海外通販で購入したELITE SUITO-Tが故障。メーカーに連絡して修理を依頼してから修理完了までの模様をお伝えする(2023/05/04)
目次
4月末 不具合発生
いつものようにELITE SUITO-TでZwiftを楽しんでいた時、突然、ペダルが重くなった。コース上の上り道になっても下り道になっても負荷が変わらず、重いギア固定となってしまった。
Elite のトレーナーには設定変更とトレーニング機能を持つmy e-trainingとファームウェアをアップデートできるUPGRADOというアプリがある。
両方を操作して不具合が解消できないか試したが、徒労に終わった。自分でできるのはここまでなので、あとはメーカーに修理を頼むしか無い。検索してみると同じ不具合を解消した記事が見つかった。
海外通販で購入したElite SUITOが故障したので保証を使って修理した
4月29日 my e-trainingアプリからELITEサポートに連絡
記事には基盤の問題が記載されていたので、メーカーのFAQの動画を見て不具合内容を確認してみた。
正常に動作しているならば、SUITO-Tの電源を ON にして、my e-trainingアプリの「レベルモード」で手動で負荷を変えると電磁石が移動するらしい。電磁石は、動作確認用の窓をアーレンキーで開けて見ることができる。
しかし、私のSUITO-Tは負荷を変えても1ミリも動かなかった。
アプリの「トレーナーの診断」を行い、チケットを発行しメーカーに連絡する。その際に上記不具合内容の動画URL(Youtubeなどに限定公開)を記載しておく。
同4月29日 ELITEサポートから連絡が届く
その日のうちに、ELITEのサポートからメールの第一報が届く。
故障の原因は電子基板が正常に動作していないことです。
この問題を解決するには、ボードを交換することをお勧めします。これは、ご自身で行うことができる簡単なプロセスです(操作を独自に行うために必要な手順はすべて提供されます)。
この提案を受け入れる場合は、次の内容を私に送ってください。
– トレーナーのシリアル番号が記載された銀色のステッカーの写真シリアル番号の確認方法
– あなたのフルネーム
– 配送先住所 (郵便番号、都道府県、国も指定してください)
– 電話番号
– 保証期間内または保証期間外で交換が可能かどうかを確認するための購入証明書。
4月30日 ELITEサポートにメール連絡
翌30日、必要な情報をELITEのサポートにメールで連絡。
すると、その日のうちにELITEサポートから次のようなメール返信があった。
イタリアから発送していると到着のタイミングが遅くなるので、日本の代理店から基盤を送りたいけど、連絡先を連絡してもいいか?
といった内容。もちろん、「オーケーだからよろしくお願いします」と返信した。
5月2日 基盤が到着
翌々日、日本の代理店から基盤が届いた。エリートのサポートにアプリから連絡して、4日後に修理用の部品が届いたことになる。何という対応の速さだろう。驚いた。
5月3日 修理完了
エリートのサポートから届いたメールに記載されていた動画リンク「電子回路基板の交換方法」を見ながら修理を開始。
まず、SUITO-Tの取手部分のネジを緩める。
次に基盤のネジを緩める。「ネジが内部に落ちると取り出すのが大変なのでマグネットを使用せよ」と動画にあったのでその通りにする。
そして、ケーブルを束ねているタイラップを切断して基盤を取り出す。コネクタも外す。
新旧の基盤を並べてみたが、私には差異が分からない。ケーブルが1本多い位にしか見えない。
ケーブルは、「カバーのボルトに繋げよ」と動画にあったので従う。
内部のベルトにケーブルが当たらないようにタイラップで束ねる。そして、緩めて外したネジをすべて戻してしっかり留める。
電源を入れて、動作確認用の窓から電磁石が動くか確認してみる(下図)。
動作するようになった!
Zwift でも動作することを確認してみる。
上り坂ではペダルが重くなって、下り坂では軽くなった。負荷が変動しているようなので修理完了。
まとめ
ELITE SUIT-Tは海外通販で購入したものだったので、故障したら直せないかもしれないと思っていたが、メーカーに連絡することでこんなにも早く問題が解決したので驚いている。エリートのローラーは、クラシックローラーELITE CRONOも長年使っていたが、今回のことで信頼できるメーカーだと実感した。
ちなみに、今回、修理にかかったコストはゼロ。また楽しく室内トレーニングができる日々が戻ってきて嬉しい。
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