BD-1とアンダルシアに行く(4)早朝のマドリッドを散策ライド

小径車BD-1でスペイン・アンダルシア地方を走った模様を紹介するシリーズ記事「BD-1とアンダルシアに行く」。本記事(4)は、アンダルシア州に旅立つ前に滞在したマドリッドを、早朝に散策ライドした記録。


マドリッドは自転車で走るには厳しい街

アンダルシアに向かう前のマドリッド市内を、早朝にBD-1で走ってみた。

アルカラ通り Calle de Alcala

10月のスペインの日の出は8時半と遅い。
しかし、学校や仕事の始業時間は8時から9時と日本と変わらないので道路が混み出すラッシュアワー前の6時に出発した。

シベールスの噴水前にあるマドリッド中央郵便局

イベリア半島の中央に位置するスペインの首都マドリッドは、大都市で活気にあふれている。

道路は常に混雑していて、クルマの運転は荒っぽい。

都市部では、自転車は専用道が無いので車道を走るわけだが、大通りの道路の右端(右側通行)はバスやタクシーの専用レーンになっているので、その1つ中央側の道路を通行する。

これは大変危険が伴う行為なので、勇気をもって望まないと走れない。実際、マドリッドの街には自転車で移動する人は少ないようだった。

スペイン銀行(現在はフォーシーズンズホテル)

スペイン広場へ向かう

昼間、明るいうちに憶えておいたアルカラ通りでスペイン広場に向かう。

走った道を振り返り、記憶しながら前進します。
スペインの道路は、日本のように交差点に地名の表記がない。

通りに名前がついていますが、標識として見つけづらいので、いったん迷ってしまうと現在地を確認するのに時間がかかる。

旅人としては、走ってきた道を憶えて、その道を帰るというやり方が道に迷わないいちばん確かな方法だ。


アルカラ門 Puerta de la Independencia

しばらく進むとアルカラ門が現れた。ここはサークル状に6本の道が交わり場所。

直進するためにはサークルの中心に近い直進車線に入らねばならず、自転車では無理のようだった。横断歩道を渡って前進。

パリの凱旋門のようにはいかなかった。

アルカラ門 Puerta de la Independencia

王宮 Palecio Real

アレナル通りに入り「王宮」に着いた。

スペイン広場はすぐ近くにあるはずだが、自転車も車と同じように一車線の一方通行道路を走るため、同じところをグルグルまわってしまい見つからない。

王宮Palecio Real

結局、ホテルへ戻る時間になってしまったので来た道を帰る。

やせ馬ロシナンテにまたがったドン・キホーテ像に会いたかったが、残念である。

ラッシュアワーのアルカラ通り

アルカラ通りはまだ真っ暗だったが、マドリッドの街はラッシュアワーの時間を迎えようとしていた。

走行距離:14km


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