房総半島を浜金谷から銚子まで走るイベント「サバンナの掟」に参加。2012年は時間内完走ならず(2012/04/07)
オフ会・サバンナの掟とは?
主催者のmasaさんによると以下と定められている(笑)
【オフ会サバンナの掟:要綱】
7時30分に金谷港をスタートし、房総最西端の洲崎灯台、最南端の野島崎灯台を治め、17時30分、最東端の犬吠崎灯台で生き延びた者どうしが喜びをかみ締め、17時54分、あの大河利根川に沈む夕日を銚子大橋で見る。その後、銚子駅界隈でみんなで飯を食って、19時40分発、鈍行で帰ってくる。千葉の海岸線を封鎖するためにひたすら漕ぎ続けて、走行距離220~240km。【ポイント】漕ぐ!夕日を見るために漕ぐ!
参加者は、yukiさん(逃げ切った)、けんけん(食われた)、まるおさん(食われた)、2neくん(食われた)、しらかっぱさん(食われた)、ゴブリンさん(食われた)、げっぺいさん(食われた)、sakakazeさん(食われた)、モリさん(食われた)、masaさん(食われた)、そして僕(食われた)
の11名。
ルート
浜金谷出発
さて、神奈川組のみなさんは三浦半島からフェリーに乗って房総半島に上陸しましたが、僕は朝4時51分の始発電車に乗って浜金谷まで輪行。7時32分に浜金谷に到着すると、すでに他のメンバーが駅に待機していました(汗)
7時40分過ぎにスタート。始まりました、オフ会サバンナの掟2012!
まず、南下して州の崎灯台を目指す。途中、オプションメニューとして大房岬に立ち寄ることが設定されているが、自分はスルー。そんな余裕はありませんから。
州の崎灯台
9時4分、州の崎灯台到着。気になる風は州の崎までは向かい風。内房側は概ね強くない感じで順調な滑り出し。
州の崎灯台を過ぎると走る向きが東に変わり、追い風基調になった。
房総フラワーラインの起点である平砂浦から千倉のあたりまで、ずーっと追い風最高!でした。この区間は2neさんとランデブー。
サバンナに風が吹き始めた
千倉を過ぎて鴨川のあたりから、徐々にサバンナが牙を剥きはじめた。
向かい風。。。
この日の予報は、北西の風のち強い北風。見事的中!
さらに、めったに無い障害も!なんと右ひざが痛みだした。
向かい風に逆らってもしょうがないので、軽くペダリングしていたつもりだったが、準備運動もせずにいきなり走り出したのが祟ったようだ。利き足なのに…
2neさんには先に行ってもらい、鴨川から一人旅に。
強い向かい風が吹く房総半島というサバンナに、ひとり取り残されたらどうなるか?
利き足を負傷したひとりぼっちのインパラちゃんの行く末はどうなるか?
考えるまでもない(笑
ひとりになったら弱いんです、自転車乗りって。。。
傷を負ったインパラたち
仕方が無いのでとりあえずコンビニで栄養を補給。ずるずるとカップ麺を食べてると、まるおさんとけんけんが抜いていった。
続いてモリさんも。僕の存在に気づいたモリさんが近づいてきて言いました。「腰が痛てー」どうやらモリさんも傷を負ったインパラちゃんになっちゃったようです。あーぁ。
強烈な向かい風と勝浦のアップダウンを粛々とこなす。
キャメルバッグに入っていたリプレニッシュが切れたので、勝浦でコンビニストップ。反対車線側にあったセブンイレブンにピットインすると、先行していたまるおさん、けんけん、2neさん、ゴブリンさんが休憩をしていた。やった!
みんなと合流できたので、この先は先頭交代しながら先に進むことができる。向かい風とはみんなで戦えばひとり一人の負担は減るのだ。
しかし、手負いのインパラ(僕のこと)には、みんなについていくだけの脚力がなかった。。。結局すぐまた一人旅に。
サバンナの強風と対峙する
勝浦を過ぎ、御宿を過ぎると進路は真北に変わる。いよいよ強烈な北風と真っ正面からの対決。
まったくスピードが上がらないまま粛々と進む。
平坦で景色の変わらない区間を一人で走ってると、気持ちがどんどん下向きになっていきます。
前に進まない。
向かい風がきつい。。
小雨も降ってきた。。。
膝も痛い。寒い。。。
何度も気持ちが切れかけ、どこでリタイヤして電車に乗ろうか?と考えながら走っていた。
でもな、諦めたら終わっちゃうしな。前にも後ろにも仲間がいるんだから頑張ろう。と自分を励ましながら前進を続ける。
気温が下がり足先が冷えてきたので、九十九里のコンビニでホカロンを貼っていると目の前にmasaさんが現れた。やった!
仲間だ!これで一緒に銚子まで走れる!と思ったが、masaさんも両脚の力が売り切れた手負いのインパラちゃんだった(笑
じゃあ、23km/hしばりで回していきましょう。
傷を負ったもの同士で走り出します。
しかし、やはり手負いのもの同士。うまく歩調が合わない。結局、それぞれのペースでサバンナを進むことになった。
また一人旅。。。
ちっともやまない風の中、20km/hのペースで進む。
考えるのは、あと何時間何分で銚子に着けるか、てことだけ。
頭上に雨雲が広がり、気温がぐっと下がりさらにモチベーションが下がりましたが徐々にゴールまでの走行距離が少なくなってくると、あとちょっと、という気持ちだけでペダリングできた。
九十九里浜のサイクリングコースをのんびり走っていると、再びmasaさんと合流。次のコンビニで休むとのことなので、ご一緒した。
タイムオーバー
コンビニにピットするとゴールまではあと10kmほど。
すでに日没の時間が迫っていたため、最後の犬吠埼に寄ることを諦めた。
事実上、ここでリタイヤ。しかしゴールの銚子までは走ることにした。
5時52分、銚子駅到着。
約10時間の旅が終了。2012年は残念ながら時間内完走ができなかった。完走できたのはyukiさんだけ。なんと完走率が9%!恐るべし房総半島。。
走行距離:208km
獲得標高:852m
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