じてんしゃで伊勢詣をするシリーズ記事。2012年は三島をスタートして1泊2日で伊勢神宮へ。さらにもう一泊して志摩半島も走った。(1)は三島から浜松までのエピソード(2012/1/7)
目次
じてんしゃでお伊勢参り2012(1)
アクティビティ
伊勢に初めて行ったのは2009年。この時は恵比寿からフルに走ったので走行距離は385kmだった。
2012年は小田原スタートにしよう、と決めていた(2日に駅伝走者の前を走って小田原まで行ったのでルートが被っている)。
(1)はグリーンのラインを走行
輪行で小田原へ
午前4時50分に山手線始発に乗って恵比寿駅から輪行で品川駅へ。品川駅から東海道線に乗り換え。
東海道線は駅間が長いのでドアが閉じてる時は車内が暖かいのですが、ドアが開くと途端に極寒になった。
東海道線に約一時間乗り小田原駅が近づいてきた。ここで下車して箱根越え。
しかし天気サイトを確認してみたら箱根町の気温がマイナス2度になっていた。もしかしたら道路が凍結しているかもしれない。
前日伊勢へ出走していたa-rouさんの情報では、ところどころ路面が濡れていたというし、ここは安全優先で三島駅から走り出すことした。大学受験する子供のために伊勢神宮へお守りを授かりに行くのに、道中滑ってケガでもしたら洒落にならない(笑
7:20am三島駅スタート
三島駅で下車し午前7時20分に出発。この早い出発時間が後の大きなアドバンテージになった。
7日の天気は快晴。気温は低かったが太陽の光線で暖かく感じられた。
風は無風、もしくはやや追い風。予報では北西の風が8m吹くことになっていたのでラッキーだ。風が吹き始める前にできるだけ距離を稼ぎたいところだ。
8:45am田子ノ浦
9:45am由比
富士川も越え、蒲原も過ぎ由比にもあっという間に着いてしまった。
由比の桜えび天丼が昼飯かなぁ、と目論んでいたが時間が早くてどこも開いていなかった。
和菓子屋さんでたまご餅なるものを発見したので、2個購入。由比名物なのだとか。
由比の先には薩埵(さった)峠がある。
時間が押してたら国道の測道を行くところだが、余裕があったので上ってみる。最初の激坂は押して上がった。後ろを振り返れば富士山が見えるはずだが峠まで我慢した。
10:15am薩埵峠
薩埵峠は海岸の南斜面に広がるみかん畑の中にあり、峠道のあちこちでみかんが無人販売されていた。
薩埵峠を降り興津川を渡りると、道は東海道となった。清水を過ぎ静岡を通り越すまでストレスの多い国道1号線だ。
12:30p.m.宇津ノ谷峠到着
宇津ノ谷地区は、旧東海道の丸子宿・岡部宿の間の宿で、往来する旅人が休憩した40戸程の集落。
東海道の難所であった宇津ノ谷峠は、豊臣秀吉をはじめ、数々の大名行列も通った古道だそうで今も昔と変わらぬ姿を残していて、歴史を感じさせてくれる場所。美味しそうなおそば屋さんがあったので、今度立ち寄ってみたい。
大井川を渡ると金谷で200mのヒルクライム。ここを明るいうちに通過できるなんて素晴らしい。
2009年に初めてここにきた時は真夜中だった。しかも道がわからなくて菊川方面へ下ってしまったんだ。
金谷で200m上り終えたあとは、ひたすら向かい風との戦い。時速が13から14kmになることもあるほどの強風は終盤かなり脚に堪えた。
4:22p.m.天竜川
なんと日があるうちに天竜川に到着。三島まで輪行して出発時間を早めたの成果だ。
向かい風に脚を削られ落ちこんでいたテンションが一気に上がった。浜松はもうすぐそこ。
この日は浜松のビジネスホテルに宿泊。翌朝から伊勢神宮を目指すために休養。
走行距離144km。
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