2023年も西伊豆スカイラインのイベントに参加。サイクリング旅行と化した2泊3日の活動を紹介(2023/12/2)
目次
恒例の勝敗判定
勝敗の判定は、絶景ポイントから富士山が見えたかどうかで行っている。2023年は麓でくっきり見えていた富士山が絶景ポイントへ上がったら雲で隠れるという不運で敗北判定。通算では8勝5敗1引き分けとなっている。
開催年 | 判定 | 記事 |
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2008年 | ◯ | 絶景!西伊豆スカイライン オフ2008 |
2010年 | ◯ | 絶景!西伊豆スカイライン2010 |
2011年(1回目) | ✗ | masaさんプレゼンツ・西伊豆スカイラインオフ2011 |
2011年(2回目) | ◯ | Fさんプレゼンツ 西伊豆スカイライン(再)&金目鯛オフ |
2012年(1回目) | ✗ | 2012年 西伊豆スカイライン・オフ |
2012年(2回目) | △ | 2012年 西伊豆スカイライン、再び! |
2014年 | ✗ | 絶景の西伊豆スカイライン 2014年はちょっと悔しかった |
2015年 | ◯ | 絶景!西伊豆スカイラインライド 2015年は完全勝利 |
2016年 | ◯ | 2016年も富士山がドーン 絶景の西伊豆スカイライン |
2017年 | ✗ | 絶景の西伊豆スカイライン オフ?2017年度版 |
2018年 | ◯ | 絶景の西伊豆スカイライン オフ! 2018 |
2020年 | ◯ | 西伊豆スカイラインオフ 2020年は逆転ホームランで大勝利! |
2021年 | ◯ | 西伊豆スカイライン2021 マイペースで悠々とヒルクライム? |
2023年 | ✗ | 本記事 |
ルートマップ(撮影ポイント付)
グレーのラインが事前に設定したルート(函南~狩野川CR~修善寺~達磨山レストハウス~戸田峠~達磨山・伽藍山~土肥峠~風早峠~仁科峠~風早峠~湯ヶ島~修善寺)。
実際に走行したルートは、Day1が緑のライン、Day2が赤いライン、Day3がブルーのライン。
Day1:伊豆長岡入り
イベント前日は、東海道線の函南駅まで輪行して伊豆長岡の宿までのサイクリングを楽しんだ。
函南駅から細い道を南へポタポタと。。。
函南町柏谷にあった天降神社(あまおりじんじゃ)は、古くは雨降明神・雨下明神と称される雨乞いの神社だった。
2020年に来た時に囲いに覆われていた反射炉は、修復工事を終えたため姿を見ることができた。
前泊したのは、いつものコナステイ伊豆長岡。夕食は温泉街の焼き鳥を堪能して英気を養った。
Day2:西伊豆スカイライン
イベント当日は午前8時20分に出発。2023年も集合場所の函南駅には顔を出さず、途中で追いついてもらう作戦だ。
狩野川沿いのサイクリングロードへ出てみると雲一つない晴天。
伊豆の国市宗光寺あたりの狩野川からは、クッキリと富士山の勇姿が確認できた。これはもう、2023年は勝利間違いないな、という気持ちで滑らかに走り出す。
長嶋茂雄ランニングロードと名付けられた狩野川沿いの道からもクッキリと城山が見えた。
県道18号修善寺戸田線
修善寺から県道18号修善寺戸田線を進む。
修善寺の温泉街を抜けると修善寺戸田線は、カーブが連続する田園地帯を通過しながら少しずつ高度を上げていく。この区間は交通量が少なく走りやすく、速度を上げなければスイスイと標高を稼いで行ける。
しかし、修善寺戸田線は、やがて勾配のきつい林道のような道となる。鼻歌混じりで漕いでいたペダルは、10%程度の勾配でグンと重くなった。
しばらく木々に視界を遮られながら走るが、伊豆市大沢あたりでは東側に開けた景色が見られる。
幅の狭い修善寺戸田線は、幅の広い道路とT字で交差。その後、だるま山高原展望台までは片側1車線の道路で進んだ。
絶景ポイント:だるま山高原展望台
函南を出発した皆に途中で追いつかれるかと思ったが、午前11時、だるま山高原展望台に1番乗り。
しかし、出発した時に狩野川で確認した富士山には、何と雲がかかっていた。
まさかの負け判定。。。でもみんなが上ってくる頃に雲は取れているだろう
そう思って、展望台レストランでお茶を飲みながら皆を待った。
1時間後、ぞくぞくとクライマーたちが上がってきた。そして、みな口ぐちに「まさか…」と。でも、絶景ポイントはここだけではない。この先は、いよいよ西伊豆スカイラインだ。
ここからは、皆それぞれの行き先に向かうことに(私は次の絶景ポイントで折り返す予定)。
絶景ポイント:達磨山から望む駿河湾と遠景の富士山
だるま山高原展望台を出発して、再び県道18号修善寺戸田線を上っていく。
すぐに戸田峠に着くので左折して県道127号船原西浦高原線へ。いよいよ西伊豆スカイラインだ。
県道127号船原西浦高原線と西伊豆スカイラインについて(wikipediaより)
静岡県道127号は、以前は戸田峠以北の路線で、「静岡県道127号達磨山西浦線」という名称であったが、戸田峠以南の静岡県道路公社が管理する有料道路「西伊豆スカイライン」が静岡県に有償譲渡され無料開放されたのに伴い、この静岡県道127号達磨山西浦線を延長する形で戸田峠・土肥峠間の西伊豆スカイラインを併合し、静岡県道127号船原西浦高原線となった。
達磨山が見えてきた。山肌は、クマザサが陽光を受けてギラギラとしている。
カーブを曲がると空が開け、絶景ポイントが現れた。達磨山から望む駿河湾と遠景の富士山のポイントだ。
眼の前には青々と広がる駿河湾が見えたが、肝心の富士山が雲に隠れていた。
駿河湾の向こうの山並みの奥の方に南アルプスまで見えていた。
富士山は隠れているが絶景であることに違いはない。判定は負けだが、良しとしよう。
私はこの標識があるところで伊東へ向かうメンバーを見送り、修善寺方面に引き返した。伊東へ向かうメンバーは、この先、土肥峠~風早峠~湯ヶ島~国士峠(または矢熊峠)~冷川峠~伊東というルートを走破した。
西浦へ落ちる
伊東へ向かったメンバーを見送ったあとは、修善寺方面へ引き返す何人かのメンバーと一緒に走った。
戸田峠の金冠山第二トンネルを潜り急坂を下って西浦へ落ちた。
平らになるまで距離13km・標高差910mの下り。平均勾配は6.5%とまぁまぁの下りで、調整がイマイチだったIndependent FabricationのミニVブレーキの音鳴りが酷かった。
沿道にはみかん畑が広がっていた。栽培されている「西浦みかん」は、高級みかんとして出荷されている。
その中でも「寿太郎温州」というブランドのみかんは、12月に収穫したのち貯蔵庫で1~2ヶ月のあいだ熟成させ、甘さを引き出し出荷は年を跨いで2月初めから3月中旬頃になるそうだ。糖度の高さ、酸味と甘みのバランス、濃厚な風味が自慢なんだとか。
さて、急坂を下り終え、海岸沿いに走る県道17号 沼津土肥線まで降りてきた。漁港のようになっている場所には木負観光みかん園があり、みかんを購入できる。
内浦湾沿いに県道17号線を少し走り、その後、三津坂隧道を抜け伊豆長岡で途中離脱。
2日目も老舗鶏料理専門店で腹を満たし、コナステイ伊豆長岡に宿泊。
鳥肉料理 鳥栄 静岡県伊豆の国市古奈78
Day3:三島駅へ
3日目は、伊豆長岡から三島まで20kmほどのショートトリップ。
午前8時50分に出発して狩野川沿いの道をゆっくりと北上。まだ時間が早いからなのか富士山がクッキリと見えた。
途中、狩野川と大場川が合流するあたりで休憩のために「川の駅 伊豆ゲートウェイ函南」と「かねふく めんたいパーク伊豆」に立ち寄ってみた。
再び走り出し、午前10時30分、清水町的場あたりの狩野川を走っていると眼の前に富士山が現れた。まだクッキリ見えてる。。。
午前10時50分に丸池に到着。前日、だるま山駐車場についた時と同じ時間なのに富士山はクッキリと見えていた。悔しい。。。
午前11時過ぎに三島駅に到着し、西伊豆スカイラインを走る3日間の旅が終わった。2023年は不運の敗北判定となり、通算では8勝5敗1引き分けとなった。次はどうだろうか、2024年の12月が待ち遠しい。
2024年の「西伊豆スカイラインオフ」の情報は、10月の中旬に下記ブログへ掲載されるはずだ。
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