東京近郊のダート道を走る!多摩湖・狭山湖一周グラベルライド

狭山湖は、都心から一番近いグラベルロードがある場所として有名な場所。多摩湖自転車道は何度も走ったことがあるが、狭山湖は未体験。シクロクロスバイクIndependent Fabrication Planet Crossで走ってみた


ルート

下図マップの青い線が、狭山丘陵観光連携事業推進実行委員会が発行している「SAYAMA HILLS CYCLING MAP」のルート。赤い線は私が道に迷ったミスコース。緑の数字は記事中の画像番号と連動している。


多摩湖自転車歩行者道で多摩湖へ

多摩湖自転車歩行者は、東京都西東京市から東村山市の多摩湖堤南端に至る一般都道で、自転車歩行者専用道路。上図マップの斜めの直線となっているルートで、距離は21.9km。起点は東京都西東京市新町、終点は東京都東村山市多摩湖町。

画像1:多摩湖自転車道の起点(東京都西東京市新町)

多摩湖自転車歩行者道は近隣住民の生活道でもあるため、子供やお年寄りなどの利用が多く、荒川や多摩川サイクリングロードのようにロードバイクで高速巡航することは困難です。

画像2:多摩湖東端付近

多摩湖自転車歩行者道の直線部は、車止め用の柵が所々にあり減速を強いられるが概ね走りやすい。直線部を走り終えると多摩湖の東端に到着する。

画像3:多摩湖(村山貯水池)の東側から西側を望む

多摩湖の正式名称は村山貯水湖。東京都水道局の水源のひとつで人造湖だ。湖の東側から反時計回りに走り出す。多摩湖の周りはアスファルト道路だ。

村山貯水湖案内図

狭山湖のグラベルロード(前半)

多摩湖北側を西へ走り、西武ドームを越えると狭山湖の東端に接続する。一般車道の所沢武蔵村山立川線を少しだけ走って、T字路を右折すると狭山湖だ。

画像4:山口貯水池施設案内図

上図の「現在地」から真北に狭山自然公園内を走り、トトロの森22号地のあたりで左に折れると狭山湖外周道路となる。

画像5:狭山湖のグラベルロード

マップ上の⑤でルートをロストする。

夜間自動車通行止めという看板があるこちらの道は本来のルートではない。ルートはこの手前を右に曲がる。

画像6:比良の丘

マップ上⑤の場所でルートを間違えたので、少し走ってはスマホの位置情報を確認するということを繰り返した。GarminにインストールしたルートとGoogleマップの辻褄が合わないのだ。

比良の丘という見晴らしが良いところに出たが、相変わらずルートとスマホの位置情報が合わない。先に進んでみたが、グルっと回って同じ場所に戻ってしまう。何だか狐につままれたような気分になった。

画像7:トンボの湿地

グラベル用のタイヤ

IRC SERAC CX SAND TUBELESS X-guard

タイヤはIRCのSERAC CX SAND TUBELESS X-guardを装着。本来はシクロクロスの砂地レースなどで使用するタイヤだが、アスファルトでは高圧、グラベルでは低圧にすることで両方の道を快適に走れるのだ。X-guardが付いているので、サイド面も安心だ。以前使っていたSERAC CX TUBELESSは、X-guardが無かったのでパンクが多かった。


狭山湖のグラベルロード(後半)

狭山湖の西側には、野山北・六道山公園があり豊かな自然が広がっている。

尾根道(高根)

野山北・六道山公園は、雑木林と谷戸(丘陵に切れ込んだ谷間)の組合せによって、豊かな自然が残された都立で最大の公園である。

野山北・六道山公園マップ

その広大な公園の北側に沿ってダート道はある。

画像8:尾根道(高根)

ルートの西端にある高根という場所までは緩やかな上り。ピークは標高200mほどだ。高根を通過するとダート道は緩やかに下っていく。

画面左端の黒い点が「高根」

静かで気持ち良いダート道が続く。左側のフェンスは、貯水池を保護するもので狭山湖を囲んで延々とある。

画像9:狭山湖のグラベルロード

時折マウンテンバイカーとすれ違うので挨拶をする。

画像10
画像11:野山北・六道山公園

野山北・六道山公園の北側に沿ってしばらく走るとダート道は終わり、都道55号線(所沢武蔵村山立線)と交差した所で左折する。実は事前に用意したルートはここを直進(下図青線)だったのだが、うっかりミスコース(下図赤線)してしまう。

Googleマップで確認すると、直進していればダート道は続いていた模様。今度また走ってみよう。

画像12:多摩湖通り

このあとはアスファルトの道路を走って多摩湖まで戻り、帰宅した。

まとめ

多摩湖・狭山湖周辺には整地された走りやすいグラベルロードがたくさんあり、シクロクロスバイクで快適に走ることができる。公園に隣接している部分もあり、歩行者も多いのでスピードを出して走るのは難しいが、景色や野生動物の鳴き声を楽しみながらのサイクリングには向いている。都心から距離が近くアクセスも良いので、日帰りライドにちょうど良いルートだ。

ゆっくり走り過ぎた、あるいは、出る時間が遅くなってしまった場合でも、西武線で輪行して帰ってこられるという安心感もある。おすすめです。


走行距離:72km 高度上昇:342m


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