都内の1日の新型コロナウイルス感染者数が2ケタ前半になってきた2021年の12月に、何人かに声をかけて久しぶりにグループライドを楽しんだ(2021/12/18)
そもそも「江戸川を走って喜八堂でお茶するライド」として仲間に声をかけたイベントだったが、「上州のからっ風」に行く先を阻まれ、目的地を変更して「江戸川を走って竹林カフェでお茶するライド」というイベントになった。
第1集合場所は原宿駅
8時15分に原宿駅横の五輪橋に集合して出発。第2集合場所の江戸川・柴又公園(葛飾柴又寅さん記念館)を目指す。

スッキリと晴れた土曜の朝の都心を走り、江戸川を目指す。ビルに囲まれた都心の道路には、まだ強い風など吹いていなかった。

9時25分、東京スカイツリーに到着。江戸川までは後少しだが、集合時間の10時には間に合いそうもないので、柴又公園に集合するメンバーに遅延する旨連絡。

隅田川、荒川、中川と3つの川をまたいで東京都と千葉県の境を流れる江戸川へ。建物が徐々に減ってくると風を感じ始める。
強風吹き荒れる江戸川サイクリングロード
10時30分、第2集合場所の柴又公園に到着。江戸川には強風が吹いていた。そんな中、お待たせしたメンバーに侘びつつ集合写真をパシャリ(でっちーさん撮影)。

この日は、私を含めてシクロクロス車が3台。あとの6台はロードバイク。

強風で視界良好な柴又公園からは、富士山がくっきりと見えた。

いざ喜八堂へ
喜八堂に向かうため、江戸川サイクリングロードを真北に上がっていく。しかし、強風が一瞬も止まないので前に進まない。まるでヒルクライムをしているようにペダルが重い。

この強い風は、冬の荒川サイクリングロードや江戸川サイクリングロードでは名物となっている「上州のからっ風」だ。

約1時間半、猛烈な向かい風の中を走った。
ちょうど正午に「尼谷の渡し跡」あたりで一旦休止した一行は、目的地に関する会議を行う。
「このまま向かい風のなか喜八堂まで頑張って走るより、手前にある竹林カフェでお茶にしたらどうか」
目的地を竹林カフェに変更
決はすぐに取れ、一同、竹林カフェに向かう。

12時40分、竹林カフェに到着。向かい風に体温を奪われた身体は冷え切っていた。

「竹林カフェ」は野田橋から幸手方面へ進んだ築比地と言う処にある。お店の前は道路を整備中のためクルマは通行止め。

暖かい陽だまりのなか、しばし休憩。ここはコーヒーとシフォンケーキの他におにぎりなどもいただける。

金町に戻って暖をとる
休憩後は、来た道を戻り金町へ。復路は期待を裏切らずに猛烈な追い風。往路の苦労は何だったの?という感じ。

15時すぎに金町まで戻ってきた。途中で離脱したメンバーもいたが、残りのメンバーで久しぶりに酒を酌み交わす。もちろん帰り道は電車で輪行。
コロナ渦にあって人を集めたグループライドというのは、感染を拡大してしまう恐れもあるので自粛していたが、感染者数が落ち着いてきた2021年12月に久しぶりに行なった。
とても楽しめた反面、この楽しさは(病気などが流行しない)平穏な世の中であるからこそなんだ、と実感。
このライドの後、2022年になると日本は新型コロナウイルス感染症 「第6波」に突入した。この記事を書いている現在は、1日の感染者数が毎日1万人を超えている。
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