆に住む人々が南口を玄関として考えていたからでは無いか、と考えられているようです。
河津町の河津桜
さて、天城越えの後は河津町までダウンヒルです。
河津七滝ループ橋をグルグルとまわり、河津町へと下っていきます。
途中にある梨本では、国道を離れ素朴な感じの裏通りを走りました。
午後2時。河津町に到着。カワズサクラが咲く河津川の土手は大勢の観光客で賑わっていました。土手の桜並木道は、自転車を押して通るのも憚られたので河津町を後にし、電車で下田へ移動する。
南伊豆町の河津桜
南伊豆町に一泊し、翌日は青野川沿いに咲くカワヅサクラを見に行った。
青野川沿いに咲くカワヅサクラは満開の見頃を迎えていた。しかし、新型コロナウィルスの影響で花見イベントは中止となっていて土手は閑散としていた。
河津町はツアーバスが運行されるほど混雑していたが、南伊豆町は混雑していなかった。おかげでゆっくりとサドルの上から桜を鑑賞できた。
南伊豆町のカワヅサクラの映像は下記からご覧ください。
青野川を下り、国道136号線の日野という信号近くに菜の花畑が広がっていた。「元気な百姓達の菜の花畑」というらしい。
早咲きの桜、カワヅサクラを二日間に渡って堪能したライド。まだまだ春と言うには寒いけれど、視覚から春らしい季節感を十分に感じられました。帰路は、下田から踊り子号で輪行。
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