後志は、日本海とニセコ連峰・羊蹄山などの山々に囲まれた自然豊かなエリア。この後志をニセコを拠点にサイクリングした記録。(3)は尻別川を下って蘭越町まで走った(2023/09/26)
目次
撮影ポイント付きルートマップ
後志(しりべし)とは
阿倍比羅夫が郡領を置いた後方羊蹄(しりべし)の語音にちなみ、後志国を流れる尻別川のアイヌ語「シリ・ペッ」(山の・川)を採り、音訳して後志としたもの。道南から道央にかけての地域に位置し、現在の後志総合振興局管内のうち虻田郡と小樽市銭函4~5丁目相当区域を除いた大部分と、檜山振興局管内のせたな町以北および奥尻島にあたる。
wikipediaより
尻別川について
尻別川は支笏湖流域との分水界となるフレ岳の西方に源を発し、 流域のほぼ中央にそびえる羊蹄山を大きく迂回し、幾多の支川を合流して日本海に注ぎぐ一級河川。流路延長は126㎞。
尻別の名は、内陸深くあるいは山から来る川の意で、アイヌ語ではシㇼ・ペッ(Shir-pet 山の・川)と呼ぶ。
Highten31 – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
撮影ポイント付きルートマップ
道道343号線で南西方面へ
8時34分、拠点の雪ニセコを出発。一部ダート道を走りながら道道343号線を南下していく。
そして、前日と前々日に走った道道66号へ接続し、すぐに離脱。ここは道道343号線と道道66号の重複区間。
再び道道343号線で南西方面へ。
黄金温泉を過ぎたあたりから、尻別川に近づいた。右方面の昆布停車場ニセコ線とも合流する。
湯山別橋で尻別川とご対面。水が澄んで穏やかな流れの川だ。
湯山別橋を渡り終えると信号ストップ。ここから先は蘭越町。国道5号線に乗り換える。尻別川に沿って国道5号線を走り出すと、国道沿いに昆布駅があったので立ち寄った。
時々大型車が追い抜いていく国道5号線とはすぐに別れて、せせらぎ公園に向かう。
尻別川サイクリングロード
せせらぎ公園の裏手の豊国橋から尻別川サイクリングロードとなる。
尻別川サイクリングロードは、蘭越町市街部の豊国橋から尻別川河口部の蘭越町までの全長24kmの自転車道。
らんこし米の水田の風景と雄大な自然の中を走っていく。
途中にある支流の五十戸川を越えるために、一旦、道道267号 磯谷欄越線へ迂回。
目名川のマス
しばし道道を走り、目名川を越えたところでサイクリングロードに復帰。目名川に架かる橋の袂にマスを捕獲する装置があったので近づいて見学してみた。
川の中に作で囲われた場所があり、そこに鮭がいた。バタバタと大きな音を出して逃れようとしているのがちょっと可哀想だがしかたあるまい。鮭は美味しいもんな。
サイクリングコース上には、下図のように大きな案内板も設置されているので道に迷うことはない。
目名川を過ぎてからサイクリングコースは尻別川に近づき、川も見えるようになった。
御成橋と初田橋
尻別川サイクリングロードには豊国橋、栄橋、宝橋、御成橋、初田橋、磯谷橋と6つ橋がある。
この御成橋は河口から7.3kmの場所にある。川幅もだいぶ広くなった。
少し進むと御成橋と初田橋が見えるポイントがあった。両方ともアーチ橋、悠々と流れる尻別川によく似合っている。
初田橋を過ぎると海はもうすぐそこ。
再び道道267号と合流し、進んでいくと目の前に海が見えてきた。
蘭越町貝の館
尻別川河口部に到達。道の駅 シェルプラザ・港が近くにあったので立ち寄り、補給とトイレ休憩を行う。道の駅の隣には、ドライブインみなとと蘭越町貝の館があった。お腹は満たされていたので貝の館に吸収される。
「貝とお話してみませんか・・・・」という越町貝の館に入場料を払って入ってみた。展示方法がきれいだったのでしばし貝に見とれてしまった。話しはしなかったけれど。
復路は道道229号 北尻別蘭越線
復路は尻別川の右岸に沿った道道229号を走った。
道道229号は、道道267号に比べるとやや起伏がある道。ちょうどよい気温の中、ペダリングして進む。
一旦、道道229号を外れ北側にある真っ直ぐな道を進む。北海道らしい景色が現れた。
栄橋のあたりから尻別川右岸の道を走る。目の前には羊蹄山が見えた。かたちはまさに蝦夷富士。
豊国橋が見えると、尻別川サイクリングロードの旅もおしまい。
最後は国道5号線にあるラーメン屋さんで味噌ラーメンをいただく。美味しかったのは言うまでもない。
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