小径車BD-1でフランス・パリ周辺を走った模様を紹介するシリーズ記事「BD-1とパリに行く」。本記事(6)は、パリ16区にある森林公園セ「ブローニュの森」を訪れた時の記録。
パリには東西に大きな公園が2つある。
東側に「ヴァンセンヌの森」、西側には「ブローニュの森」。
ブローニュの森を、ポタリングしました。
広大な公園、ブローニュの森
「ブローニュの森」は、パリ中心部から西に5kmほどの地域に位置し、面積は846ヘクタールにもおよぶ。東京都渋谷区の代々木公園の16倍の大きさだ。
宿泊していたホテルからはシャンゼリゼ大通りを北西に向かい、上図の右上部分から公園内に入った。
公園内には歩道のほかに車道が走っていて、ちょっと驚く。徒歩やや自転車だけでは移動しきれないほど広い、ということか。
案内のサインは少ない
公園内に案内サインは多くなく、すぐ道に迷ってしまう。全体をくまなく回りたければ、地図を入手する必要がある。
公園内には貸し自転車もある。料金は5€/1h、10€/4h、12€/8h。
よく整備された自転車道
公園内には自転車道がきちんと整備されている。自転車の専用道路もあり、とてもありがたい。
森の中を走る林間コースは、風と鳥のさえずりしか聞こえないほど静か。一人ではちょっと寂しい。
公園内はジョギングする人が多い。警官も多く、旅行者には安心なエリアだ。
縁石で車道と分かれた自転車専用道。歩行者には土の歩道が用意されている。
タイマーで自分を撮ってた。静かで、まっすぐで、平らな道が気持ち良い。
ブローニュの森はロードレーサーの周回コース!?
気持ちの良い自転車道をポタポタ走っていると、いきなり目の前にロードレーサーの集団が現れた。近づいてみると、ザーッザーッと高速で走るタイヤの音が聞こえてきた。
地図を見ると、ここは公園の南西部にあるロンシャン競馬場。競馬場の周りは日時指定で自転車のために開放されていて、ローディーたちが練習のために利用しているようだ。
もしかしたら集団の中に本物のツール・ド・フランスの選手がいるかもしれないと思い、自分もBD-1で集団に加わってみた。
しかし、走っているのはプロロードレーサーではなくアマチュアロードレーサーのようだ。
それでも日本からやってきた18インチの小径車では敵うはずもなく、次々に追い越されていく。こちらは30km/h以上で走っているが、停まってるみたいに追い越されていく。
ロンシャン競馬場を後にし、マルモッタン美術館に行きたかったが
道に迷って、スタート地点に戻ってしまった。
大きな公園なので、美術館に行くのは諦めることにして、パリの中心部に戻ることにした。時刻は15時を過ぎていた(23時のフライトまで8時間)。
パリをポタリングした服装
こんな服装で走っていた。晴れるとTシャツ。曇ると上着を着る感じで。パリを自転車でポタリングするには良い時期だったかもしれない。
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