この数年、桜の開花と聞けば気になるのはヤマザクラ。2014年も印旛沼の「吉高の桜」を見に行ってきました。

春は桜を愛でながら自転車に乗りたいな、そう思っても、僕が住んでいる東京や近隣の神奈川の桜の名所は、人工過密のため、どこも開花シーズンは混雑している。桜を見飽きるほど、桜の並木が続く道はないか？数年前、千葉の花見川沿いのサイクリングロードがまさにそんな道だ、ということを発見。今年も行ってみることにしました。

今回も仲間を誘ってサイクリング。静かなサイクリングロードなら、おしゃべりしながら走るのが楽しいからね。

午前9時、それぞれの方法で、京葉線の海浜幕張駅に集合して走り出す。花見川の河口から印旛沼に遡り、成田線成田駅をゴールとする約50kmの行程のルートを計画した。

花見川に沿って、静かなサイクリングロードを進む。途中、ゴルフ場の裏手の道では未舗装のダート道路となり、自転車のタイヤが砂利を踏む音と、鳥たちの鳴き声、そしてみんなのおしゃべりだけが聞こえていた。

走り出した時、肌寒かった陽気は太陽が上るにつれ気温が上がりポカポカとしてきた。桜の下を延々と走れるし、まさに春爛漫♪

しばらく進むと、途中にあった大和田排水機場が一般公開になっていたので、立ち寄ってみたり、

おしゃべりしたり、

サイクリングロード上で出会った猫にあいさつしたり、

お花見サイクリングは続き、

笑顔が絶えない道中となりました。

印旛沼周辺はとにかくフラットなので、ペダルを漕いでいればやがて目的地に着いてしまう。そして、吉高の桜に到着。今年は3分咲きほどだったか。ヤマザクラは開花の時期が短い。なかなか満開のタイミングに合わないのだ。

こんな時もあるさ、と気を取り直して、補給ポイントへ。まずは、筍ご飯を軽く食べて、その後うなぎやへ。やっぱり印旛沼といえばうなぎですから。

補給後は、摂取しすぎたカロリーを消費するために、成田へは向かわず北上して利根川に出ました。

利根川は道路の舗装がきれいになっているところがあり、走りやすかった。35km/h巡行で20分ほど走って取手駅から輪行して帰京。幕張をスタートして花見川を遡って印旛沼まで走り、利根川まで足を伸ばした春のお花見ツーリングでした。ご一緒したみなさんに感謝！