BD-1とパリに行く(7)公園の都パリ

小径車BD-1でフランス・パリ周辺を走った模様を紹介するシリーズ記事「BD-1とパリに行く」。本記事(7)は、パリ市内の公園を訪れた記録。

日本に帰国後、数日経ったある日に自宅にナショナルジオグラフィック誌10月号が届いた。特集記事に『パリは”公園の都”』があった。

ページをめくっていくと、このあいだBD-1で行ったところばかりじゃないか。ならばとうことで、本ブログ上にも「BD-1とパリに行く(7)公園の都パリ」を追加した。

ナショナルジオグラフィック


パリ・撮影ポイント付きマップ


ドフィーヌ広場

セーヌ川に浮かぶシテ島の小さな公園「ドフィーヌ広場」。三角形のカタチをしたこの公園は、周りを建物に囲まれていて落ち着きく場所。公園にベンチは多くなく、周りにあるカフェで休む人が多い。

すらりと背の高いバックパッカー
フンは飼い主が始末しましょう

リュクサンブール公園

敷地内にリュクサンブール宮殿があり、警備がたいへん厳しい場所。

広々としたフランス式庭園で、花壇には花がきれいに植えられいて、ベンチを動かし、好きなところで休める。

サンジェルマン地区に近いので、品のあるおしゃれな人が多い。



チュイルリー公園


セーヌ川沿いにルーブル美術館と並ぶ、大きな公園。広さは23ヘクタールもある。

パリで最も古いフランス式庭園のひとつで、とりわけ、古代と現代の彫刻に重点が置かれ、類稀な野外美術館となっている。

チュイルリー公園からエトワール凱旋門を望む(塔の向こうが凱旋門)



ブローニュの森

パリ16区にある森林公園。パリ中心部から西に5kmほどの地域に位置し、面積は846haにもおよぶ。

パリ市民の身近な憩いの場として、週末を中心に散歩やジョギング・サイクリング等のスポーツを楽しむ人々で賑わう。

アンフェリュール湖のほとりをジョギングする人
なんともいえないフランスらしい色合い

ナショナルジオグラフィックの記事本文に

都市に公園があれば、住民は肉体的にも精神的にも健康になって自分自身で問題を解決できるようになり、そのぶん社会福祉や医療、治安活動などにかかる予算を削れる。

という研究者の言葉があり、都市の公園は最小の投資で最大の効果をあげられるのだという。

ほんとにそうだと思う。東京もパリのような公園と自転車専用道路が増えるといい。


ポン島

セーヌ川にあるピュトー島の北東端にポン島という場所があり、小さな公園があった。

ポン島の公園
ポン島の白鳥

すぐ近くにポン・ド・ヌイイ(ヌヌイ橋)がかかっているこの小さな公園には白鳥が3匹いた。

ポン・ド・ヌイイ(ヌヌイ橋)

芸術橋/ポン・デ・ザール

一日じゅう人の姿が絶えることがない橋がある。市民たちが座り込んでお酒を飲んだり、パンやフルーツを広げてピクニックしたり
ギターを弾いたり、歌を歌ったり、抱きあったり思い思いに過ごす。橋の上だが、まるで地上にある公園のようだったので記載した。

芸術橋/ポン・デ・ザール

パリには421以上の市立公園と庭園があり、3000ヘクタール以上の土地と25万本以上の木がある。名所・旧跡を訪れるのも良いが、公園にはそこに住む人たちの普段の姿を見ることができるのでぜひ立ち寄りたい場所だ。


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