2019年以来、コロナ禍の影響で開催できなかった「吉高の大桜を見て鰻を食べるライド」。4年たってようやく開催できた。この日は絶好のサイクリング日和となり、散り際のソメイヨシノと満開のヤマザクラを両方楽しめました(2022/4/10)
撮影ポイント付きマップ
金町駅から江戸川にアクセス
毎年、JR幕張駅を集合場所にして、花見川を北上し印旛沼を経由して吉高の大桜を訪ねていましたが、2022年はJR金町駅を集合場所に。
輪行で集合した参加メンバーは、午前9時に走り出しすぐに江戸川右岸にアクセスした。
江戸川には、菜の花がたくさん咲いていた。蜜を狙ってくるのか羽虫もたくさん飛んでいて口を開けていると葉に当たるので困った。
大堀川のソメイヨシノ
江戸川の流れ橋を左岸に渡り、矢河原の渡し跡付近を右折して江戸川を離れる。そして、新興住宅地のおおたかの森を抜け、大堀川水辺公園のあたりから大堀川へアクセス。
大堀川には、まだソメイヨシノが咲いていた。しばらく大堀川に沿って桜のトンネルを走っているとやがて手賀沼が現れる。
春うららかな手賀沼
柏ふるさと大橋を過ぎると、大堀川は手賀沼となる。手賀沼につくと驚かされるのが、釣り人の多さだ。皆、自分専用の椅子を設置して悠々と釣りをしている。バーベキューグリルを準備している人もいた。湖沼では鯉やフナが釣れるようだ。
この日は、気温も高く風も少ない穏やかな天候だった。まさにサイクリング日和。
そういえば、手賀沼の湖畔には大型の白鳥がたくさんいた。コブハクチョウというらしく成鳥は全長約1.6メートル、高さ1メートルほどにもなるようだ。
コブハクチョウは英名を「Mute Swan(無言の白鳥)」というらしく、近くを自転車が通過しても鳴き声一つあげない。
渡り鳥ではなく、手賀沼に生息しているらしい。
手賀沼でむらさめさんたちと合流し、吉高の大桜を目指して一緒に走り出す。
手賀沼から利根川へ
手賀沼の東の端から利根川にアクセス。広々とした河川敷の利根川はいつ来ても気持ち良い。右岸の自転車道をのんびりと走る。
例年だとここを走っている時は、ルート後なので疲れていることが多いけれど、この年は、目の前に桜とうなぎという人参がぶら下がっている。気力的にも体力的にも余裕があると思っていた。
しかし、コロナ禍でロングライドすることがめっきり減ってしまった身体は正直だ。お尻や首や手のひらが痛くなっていたのは私だけではなかったようだ。
利根川を離れ長門川へ
長門川の河口から利根川を離れる。北印旛沼から利根川へ流入する長門川を南下していく。途中、JR成田線我孫子支線を跨ぐ。
私は、長門川沿いのカーブが小気味よく連続するこの道がけっこう好きだ。
長門川沿いの道に工事箇所があり、古い橋を渡って迂回した。
渡った対岸も工事中で通行できなかったので、放年園という釣り堀の裏手に回って更に迂回。この釣堀はブラックバスを専門にしているそうだ。
ダート道を抜けると、酒直水門という見覚えのある場所に出た。
ダート道を真っすぐ走っていると、視界が開けて北印旛沼が現れた。
印旛沼サイクリングロード
北印旛沼の北側は、印旛沼サイクリングロードの終点となっている。ここから反時計に湖沼に沿って走る。
北印旛沼の南側の県道464号線に合流する地点まで走ると、もう鰻屋は近い。皆の「腹減った〜」という声が聞こえてきた。
13時過ぎに、い志ばしに到着。第一のミッションを終了。
吉高の大桜
続いて、第二のミッションである吉高の大桜を見に行く。大桜のある里山に近づくと、道路に警備員が立っていて自転車を降りるように促された。最近は、歩行者が増えたためかこうした交通規制をしているようだ。
4年ぶりに満開の吉高の大桜を見ることができました。見学後は、電車の駅に向かうため西の方面から里山を降りた。交通規制されているため、結構な距離が歩かされるのだが、カーボンソールの靴が歩きにくいのだ。
美味しいうなぎを食べて、満開の桜を見るサイクリングは無事終了した。帰路は京成成田空港線の印旛日本医大駅から電車輪行でそれぞれの自宅近くの駅へ移動。
そうそう、京成成田空港線の車両には座席の真ん中には荷物置き場があって、手元に輪行袋を置けて重宝した。
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