Independent FabricationにiRC初のシクロクロス用チューブレスタイヤ、SERAC CXを装着したので、虫沢林道、秦野峠林道、そして三廻部林道を走ってみた。
令和元年10月12日の台風19号により被災したため、虫沢林道分岐から玄倉側林道ゲートの区間は通行できません(2020年5月現在)
輪行で秦野へ
以前から秦野の里山を走っていて、虫沢林道の存在は知っていた。秦野峠林道(という名の峠)に通じるダートの道ということで、いつかは走ってみたいと思っていたが、今回、その思いがかなった。
このところの冷え込みで丹沢に積雪があったらしいが、今日はよく晴れあがっていたし空気も乾燥しているので走ってみることにした。
アクティビティ
秦野駅を9時に出発、コースはこちら。
はなじょろ道
まずは、「はなじょろ道」を目指す。
虫沢川に出ると、このような小さな案内図を発見。自転車は通れるらしい。
「はなじょろ道」の入口に到着。ここは、虫沢林道の入り口でもある。
なにやら、気になる看板が見えるが前進することにする。
ガレガレの虫沢林道
「はなじょろ道」はわずか1kmほど。途中からダート道になる。ここからが、今回初めて装着したシクロクロス用チューブレスタイヤのSERAC CXの本領が発揮できる道。まず空気圧を適当に下げ走す。
ファーストインプレッションは、月並みだが「すごい快適!」と感じた。路面の凹凸をタイヤが吸収してくれ、ハンドル操作も滑らかに快適に走ることができた。なんかすごく強力なアイテムを手に入れた感じ。
しばらく上って行くと、やはり。。。看板に偽りはなかった。迂回して前進する。
虫沢川にかかる虫沢橋で写真をとった。勾配を表す標識があったのだが、肝心の数字がない。先に進むのが恐ろしい。。。
標高が上がると、アスファルトの道はなくなり、ダートだけになる。けっこう大きな石がゴロゴロした道なので、足の力だけで上っていこうとすると、バランスを崩してしまう。ペダリングする力を殺しながら体幹を使ってバランスを取る。
石を跳ねてしまうので、空気圧を更に下げる。
日陰のところにチラホラと雪が出てきた。
この林道、けっこう上りの勾配がきつい。
ゴロゴロした石が多い路面は、高度を上げると砂利道のようになる。
雪の虫沢林道
雪があるところが徐々に増えてきた。
標高が600mを超えると風が強くなり、あたりの空気が冷たくなってきた。運動をしているので寒くはなかったが、写真を撮るためにグローブを外した時の冷たい空気が尋常ではなく相当寒いことがわかった。
路面に積もった雪は、溶けているところが無くなり雪道になった。雪の上を走るのは少々不安だったが、思ったほどハンドルを取られることもなく、しっかりとタイヤのブロックが雪に食い込んでいるので前進することにした。
猟師の軽トラが踏み固めた雪は、ダートより滑らかで走りやすく、滑りさえしなければ安全だった。
こんな風に凍結している箇所は、歩くよりも遅いスピードでやり過ごす。
極寒の秦野峠林道を下る
標高730mを過ぎたころ、秦野峠林道に出た。冷たく強い風が吹いていたがお腹が空いていたので、持参したいなりずしを食べた。
ここからは、丹沢湖に落ちるか、三廻部に戻るか選べるのだが、後者を選択。丹沢湖が寒くないはずないからだ。
この、秦野峠林道の下りが実に寒かった。ウィンドストッパーのグローブの上にさらに防寒グローブを付けて下ったのだが、手がかじかんでしまいブレーキが掛けられなくなって何度も立ち止まった。
途中、三廻部林道へ上り返す。冷えきった体が温まるので、夢中でダンシングして上った。火事場の底力なのか、スイスイと上っていけた(笑
秦野にもどって林道ライドは終わり。もう少し暖かくなったらまた行ってみようと思う。
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