「茶摘みが行われる前の茶畑を見に行きたいなぁ」と思い立ち、じてんしゃ仲間に声をかけて秦野・寄・松田方面に走りに行ってきた(2019/5/19)
ルート
秦野駅→寄(茶畑)→尺里峠→高松分校→松田→秦野(名水風呂)
秦野駅出発
まずは、秦野橋にある「月島寿司」で補給食のいなり寿司を購入。
次に水無川を遡って走り、「平和橋信号」を左折。そして、セブンイレブンを過ぎたところにある「堀川信号」を右折すると、四十八瀬川周辺の里山風景が広がり、里山ライドの始まりだ。
私はこの四十八瀬川周辺の里山風景が大好きなのだが、この景色に最近邪魔な構造物が建設されてしまって、残念に感じている。(画面奥の橋脚がそれ。おそらく第2東名高速道路がここを貫通するのだと思う)
寄の茶畑
一行は、寄(やどろぎ/やどりき)の茶畑に到着。じてんしゃを降りて景色を堪能します。
「新茶」と言われるお茶の葉っぱは、八十八夜に摘まれるそうですが、八十八夜とはいつのことか調べてみると、立春から数えて88日目。立春は、「2/4」なので、この年は「5/2」でした。
訪れたのは5月19日だったので、八十八夜を過ぎていましたが、新芽はまだ残っていました。
茶畑の中を走る私を、でっちーさんがカメラで切り取ってくれました。
尺里峠
寄(やどりき)の茶畑の後はヒルクライム。200mの標高差を克服すると尺里(ひさり)峠に着きます。ここは、眺望もなく静かな小さな峠。少し休憩をして先に進みます。
高松分校
この日のハイライトは何と言っても、ここ。2010年まで使われていた小学校の分校の校舎である。
使われなくなって9年経つこの校舎は、当時のままの姿で佇んでいる。校舎の裏から中を見ることが出来るが、壁に貼られた掲示物や黒板に書かれた文字が、まるで最近まで使われていたかのように残っている。
高松分校の「高松」は、この場所の北西にある高松山のことだろうか。
高松分校を後にし、山北方面へダウンヒル。酒匂川を下って新松田に出て、大井町方面へ移動する。
篠窪にある富士見坂へ上り返して、渋沢丘陵の尾根道を走り秦野へ。秦野の名水風呂に使って汗を流し、秦野駅から輪行して帰京。
5月のサイクリングベストシーズンにお茶畑と廃校とちいさな峠を訪ねたライドでした。(2018・5・19)
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