まだまだゴールを目指す走者がいっぱい

3つの灯台を巡るロングライド〈ツール・ド・ちば2008〉ステージ1 〜125km

千葉県房総半島を舞台に開催されたサイクリングイベント「ツール・ド・ちば2008」に参加した。房総半島3つの灯台をめぐるロングライド、ステージ1は白浜の野島崎灯台を目指すルート(2008/11/11)

ツール・ド・ちばとは

ツール・ド・ちばは、千葉県房総半島を舞台に自然や景観を楽しみながら走るサイクリングイベント。2006年から始まり2008年で3回目の開催。3日間に渡って行われる。2008年のテーマは「3つの灯台を巡るロングライド」。

開催日 2008年10月11日〜13日
総走行距離 389km
主催:社団法人千葉県観光協会
共催:ツール・ド・ちば2008実行委員会、他多数
特別協力:財団法人 JKA
総参加人数:2120名

距離開催日スタートルート灯台フィニッシュ出走者数
ステージ1126km11日(土)不動堂海岸駐車場九十九里→大網白里→長生→一宮→いすみ→大多喜→勝浦→鴨川→南房総野島崎灯台白浜フローラルホール1144
ステージ2134km12日(日)白浜フローラルホール南房総→館山→鴨川→君津→大多喜→睦沢→長生→白子洲崎灯台白子荘1164
ステージ3129km13日(月・祝)白子荘白子→九十九里→横芝光→匝瑳→旭→銚子→九十九里犬吠埼灯台不動堂海岸駐車場1070

マップ

スタート前夜

自転車部・部長KくんとKくんとIさんとともに房総に前日入り。移動手段はIさんの大型ワゴン。KくんとIさんは、第1回目のツール・ド・ちば(以下ツルちば)で知り合い、遠距離のおつきあいを経て来年入籍するというこのイベントの名物カップル。そのお二人の貴重な時間に割り込んで、房総まで移動させてもらった。自分は「オーシャンスパ九十九里・太陽の里」という温泉施設の仮眠室に宿泊。

10日の20時過ぎに銀座を出発
10日の20時過ぎに銀座を出発
夜が明けた
夜が明けた

〈ツール・ド・ちば2008〉ステージ1

スタート 不動堂海岸駐車場

さぁ、房総半島3つの灯台をめぐるロングライド、ツール・ド・ちば2008の始まりだ。

天候は雨のちくもり。TDC3日間で一番過酷なステージになりました。この日の走者は1223人。参加者数は昨年の1.5倍だったようです。走行距離は126km。

不動堂海岸駐車場
不動堂海岸駐車場

日の出は晴れていたが徐々に雲が多くなってきた。地元の参加者から「雨が追いかけてきている」という言葉を聞いた時、北の空に虹が現われた。やれやれ・・・

ポジションはAグループ3列目
ポジションはAグループ3列目

ツルちばの出場は今回で2回目。なんか目標があったほうがいいだろうな、と「先頭についていく」という無謀なアイデアを思いついた。先頭Aグループの3列目、11番で走り出した。

一番先頭は千葉県警の白バイ2台。続いてTDCの引率バイク。そして現役競輪選手の指導員2名。
最初はスピードコントロールするよ、という注意が有り、おとなしくスタート。

白バイに牽かれてスタート
白バイに牽かれてスタート

九十九里海岸を南下してるとやはり雨が落ちてきた。冷たい雨ではなかったけれど、途中の信号ストップでウインドブレーカーを着込んだ(雨具はこれだけ)。

第1 A.S. 日在浦海浜公園駐車場

午前9時10分、第1エイドステーション(A.S.)に到着。

日在浦海浜公園広場
日在浦海浜公園広場
Iさんは広報車で一番先頭を走るスタッフさん
Iさんは広報車で一番先頭を走るスタッフさん

ここまで
Dst 30.50km Av 25.1 km/h Tm 1:24’45

第1エイドステーションを過ぎいすみの丘陵地帯に入った。雨足は徐々に強くなり、前の走者の水飛沫で視界が悪く走りにくかった。写真なんか撮っていられない状況だった。

第2 A.S. 旧大多喜女子高校

午前9時57分、第2エイドステーション 旧大多喜女子高校に到着。

旧大多喜女子高校
旧大多喜女子高校

このあたりは戦後時代の古戦場で「雷台(いかづちだい)」と呼ばれているらしい。

旧大多喜女子高校
旧大多喜女子高校

ここまで
Dst 47.67km Av 25.0 km/h 

落車・転倒

第2エイドステーションを過ぎると上りが始まった。このあたりから携帯電話のつながらない不感地帯。

指導員のcapreoさんが立哨しておられた。ご挨拶をし、さらに上った。トンネルの手前でスタッフの方から「急な下りで〜す」という注意を受ける。

路面はウェット
路面はウェット

スピードを殺しながらカーブを下っていると、突然前を走っていた走者が落車、転倒した。前の走者が落車していて、パニックブレーキをかけたようだ。

車間距離が空いていたので、自分は慎重にブレーキをかけ減速し停車。

「大丈夫ですか」と声をかけると、痛みに顔をゆがめていたけれど大けがではなさそう。自転車も大きな破損はなさそうだったし「大丈夫」とのことだったので先に進んだ。

それにしても落車を間近で見たのは初めて。あれほど簡単に滑ってしまうんだなと思った。氷上のスケーターが転倒するように一瞬だった。

トンネルを抜けると急な下り
トンネルを抜けると急な下り
上りは軽いギアで足を回す
上りは軽いギアで足を回す

大多喜村に入ると、坂が断続的に現れた。平地では先頭Aグループについて行けたが、上り坂になると一気に抜かれた。30人くらいにあっという間に抜かれる。

大滝村はアップダウンの連続
大滝村はアップダウンの連続

勝浦ダムから次のA.S.の内浦山県民の森までは急な下り坂。

勝浦ダム
勝浦ダム

晴れた日なら気持ちがよさそうなワインディングロードだが、この日はウェット。しかも・・・

苔と側溝付き!ここでも落車が多数あったらしい。

第3 A.S. 内浦山県民の森

午前11時30分、第三A.S.内浦山県民の森に到着。

内浦山県民の森
内浦山県民の森

ここでお待ちかねのランチタイム。なんと、今回のお弁当はツールドちばオリジナル。こばやししのぶさんという方がプロデュースして県内の駅弁屋さんが作ったものだそうで、なかなか凝った内容。地元でとれた食材がふんだんに使われている。

鴨川若潮弁当

・あさりの炊き込み新米ご飯
・南房総菜の花漬け
・千葉名物ピーナッツ味噌
・天津産 極太ひじき煮
・鴨川産 鯖の南蛮漬け
・鴨川産 鯵のひとくちサンガ焼

などなど、他にもサラダやデザートまで入っていて大満足。しかも、Iさんと一緒に食べることができておいしさ倍増。部長すいません。

ここまで
Dst 73.29km Av 22.6 km/h

房総フラワーラインへ

「そろそろAグループ出発しま〜す」というアナウンスがあり、再び走行開始。ここからは小湊の海岸まで下ってあとはフラットな道を走るだけ。あとは上りもないし気分的には終わった感じ(そうなのか?)

房総フラワーライン
房総フラワーライン

平坦な房総フラワーラインなら任せとけ、と思ってたが、後半Aグループは巡航速度が速い。平地ではなんとかついていけましたが、橋などがありすこしでも自重の負荷がかかると置いていかれた。

第4 A.S. 和田漁港広場

午後1時20分、第4 A.S. 和田漁港広場に到着。

和田漁港広場
和田漁港広場

ここまで
Dst 101.51km Av 23.9 km/h Tm 4:14’31

最後のA.S.を出発すると、Aグループの様子がさらに本気モードになっていった。

着順を競わないイベントだと言うのに。

サイクリングロード巡航速度が35km/h超。着順を競わないイベントだと言うのに。もはやサイクリングではない感じ。

37km/hでも追いつかない
37km/hでも追いつかない

いったん集団から離れてしまうと風の抵抗を受け追いつけなくなった。どんなに踏んでも追いつかない。でも、信号ストップが千載一遇のチャンス。

なんとか集団に追いつき、最後は残った力を振り絞った。何度も走ったことがあるので距離感がつかめているルート。スタミナのコントロールをして最後は何人か抜き、Aグループの先頭(15番手くらい?)でゴール。

1日目のゴール 白浜フローラルホール

午後2時21分、白浜フローラルホールにゴール。

伊勢エビのみそ汁
伊勢エビのみそ汁
1日目は野島崎灯台をゲット
1日目は野島崎灯台をゲット

ここまで
Dst 124.78km Av 24.5 km/h Tm 5:04’57

アフターライドは房総の魚で一杯

この日は白浜にある職場・保養所に宿泊。ドロドロになった自転車を洗い、自分もシャワーを浴びて、翌朝のご飯をスーパーで仕入れた。そして陽が傾いた頃、再び野島崎灯台近くの「みずるめ」へ。窓側の席に座ってゴールを目指す走者を眺めながらビールを飲んだ。

まだまだゴールを目指す走者がいっぱい
まだまだゴールを目指す走者がいっぱい

ひとりで房総の魚料理を堪能していると、「にいちゃん、外、見てみなきれいだから」と店のおばあちゃん。一緒に外に出てみるとホントだ、見事な夕焼けだ。「アタシらもめったに見ないきれいな雲だねぇ」と。

みずるめのおばあちゃん
みずるめのおばあちゃん

あぁ、もう今日は大満足だ。そんなツルちば・ステージ1でした。

ステージ1
Dst 124.78km Av 24.5 km/h Tm 5:04’57


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