1-25:ニセコパノラマライン(つづら折りの道を見下ろす場所)

夏の後志サイクリング(1)ニセコパノラマライン

後志は、日本海とニセコ連峰・羊蹄山などの山々に囲まれた自然豊かなエリア。この後志をニセコを拠点にサイクリングした記録。(1)は絶景のニセコパノラマラインを走った(2023/09/24)

撮影ポイント付きルートマップ

後志(しりべし)とは

阿倍比羅夫が郡領を置いた後方羊蹄(しりべし)の語音にちなみ、後志国を流れる尻別川のアイヌ語「シリ・ペッ」(山の・川)を採り、音訳して後志としたもの。道南から道央にかけての地域に位置し、現在の後志総合振興局管内のうち虻田郡と小樽市銭函4~5丁目相当区域を除いた大部分と、檜山振興局管内のせたな町以北および奥尻島にあたる。

wikipediaより

ニセコパノラマライン(道道66号岩内洞爺線の一部)

道道66号岩内洞爺線は、北海道の積丹半島南西部の根元に位置する岩内郡岩内町から、南へニセコ積丹小樽海岸国定公園内にあるニセコ連峰を越えて、サミットが開催された洞爺湖町の洞爺湖とを結ぶ、延長約65キロメートルの主要道道に指定される北海道道。

岩内からニセコまでをつなぐ区間はニセコパノラマラインとよばれる山岳道路で、景観のよい変化に富んだドライブルートとしても知られる。

wikipediaより抜粋

赤=ニセコパノラマライン 青+赤=道道66号岩内洞爺線
赤=ニセコパノラマライン 青+赤=道道66号岩内洞爺線

拠点は雪ニセコ。足はシックスホイール

宿泊はいつものようにコンドミニアム。ヒラフ地区の中心部に位置している雪ニセコが今回の拠点。雪ニセコは2022年冬にグランドオープンしたばかりで目の前には羊蹄山がそびえる好立地だ。

宿泊した部屋は羊蹄山が見えない山側だが、その分料金が安い。

朝食は館内にあるレストランでいただいた。バイキング形式なので、好きなものを好きな量食べられる。

1-01:Setsu Niseko (雪ニセコ)
1-01:Setsu Niseko (雪ニセコ)
1-01:Setsu Niseko (雪ニセコ)
1-01:Setsu Niseko (雪ニセコ)

今回も自動車(4輪)+じてんしゃ(2輪)のシックスホイールで夏の後志を楽しんだ。マツダのCX-5は、前輪を外せばロードバイクを積載できる。まずは、神仙沼レストハウス駐車場までバイクをトランポ。

1-02:神仙沼レストハウス駐車場
1-02:神仙沼レストハウス駐車場

ニセコパノラマラインを積丹半島側へ下る

午前9時半、快晴の空のもとをニセコパノラマラインを走り出す。

1-02:神仙沼レストハウス駐車場
1-02:神仙沼レストハウス駐車場

往路は標高820mから海抜0mの岩内町まで、ニセコパノラマラインを積丹半島側へ一気に下る。

1-03:ニセコパノラマライン(シャクナゲ岳方面を望む)
1-03:ニセコパノラマライン(シャクナゲ岳方面を望む)

走り出しが下り道なので、体が冷えてしまうかと思ったが、ニセコパノラマラインは日当たりが良いので快適に下れた。

1-04:岩内方面の海が見える
1-04:岩内方面の海が見える

ニセコパノラマラインはその名の通り、見晴らしの良い風景を楽しめる道路。景色の良い場所では停車して写真を撮った。

1-05:眺望の良い場所(つづら折りの途中)
1-05:眺望の良い場所(つづら折りの途中)

景色を楽しみながら走りたいので、ブレーキングしながらスピードを殺す。

1-06:ニセコパノラマライン(カーブが連続する)
1-06:ニセコパノラマライン(カーブが連続する)

カーブが連続する区間では、目の前の景色がスライドするように次々と変わっていった。

1-07:爽快なワインディングロード
1-07:爽快なワインディングロード

老古美小沢停車場線との合流地点まで下ってくると、遠くに海が見えてきた。

1-08:老古美小沢停車場線との合流地点前
1-08:老古美小沢停車場線との合流地点前

老古美小沢停車場線は、岩内郡共和町内を結ぶ一般道道。

1-09:老古美小沢停車場線との合流地点
1-09:老古美小沢停車場線との合流地点

岩内町が見えてきた。遠くに積丹半島も見える。

1-10:岩内港が見える
1-10:岩内港が見える

岩内町

午前10時半、岩内町に入った。岩内町(いわないちょう)は、積丹半島の南の付け根にある三角形の町。

人口は1万人弱なので、私が住んでいる渋谷区の人口密度の1/100だ。

岩内(いわない)は、アイヌ語のイワウナイ(iwaw nay 硫黄の川)とする説や、イワナイ(iwa nay 山の川)とする説などがあるようだ(wikipediaより)。

1-11:ここから岩内町
1-11:ここから岩内町

岩内町に入り、中心部までやってくると何やら碑が建っているので近づいてみると。。。

なんと岩内町は、日本におけるアスパラガス発祥の地であると書かれていた。極寒の地がアスパラガス栽培が始まった場所とは驚きだった。

調べてみると岩内町のサイトに詳しく書いてあった。日本のアスパラガス発祥の地

1-12:日本のアスパラガス発祥の地
1-12:日本のアスパラガス発祥の地

道の駅いわないでトイレ休憩し、岩内港までやって来た。さてどうしよう。

1-13:岩内港
1-13:岩内港

近くに補給ができそうな店舗があったので行ってみることに。お店のガラスに「かまぼこバーガー」なる文字を発見したので入ってみると。。。

ありました。かまぼこバーガー。

1-14:カネタ吉田蒲鉾店
1-14:カネタ吉田蒲鉾店
1-14:カネタ吉田蒲鉾店
1-14:カネタ吉田蒲鉾店

こちらは、明治32年創業の老舗蒲鉾店。選び抜いたスケトウダラを素材に魚本来の味を活かすために、昔ながらの製法で職人が作りあげているというかまぼこ製品を販売しています。

店内にはイートインスペースもあり、買ったものをその場でいただく事もできる。

北海道のスケトウダラを100%を使い、チーズを挟んでフライにした「魚ろっけ」を岩内町のパン屋さんのバンズで挟んでいるというかまぼこバーガー。実に美味しかった。

吉田蒲鉾店

ニセコパノラマラインを上る

休憩や補給できたので、帰途につく。復路はクルマを置いてきた神仙沼レストハウス駐車場までヒルクライム。

まずは、道道268号線を走る。しばらく進むとニセコパノラマラインと合流する。

ちなみに、この辺りにはかつての岩内線の廃線跡が残っている(撮影ポイント付きルートマップの茶色のライン)。探索したかったが、ルートを大きく外れてしまうため断念した。

1-15:ここから共和町
1-15:ここから共和町

ニセコパノラマラインに合流し、淡々と上り始める。

1-16:ニセコパノラマラインに復帰
1-16:ニセコパノラマラインに復帰

駐車場までの平均勾配は3.8%、マイペースで上ったので辛さはなかった。

1-17:ニセコパノラマライン復路
1-17:ニセコパノラマライン復路

途中で追い抜いていったサイクリストは、トレーニング中なのかあっという間に視界から消えた。

1-18:ニセコパノラマライン復路
1-18:ニセコパノラマライン復路

ピークに近づくにつれ、ニセコパノラマラインの両脇には変わった形の木々が現れた。

1-19:ニセコパノラマラインの道路案内標識
1-19:ニセコパノラマラインの道路案内標識
1-20:神仙沼覆道
1-20:神仙沼覆道

変わった形の木はダケカンバで、このあたりは原生林となっているようだ。

ダケカンバ原生林
ダケカンバ原生林

13時半頃、神仙沼レストハウス駐車場に戻ってきた。近くに展望台があるようなので行ってみることにした。

展望台は木々に覆われあまり眺望が良くなかったが、遠くに積丹半島が見えた。

1-21:神仙沼自然休養林展望台
1-21:神仙沼自然休養林展望台

駐車場のまわりはニセコ・神仙沼自然休養林となっており、自然美あふれる湿原と神秘の沼がある。時間がある人は、歩いて見て回るといいだろう。

ニセコパノラマラインをニセコ側へ下る

せっかくピークまで戻って来たので、ニセコ側へも少し下ってみる。

1-22:ニセコパノラマライン(ニセコ側への下り道)
1-22:ニセコパノラマライン(ニセコ側への下り道)

ニセコパノラマラインのニセコ側は、積丹半島側に比べて見通しが良い。

1-23:ニセコ・神仙沼自然休養林
1-23:ニセコ・神仙沼自然休養林

逆光気味の太陽光に照らされたニセコパノラマラインは、ギラギラとしていてサングラスがないと走りにくいだろう。

1-24:ニセコパノラマライン(ニトヌプリを望む)
1-24:ニセコパノラマライン(ニトヌプリを望む)

山岳道路のつづら折りの道を下っていくと絶景ポイントが現れた。

1-25:ニセコパノラマライン(つづら折りの道を見下ろす場所)
1-25:ニセコパノラマライン(つづら折りの道を見下ろす場所)

チセヌプリ登山口を過ぎたあたりで、クルマにピックアップしてもらいこの日のライドは終了。

1-26:ニセコパノラマライン(南向き)
1-26:ニセコパノラマライン(南向き)
1-27:ニセコパノラマライン(北向き)
1-27:ニセコパノラマライン(北向き)

午後は、道の駅ニセコビュープラザへ夕食の買い出しに行った。ランチは、韃靼そば。

そば処おおはし

1-29:そば処 おおはし
1-29:そば処 おおはし

(2)に続く 近日公開


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