東京から369km。二日間かけて直江津まで走ってきました。その2は、二日目の佐久平から戸隠高原まで。この年は戸隠高原を経由するルートにチャレンジしました(2011/8/28)
佐久平スタート
二日目は、佐久平にあるスーパー銭湯「佐久平プラザ21」からのスタート。ちょっと寝坊して、5時すぎに出発する。天候は晴れ。ひんやりとした空気の中、長野方面へ走りだす。
古くからある街道のような、趣きのある県道154号で西に進む。右を向くと、遠くに険しい山並みが見える。浅間山なのか?
クルマも人もいない朝の道を陽ちゃんと二人で独占して走る。ツーリングはやはり朝のこの時間が一番気持ち良い。
小諸を過ぎたあたりで再び国道18号に復帰。時間の経過とともに交通量も増えストレスも増加する。ここから長野の駅周辺までは50km近くある。急いだって簡単には着かない距離だ。マイペースで行こう。
長野駅を過ぎ、国道406号に交わるあたりで18号を離れる。いよいよ浅川ループラインだ。
ヒルクライムの始まりだ。まずは真光寺ループ橋で緩い勾配を上がる。右へ1回転半ループしたあと、左へ半回転曲がる。なかなか複雑な橋だ。その後、勾配はきつくなり7%から9%が休むこと無く続く。
上りが続き、脚を休ませてくれない。1時間ほど上り続け、さすがに疲れたし風景に飽きてきた。自転車を降りて休むことにした。陽ちゃんから飴をひとつもらって口に入れる。ホッとした。
このあとは標高1230mまで上りっぱなしだった。上り始めが標高360mくらいだったので900m近くひたすら上った。
道は相変わらず上り坂だったが途中、県道404号線を経由して戸隠バードラインに乗り換えた。
バードライン。いい名前だ。でも蝉の声しかしなかったぞ(笑
戸隠高原へ
戸隠に着くと一旦勾配が緩んだ。戸隠は高原だ。つまり”たいら”だw やっと一息つき、景色を楽しみながら走っていると道の両側に、おそば屋さんが次々に現れた。まだ、11時だったが速攻でおそば屋さんの駐車場にハンドルを切った。
戸隠そばっていうと、よく駅とかにある立ち食いは食べたことありますよw でも本物は初めて♪そばより何より最初に出てきたお茶に感動したよ。『韃靼そば茶』というらしい。蕎麦ももちろんうまい。写真上は、夏にとれたそばの十割・粗びき。下は更科。
さて、英気を養ったところで再び走り出すと、上りは続いていました(笑
ピークは戸隠神社らしいのですが、手前の激坂で僕は何を思ったかミスコースと思い込んでしまいせっかく上った坂を下ってしまいます。でもその後、間違いに気づき同じ激坂を上り返す。陽ちゃんごめんねww
ピークを過ぎ、ようやく下り。貯めた貯金をいっぺんに下ろします。
戸隠高原には、白い花を咲かせた蕎麦の畑が一面に広がっていました。
その3に続く
「走れ!銀座までBD-1で自転車通勤より」転載
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