旧東海道を走る!お伊勢参り 東海道中輪栗毛2019(4)浜松〜伊勢


久しぶりに日本橋から伊勢神宮まで走ってみました。静岡県の白須賀宿までは旧東海道で、その後は渥美半島を走って伊良湖岬からフェリーで鳥羽へ。総距離380kmを4回に分けて刻みました。本記事(4)は浜松〜伊勢区間(2019/09/29)





旅の計画

今回の旅は、東京・日本橋から白須賀宿(静岡県湖西市)までの旧東海道パートと、白須賀宿から伊良湖岬までの渥美半島パート、鳥羽港から伊勢までの伊勢パートを自転車で走る計画。全長約390kmの陸路を延べ4日に分けて走行しました。

旧東海道パート(日本橋〜白須賀)

渥美半島パート(白須賀〜伊良湖岬)

伊勢パート(鳥羽港〜伊勢内宮)





4日目のアクティビティ


浜松宿

7時45分に浜松駅周辺を出発。天候は曇り、風は無い。上々のスタートである。

まずは国道257号線を南下。ここが旧国道1号、旧東海道だ。

東海道という表示

江戸時代、浜松宿には本陣が6軒、旅籠が94軒もあったとされるが、その名残はいま沿道には残っていない。


舞阪宿

篠原で県道316号線に乗り換える。正式には静岡県道316号舞阪竜洋線というらしいが、通称は「掛舞線(かけまいせん)」。

8時30分に舞阪宿を通過。石碑は「舞坂宿」となっている。江戸時代は「坂」だったようだが、今は「阪」と表わすらしい。

舞阪宿

ここにも松並木が残っている。真っ直ぐな道と松がマッチしていて見事だ。

舞阪宿の松並木

松並木が終わると、進は国道301号線に変わる。そして弁天橋を渡ると弁天島だ。

かつてここには、今切口があり、新居宿側の関所と海上航路で結ばれていた。

弁天島




新居関所跡

8時40分、弁天島を渡り浜名湖口の西側に着くと関所があり、その先は新居宿だ。

関所には立派な建物が残されている。これは、五街道で現存する唯一の建物なのだとか。

新居関所跡




白須賀宿

新居宿から少し南下してから西に進むと潮見坂があり、阪を上れば白須賀宿だ。

潮見坂

坂の途中から、遠州灘(太平洋)を望むことができる。歌川広重の浮世絵にもこんなアングルの景色が描かれている

潮見坂から見た遠州灘

9時30分、坂の上の「おんやど白須賀」に到着。ここは白須賀宿の歴史を学べる市の観光施設だ。時間があれば立ち寄るといいだろう。

おんやど白須賀

白須賀宿の出口付近には曲尺手(かねんて)があった。

曲尺手(かねんて)

曲尺手とは直角に曲がった道路のことで、街道の出入り口に設けられていた。敵の侵入を阻む軍事的な役割を持つほか、参勤交代の大名行列がかち合わないようにする役割も持っていました。

江戸時代は、格の違う大名がすれ違う場合、格下の大名が籠から降りてあいさつするしきたりでした。

しかし主君を籠から下ろすことは、行列を指揮するものにとっては失態。

そこで、斥候と呼ばれる見張り役に曲尺手の先を見に行かせ、行列がかちあいそうな時は、格式の低いほうが休憩を装い最寄りの寺で休んだそうです。

ご苦労様です。





旧東海道を離れて渥美半島へ

さて、旧東海道の旅はここまで。
ここからは、渥美半島パート(白須賀〜伊良湖岬)となる。

渥美サイクリングロード

10時20分頃に渥美サイクリングロードへ入る。渥美半島を快適に走りたいと思えば、この渥美サイクリングロードが良い。

渥美サイクリングロード

自転車専用道だから快適だし、何より遠州灘の強風を遮ってくれる防風林があるので助かるのだ。

渥美サイクリングロード

この日、風は東から西に吹いていた。遠州灘の風といえば、西から東に吹くと決まっているので、ラッキーな日となった。

渥美サイクリングロードは、アップダウンの激しい県道42号線よりフラットで走りやすい。

渥美半島・大石海岸

11時30分、大石海岸を通過。海上はサーファーで賑わっていた。

渥美サイクリングロードと太平洋ロングビーチ

渥美サイクリングロードは未開通区間があり、県道42号線へ迂回する必要がある。

未開通区間は県道42号線に戻る

ここを通るたびに「なぜ未開通なの?」と思ってましたが、あとで調べてみたら納得。未開通区間の表浜海岸は、ウミガメが産卵に訪れる浜なのだ。

伊良湖岬

12時45分、渥美半島の西端まで来た。岬の上に伊良湖ビューホテルが見える。ここを越えれば、伊良湖岬から紀伊半島の鳥羽港へフェリーで渡れる。

渥美半島の西端が見える

伊良湖の先に紀伊半島が見える。

伊良湖岬

13時10分、伊良湖岬到着。フェリーの出港時間まで余裕があったので、昼食をとった。満腹の後は1時間船上の人となり眠る。

塩ラーメン




伊勢神宮

鳥羽港からは、国道42号、県道37号線(鳥羽松坂線)で伊勢神宮へ向かう。県道37号線は、静かで走りやすい道だ。

伊勢神宮・内宮

15時40分、伊勢神宮の内宮に到着。のべ4日間にわたる380kmのじてんしゃ旅が無事に終わった。

久しぶりの旧東海道のじてんしゃ旅だったが、とことん旧道にこだわって走ってみたら意外な発見があって楽しかった。

伊勢観光

翌日は外宮を訪れ、少し観光しました。

伊勢外宮

伊勢道(いせみち)は、餅街道とも呼ばれるくらいいろんな餅を食べられる。これはへんば餅。

へんば餅

伊勢市駅から外宮までの参道には古い建物が多い。古い建物の外観を生かし内装をリノベーションして土産屋や飲食店になっている。

やとや
しずおかやとたぬきや

駅前に新しい施設が出来ていたので寄ってみると、日本酒バーがあったのでちょっと一杯。

伊勢百貨店 五豊美内の酒バー

自転車を押して歩いて、伊勢市駅から近鉄山田線に乗って帰京しました。

近鉄山田線の車内

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