東京から369km。二日間かけて直江津まで走ってきました。その1は、一日目の東京から佐久平まで。(2011/8/27)
今年で3回目の参加
「直江津集合!」は、5年前からmasa@あぁ湘南さんが中心となって毎年開催しているオフ会。途中どこを走ろうが何日かけようが関係なしに、とにかくに自分の脚で8月27日(土)の18時に直江津へ集合する、という単純明快なオフ会なのです。
僕は今年で3回目の参加。一年目は、17号、18号というベーシックなルートで完走した。二年目は背伸びをして渋峠を越えていくという難ルートで完走した。そして、三年目の今年は大江戸じてんしゃ三昧のイベントでご一緒することが多い陽ちゃんと直江津を目指すことになった。
陽ちゃんは、直江津から20kmほどの距離にある町で生まれ育った人。今回はじめて自転車で故郷である直江津を目指すということだった。ルートは陽ちゃんの提案で、17号、18号というベーシックルートに戸隠の観光を加えたものだ。
渋谷〜高崎
出発は26日の午前3時20分。恵比寿から明治通りを北に進む。予報では天気が崩れるはずだったが、上空に雲は少なく路面はドライ。幸先がよい。
しかし少しでも最短のルートで時間を稼ごうとして普段走らない道を選び池袋のあたりで道に迷い、20分ほど時間を失う。
20分ほどお待たせしてしまったが、無事合流。陽ちゃんとはここから直江津までご一緒することになった。
埼玉県庁のあたりから国道17号に入る。早朝のためかクルマが少なく走りやすい。
7時を過ぎたころ、少しずつクルマが増え始めた。街が目覚めたようだ。
9時すぎ、Team S.S.Rのジャージを着たショウさんが我々のトレインに連結した。
しばらく僕が前をひいていると、ショウさんが「前に出ますね」と優しい気配り♪ところが、ほどなくして急停車。パンクのようです~~
ショウさんがパンクを修理する間、我々は大休止することに。休みなく走ってきたので休憩です。するとaki&karz親子が通りかかり、合流。
10時すぎ、高崎に入り僕と陽ちゃんはトレインを降ります。高崎でパスタを食べようという魂胆ですw 高崎在住の自転車乗りの@ecotechさんに教えてもらったお店に向かいます。
とっても美味しかったです。しかしすごいボリュームでした。この僕が、危なく残してしまう量でしたからww
高崎〜碓氷峠〜佐久平
高崎からは大きく進路を西に変え、国道18号線に乗り換えます。といっても、しばらくは国道に沿った碓氷川のサイクリングロードを走ります。
ようやくストレスの多い国道から、快適なサイクリングロードを走り、ホッとしていると前方に怪しい雲が。。。
そして黒々とした雲の下に差し掛かると、冷たい風が吹いてきました。危険を察知し、土手下にあったラーメン店にあわてて逃げ込みます。すると、入り口のドアに体が半分は行ったところでバケツをひっくり返したような雨が降ってきました。
雨が落ちつくまでラーメン店で休憩です。しかし大盛りパスタでお腹がいっぱいだったのでさすがにラーメンを食べることができず2人で餃子を一人前注文w
1時間近く雨宿りをしましたが、完全に止むことはなく再び走り出すことに。
雨の中を走るのは嫌なものですが、走り出してしまえばどうってことはないな、と思ったりもする♪
しばらくすると、雨は上がり晴れてきた。と同時に気温も上がりレインジャケットが暑くてたまらなくなる。
やがて、快適なサイクリングロードが終わり国道18号へ入る。
安中を過ぎると道はゆっくりと勾配を上げていく。横川で小休止。釜めしをつまむ。そして「いよいよ碓氷峠への上り坂だ。2年前はここを日没後に通過し、何も見えない暗闇を走り怖い思いもした。しかし、今年はまだ陽があるし、一人じゃなくて陽ちゃんがいる♪
5%くらいの緩い勾配が続くこの峠道は、クルマも少なくすごく走りやすくて気持ちがよかった。ダンシング中心にテンポよく上っていく。途中までは陽ちゃんと同じペースで上れたが、後半はちぎれて一人旅。
途中、廃線になった鉄道の碓氷線を見ることができる。めがね橋は、十数キロもある峠道に鉄道を通した当時の技術力の高さを垣間見ることができる貴重な歴史的な構造物だ。
標高960mの碓氷峠に到着。ここは信濃川水系と利根川水系とを分ける中央分水嶺なんだそうだ。峠の長野県側に降った雨は日本海へ、群馬県側に降った雨は太平洋へ流れるんだとか。
碓氷峠から宿泊地の佐久平までは下り道。軽井沢、中軽井沢と通過し、日没の時間をを迎えると進行方向から強烈な西日が差してきた。雲の切れ間から夕日が顔を出したようだ。
18時半ごろ、佐久平のスーパー銭湯、佐久平プラザ21に到着。
走行距離:205km 平均速度:22km/h 所要時間:約15時間
<その2に続く>
「走れ!銀座までBD-1で自転車通勤」より転載
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