16:はこね金太郎ライン

箱根の山は天下の険にあらず。バス輪行で楽々温泉ポタリング 帰りは金太郎ラインでダウンヒル

箱根と言えば「天下の険」。日本有数の険しい峠であり、関東のじてんしゃ乗りたちにとっては恐れる存在。しかし、バス輪行で峠を上がって温泉を楽しんで下るだけのサイクリングもあるのだ(2023/3/11)


撮影ポイント付きルートマップ


秦野を出発して小田原までポタリング

土曜の朝、Bike Fridayで小田急線の秦野駅まで輪行。駅で輪行を解きすぐ出発。

小田急線秦野駅
小田急線秦野駅

水無川にかかる秦野橋の南側の信号から渋沢方面ヘ進み今川町信号を左折する。

南小学校信号を再び左折し、すぐに右に曲がる。

02:野菜や豆を売っている商店
02:野菜や豆を売っている商店

室川を越え県道62号線の白笹稲荷入り口信号を直進。

秦野市平沢〜渋沢〜栃窪

峯坂を上がると震生湖に着く。震生湖の北側にある駐車場から表丹沢の山並みがきれいに見えたのでカメラに収める。

03:秦野市今泉から見える表丹沢の山並み
03:秦野市今泉から見える表丹沢の山並み

震生湖の先は、向山配水所脇のダート道で栃窪方面へ抜けようと思ったが、パンクするのが嫌だったので引き返してアスファルト道へ戻った。秦野市平沢あたりの道は長閑で好きな道の一つ。

04:秦野市平沢
04:秦野市平沢

栃窪スポーツ広場まで来ると、再び表丹沢のきれいな山並みが見えた。

05:秦野市渋沢から見える表丹沢の山並み
05:秦野市渋沢から見える表丹沢の山並み

細い道を進んでいき、栃窪稲荷神社や渋沢中学校などを通過する。

渋沢中学校の先は秦野大井線に合流するので左折すると、すぐに上り坂のトンネルが現れる。トンネルを通過すると峠集落が現れるがこの日は寄らなかった。

峠集落へ立ち寄ったときの記事はこちら

大井町

県道708号秦野大井線を南下して行き、秦野市と大井町の境で右折する。真っすぐ行っても良いのだが、大井町の長閑な道が好きなのでいつも右に曲がっている。

06:渋沢と大井町の境
06:渋沢と大井町の境

大井町篠窪にある地福寺。赤い帽子を被ったお地蔵さんが並んでいる。

07:大井町篠窪 地福寺前
07:大井町篠窪 地福寺前

同じく篠窪にある三嶋神社。鳥居前には大きな椎の木が道を覆っている。この大木を過ぎたらすぐに右へ曲がってちょっと寄り道。

08:大井町篠窪 三嶋神社前
08:大井町篠窪 三嶋神社前

篠窪にある不思議な形の木の案内板を左の折れると、絶景ポイントがあるので見にゆく。

09:大井町篠窪にある不思議な形の木の案内板
09:大井町篠窪にある不思議な形の木の案内板

篠窪の富士山絶景ポイントだ。

10:大井町篠窪にある富士山絶景ポイント
10:大井町篠窪にある富士山絶景ポイント

以前は桜の手前いっぱいに菜の花が咲いていたが、現在は無くなった。

10:大井町篠窪にある富士山絶景ポイント
10:大井町篠窪にある富士山絶景ポイント

上大井まで下ったら小田原まで移動する。

11:酒匂川に架かる飯泉橋
11:酒匂川に架かる飯泉橋

小田原駅からは箱根湯本駅まで箱根登山鉄道で電車輪行。


箱根湯本からバス輪行

箱根湯本駅からは、箱根登山バスでバス輪行。

2番のりばバス停で元箱根港・箱根町港行きを待っていると、定刻にバスはやってきたが小田原始発のバスだったため、すでに席は埋まっていた。

折りたたんだバイクフライデーは運転席の後ろにある荷物置き場に置けたが、結局、降車する東芦の湯バス停まで立って乗車した。満員で身動きが取れなかったため写真は無し。

12:東芦の湯バス停
12:東芦の湯バス停

1ミリの汗をかくこと無く、芦の湯にチェックイン。温泉を堪能した。

13:松坂屋本店
13:松坂屋本店

金太郎ラインをダウンヒル

翌日は、バス輪行で獲得した貯金(標高)をただ下ろすだけのライド。

まずは国道1号線と県道723号関本小涌谷線で強羅まで400m下り、国道138号線に乗り換え400m上り返す。

14:関本小涌谷線 強羅駅付近
14:関本小涌谷線 強羅駅付近

はこね金太郎ラインの仙石原側の終点からは、はこね金太郎ラインを一気に800m下る。

15:はこね金太郎ライン(仙石原)
15:はこね金太郎ライン(仙石原)

2021年4月に開通したはこね金太郎ラインは、南足柄市と箱根町を連絡する約10.9kmの道路。開通する以前は明神白黒林道という名の道路だった。

2017年に明神白黒林道を走った記録はこちら

はこね金太郎ラインは、狭い林道を無理やり県道(731号線)にしているので、クルマの往来には向かない道路。黄色い警戒標識だらけだが、走行時に全て読み取れる情報量とは思えない。いかにもお役所仕事だ。

16:はこね金太郎ライン
16:はこね金太郎ライン

できれば県道などにせず、静かだった明神白黒林道のままにして欲しかったと思う。

17:金時隧道
17:金時隧道

金時隧道の下には、「金時見晴パーキング」という駐車場が設けられていた。

18:金時隧道
18:金時隧道
19:金時見晴パーキング
19:金時見晴パーキング
20:はこね金太郎ライン
20:はこね金太郎ライン

矢倉沢まで下りてくると、明神白黒林道時代の名残りの橋があった。

21:足柄市矢倉沢
21:足柄市矢倉沢

はこね金太郎ラインの始点では、茶屋ふじやでおやきを補給した。

22:金太郎の遊び石
22:金太郎の遊び石

茶屋ふじやからは、旧道の矢倉沢往還で足柄方面に下った。途中、一ノ堰ハラネの桜が咲いている頃だろうと思って寄ってみた。見事な満開だった。

23:一ノ堰ハラネの桜
23:一ノ堰ハラネの桜

この後、足柄上郡の開成町と松田町で日本酒の蔵に立ち寄ったが、それはまた別の記事で。


投稿日

カテゴリー:

,

投稿者:

コメント

“箱根の山は天下の険にあらず。バス輪行で楽々温泉ポタリング 帰りは金太郎ラインでダウンヒル” への1件のコメント

  1. […] 箱根の山は天下の険にあらず。バス輪行で楽々温泉ポタリング 帰りは金太郎ラインでダウンヒル […]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

アーカイブ

Search

Proudly powered by WordPress