総移動距離1,400km。2010年にスイスを自転車と鉄道で旅をしました。Day8は、ラショードフォンからベルンへ移動。途中、標高差300mの峠を越えると霧のヌシャテル湖が現れた。その後はインス、そしてベルンへ。(2)はベルンまでの走行とベルン観光の記録。(2010/10/08)
目次
撮影ポイント付きルートマップ
ムービー DAY8-2:ラストライド ベルンへ
二手に分かれてベルンへ
ラショードフォンを午前9時に出発し、標高1,283mの「Col de la Vue des Alps」を越えた3人(daikooo、tecchan、commuter)は、ハウツ・ジュヌヴェ駅で膝を故障して輪行をしていたshinnxと合流し、午後2時20分にインス駅に到着した。
インス駅から目的地のベルンまでは30km以上ある。ここでメンバーは二手に別れた。古都ベルンを見て回りたいdaikooo、tecchan、そして膝を故障したshinnxは鉄道輪行でベルンへ。
昨年ベルンからインスまで輪行をしたので、今回は自転車で走ってみたいcommuterはそのまま自転車でベルンへ。
commuterはひとりでベルンまで走った
まず、インスからサイクリングルートNo.94でアーレ川にぶつかるまでフラットな道を走る。そして、ウォーレン湖からNo.8に乗り換えアップダウンが始まる。ヴォーレン湖には水力発電所がある。
細かいアップダウンにうんざりしながら湖まで駆け上がる。(commuterのバイクはマシントラブルで重いインナートップの固定ギヤ)
発電所のダム
ヴォーレン湖の西の端にある発電所のダムに着いた。ダムの上の道路でサイクリストとすれ違った。なんと70歳は過ぎているであろう高齢のご夫婦がサイクリングを楽しんでいた。
ヴォーレン湖は東西に細長くのびた静かな湖。去年、このヴォーレン湖を東側から走ったのだが、雨のため途中で引き返してしまった。(その時の映像はこちら)
だから、今回は西側から走って線としてつなげるのだ(笑)
ヴォーレン村
発電所を過ぎるアーレ川に沿って走り続けると、去年引き返したヴォーレンという村についた。
そして、グロッサー・ブレムガルテンヴァルトという森林公園を過ぎるとベルンに出た。この公園、昔はサーキットだったようだが、1955年のル・マン24時間レースで、事故が起こった後、スイス国内でモータースポーツを禁止したため現在は使われていない。
そういえば、この森の中のサイクリングロードは、道幅が狭くカーブが多くて細かいアップダウンがあった。でもまさかサーキットとは思わなかった。
午後5時48分、ベルン駅に到着。宿泊先のユースホステルで輪行組と合流した。
tecchan、shinnx、daikoooは輪行でベルンへ。そして市内観光
スイス最後の夜、我々はすこし豪華な夕食に出かけた。あらかじめ調べておいたスイスの伝統料理のレストランまで旧市街を散歩しながら歩いた。さすが首都ベルンは都会なので、夜の街を歩いていても楽しい。
目的の店に着きましたが、あいにく満席。英語が通じるか不明だったので電話予約をせずに訪れたのだが、甘かったようだ。(店内は地元のおじいさんたちでいっぱいだった by shinnx)
歩き過ぎてお腹がぺこぺこになった我々は、ガイドブックに出てきそうな立派なお店に吸収された。
コルンハウスケラー Kornhauskeller:公式サイト(ドイツ語)
お腹がいっぱいになった我々には明日帰国するためのバイクの梱包が待っていた。飛行機に搭載するためギリギリまで分解してサイズを小さくする。
次回はいよいよ最終章。
8日目の走行距離:60km/tecchan,daikooo (累計430km) 95km/commuter(累計465km)
8日目の鉄道移動距離:30km (累計775km)
text:commuter photo:commuter,tecchan,shinnx
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