11月終わりと12月はじめに東松山の定番ルートである物見山グラベルロードを走った(2025/11/24, 12/6)
目次
東京近郊のグラベルロードマップ
グリーンのラインが1回目、えんじ色のラインが2回目に走ったルート。
11月23日 1回目のライド
関越自動車道でアクセス
物見山周辺のグラベルロードは、埼玉県東松山市にある小高い丘「物見山」を周回する定番のコース。
スタート地点は市営物見山駐車場。アウトバックにLOOK765Gravel RSを載せて関越自動車道でアクセス。渋谷から1時間ちょっとで到着した。

まなびのみち? 巡礼街道?
出発前に公園のトイレで用を済ませると、大きなコースマップを発見。「まなびのみち」とある。
しかもよく見ると廃線跡の表示があった。しかし予定していたルートから外れていたので今回、寄り道は見送った。廃線跡は、かつて太平洋セメントと秩父鉱業が貨物専用路線として運用していたもの。「まなびのみち」は両社からの寄付を受けて東松山市が遊歩道として整備した。

市営物見山駐車場を出発して、「まなびのみち」を進む。Googleマップを見ると「巡礼街道」と表示されていた。

「まなびのみち」または「巡礼街道」は、すぐに歩行者専用道路となったため、バイクを降りて押して歩いた。1kmほど歩いたところで歩行者専用道路は終わった。
ちなみに巡礼街道とは、岩殿正法寺から吉見安楽寺へ向かう途中の古道のようだ。
地球観測センター
歩行者専用道路が終わったところに小綺麗な看板があった。「JAXA地球観測センター→」とある。

進んでいくと、道の脇に巨大なパラボラアンテナがあった。衛星からのデータを受信して筑波宇宙センターに送っているようだ。環境問題の解明や災害監視、資源調査といった分野で利用されているらしい。

パラボラアンテナが見えた場所から少し先に分かれ道があったのでアスファルトの道を進んだ。すると小さな池があり、太公望たちが釣り糸を垂らしていた。しかし、Googleマップを見るとアスファルトの道ではないほうが正ルートだったのでUターンして戻った。

下図の赤いラインが正しいルート。

小石がゴロゴロした狭いグラベルロードを進んでいくと、県道41号 東松山越生線に出た。アスファルトの道を走れるのかと思ったら、横切って再びグラベルロードへ。

進路の右手は奥の方まで森になっていてちょっと気味が悪かった。また、野生動物が出てくるんじゃないかと心細くなったが、左手に建設会社や配送センターなどのひと気配があったので安心して走れた。

この区間の動画はこちら
笛吹峠
視界が開け、アスファルト道路に出た。笛吹峠だった。
笛吹峠は林道将軍沢線の終点でもあった。ここから北側(走ってきた場所)は「将軍沢」という古戦場らしい。どおりで気味が悪かったわけだ。

笛吹峠から南に下った。

鳩山町を流れる川の土手はグラベルロードだった。

里山で迷走
鳩川に架かる中里橋から左折して北に上がった。一帯は里山で、「愛郷の里」という名の自然公園になっていた。

里山を上がると景色が開けて、遠くに秩父の山々が見えた。

里山の南側に下り、東へ向かって岩殿岩井線に出たところで南→西と右回りに走ったところで、なぜか上り坂が現れた。既視感がある景色だったが、上ってみたら先ほどのブランコの丘。同じ場所に戻っきたわけだ。

毛呂山町の古道
無駄に走ったが、美しい里山だったので良しとしよう。岩殿岩井線に戻って、今宿交差点で左折。ここでコンビニ休憩。塩おにぎりを1つ補給。
更に南下を続け、毛呂山町大類あたりを右に曲がった(正確には一度通り過ぎてから戻って曲がった)。周囲は畑が広がっていた。蕎麦畑のようだ。
蕎麦料理すみやの前の細い道を入っていくと再びグラベルロードとなった。進んでいくと、Googleマップに「鎌倉街道遺跡」というレリックアイコンが現れた。鎌倉街道に交差したようだ。
付近を探すと「諏訪ノ森の庚申塔」という三猿が彫られた石碑があった。
この古道は鎌倉街道上道だった。
鎌倉街道上道(かみつみち)は、鎌倉街道のひとつ。埼玉県毛呂山町の一部は国の史跡に指定されている。武蔵国鎌倉の化粧坂から瀬谷、本町田、府中、所沢、入間、奈良梨などを経て上野国高崎に至り、さらに信濃や越後へ続く旧街道。

下図の画面中央が古道、鎌倉街道上道。遺跡なので迂回して進んだ。

高麗川の沈下橋
毛呂山町市場あたりで高麗川(こまがわ)左岸に出た。このあたりから物見山グラベルサイクリングの後半戦に突入。
高麗川土手を少し降りたところから再びグラベルロードとなった。しかし、藪が茂っており前進を断念。グラベルロードを数十メートル走っただけで、アスファルトの土手に戻る。

高麗川を渡るときに沈下橋が現れた。

若宮橋は地元の人達が使用する生活道路のようだ。

若宮橋を渡り、今度は高麗川右岸を走った。高麗川に沿って、しばらく滑らかなアスファルト道路が続いた。

高麗川はやがて越辺川(おっぺがわ)と合流して川幅が広くなった。
越辺川の沈下橋
国道407号線を潜った先にまた沈下橋が現れた。木製の島田橋だ。

沈下橋とは、堤防の外側(河川部分)に設けられる橋で洪水時には橋面が水面下になる橋をいう。行政用語としては「潜水橋」が正しいらしいが、沈下橋の方が分かりやすい。

九十九川(つくもがわ)で戻る
島田橋で越辺川を渡り北上すると、すぐにまた河川が現れた。今度は九十九川(つくもがわ)。この川の土手には自転車道が設置されている。川島こども動物自然公園自転車道という。

九十九川に沿って北西に進み、正法寺というお寺まで戻ればこの日のフィニッシュ。途中には弁天沼と巌殿観音参道があった。

鳴かずの池
「田村麻呂の悪竜退治」で討たれた悪竜の首を埋めた所。悪竜に怯え、蛙は鳴かないという。

かつての門前町の繁栄の面影を残している参道。六十六の僧坊が並んでいたそうだ。現在は丁字屋旅館(江戸時代から昭和初期まで営業していた)の建物などが残っている。

巌殿山(いわどのさん)正法寺は、訪れる人が多く賑わっていた。

1回目のライドのアクティビティは次のとおり。
| 距離: | 37.02 km |
| 獲得標高(上り) | 418m |
| 下降標高: | 51m |
12月6日 2回目のライド
1回目のライドはソロでしたが、2回目は2台のLOOK765Gravel RSで出動。2回目も市営物見山駐車場からスタート。

市民の森を通過して笛吹峠までのルートは、1回目と同じだったので詳細は省略。

笛吹峠を西へ直進
1回目は笛吹峠を左折して南下しましたが、2回目は西へ直進。結論としては2回目の方がより多くグラベルを走れるので楽しかった。

下図が笛吹峠から西へ直進していくルート。

藪が深く、拳ほどの石がゴロゴロ転がっている路面なので、体幹を使ってゆっくり慎重に進みました。

鳩川からは1回目と同じルートを進んだ。

里山を横断
愛郷の里は1回目とは違うルートで通過。

落ち葉の絨毯が敷かれたグラベルロードを走った。

走行の様子は下図の動画の後半部分。なかなか気分が上がったパートです。
越辺川沿いのCRでショートカットして帰還
愛郷の里を通過した後は、1回目に南下したルートをカットして越辺川沿いのCRを走った。CRはアスファルト道路だったのでササッと移動できた。
越辺川(おっぺがわ)橋梁を撮影後、サドルに跨ったら東武東上線がやってきた。

九十九川沿いに設置された川島こども動物自然公園自転車道で正法寺まで戻ってきて、2回目のライドを終了。正法寺境内の立派な銀杏の木が黃葉していた。

2回目のライドのアクティビティは次のとおり。
| 距離: | 27.8km |
| 獲得標高(上り) | 267m |
| 下降標高 | -263m |
物見山の定番グラベルルートを走ってみて
埼玉県東松山市周辺の物見山エリアには、初心者から楽しめる複数の定番グラベル(未舗装路)コースが存在する。首都圏の主要なサイクリングロードでもある荒川CRからアクセスでき、舗装路と未舗装路を組み合わせた中・上級者も楽しめる周回コースも設定できる。古道などもあり歴史的な史跡や里山の美しい景色を楽しみながら走ることができる、グラベルサイクリングの聖地だと思う。

















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