「房総の谷津道と古道を走って、銚子大橋で夕日を見てイワシ料理に舌鼓を打つ」というロングライドを企画して、11月の第3週に行ってきた。
ライド企画意図とルート
とあるブログで、房総に谷津道という道があることを知った。谷津道ってどこにあるんだろう、と調べているうちに、銚子まで行ける古道があることもこのブログで知った。では、この2つをつなげれば、銚子まで静かな道をのんびりと走れるのではないか、というのが企画意図。
しかし、谷津道の起点がどこで終点がどこなのか、なかなかわからない。調べてみると、『谷津道とは、千葉県北部に多く存在する「谷津」という地形にある道』ということがわかってきた。「谷津」とは、昔、海が侵食で作った浅い谷が陸地になったところのよう。詳しくはこちら。
かくして、下のようなルートが出来上がった。海浜幕張に集合して、花見川にそって北上し、八千代市から桑納川の谷津道、神崎川の谷津道を走って利根川に出て、利根川水郷ラインと古道で銚子までといった感じ。
海浜幕張駅スタート
午前8時30分、集合場所の海浜幕張駅に集まったのは、6人のじてんしゃ仲間。
秋晴れの下、まずは花見川サイクリングコースを北上します。ここは、いつ走っても静かで気持ちのよい道。ダート道もある。
谷津道へ
鷹之台カンツリー倶楽部を過ぎたあたりから、花見川は新川となる。しばらく北上し、城橋側道橋のところで左折し、桑納川(かんのうがわ)の谷津道に入っていく。
実際に走ってみてわかったのだが、谷津道は、川に沿った幅の広い平らな場所だということ。立派な納屋を持った農家の家が立ち並んでいた。
のんびりと谷津道を走る。
木下街道にぶつかると、桑納川の谷津道は終わり、神崎川の谷津道に乗り換える。そして手賀沼の手前辺りで神崎川の谷津道も終わり、一般の道路となる。
利根川
木下で大河が現れる。利根川だ。
土手に上がってみると、恐ろしく強い風が吹いていた。ただ、その風は、ラッキーな事に我々が進む方向に吹いていた!
強風が背中を押してくれるので、車速がおもしろいように上がる。本来は、古道をのんびりと走る予定だったが、こんなチャンス(笑)はめったにないので、土手の自転車道を豪快に走り抜けた。
滑河まで一気に走りぬけ、一旦列車を止め補給タイムにする。この日のランチは、あぐり亭という店でそばを食べた。
利根川水郷ライン
ランチ後は、利根川水郷ラインを走る。JR成田線に沿って下総神埼駅や大戸駅を過ぎると佐原の古い町並みが現れる。忠敬橋があるところで停車し、ちょっと観光。
再び利根川水郷ラインを走る。
相変わらず背中を押してくれる風を受け、香取駅、水郷駅、小見川駅と順調に過ぎるとまもなく銚子だ。
銚子へ到着
そろそろ疲れてきたなぁ、と思ったころ銚子大橋に到着。夕日を見るつもりだったが、予定していたよりもはるかに早く着いてしまったので、橋の上で記念撮影をして銚子駅に向かう。時間もあったので、犬吠埼まで足を伸ばしてもよかったが、もうひとつの目的である「いわしを堪能」がきになる一行は、そのまま駅へ(笑)
午後3時54分、銚子到着。すぐに出る特急電車に乗って帰る組と居残り組に別れこの日のライドは終了。距離120km 高度上昇352mのロングライドでした。
コメントを残す