スイス 鉄道と自転車の旅 Day1:チューリヒからサン・モリッツへ200kmの鉄道輪行

総移動距離1,400km。2010年にスイスを自転車と鉄道で旅をしました。Day1は、成田空港からスイス・チューリッヒ空港、サンモリッツまでの移動の記録です(2010/10/02)






スイスに到着。サン・モリッツへ移動開始

成田を10時25分に飛び立ったスイス航空LX160便は、定刻より10分ほど遅れて16時過ぎにチューリヒ空港に着陸した。いよいよスイスに着いた。shinnx(50)とcommuter(46)は、2度目のスイスサイクリング。tecchan(40)とdaikoooo(32)は、スイスが今回初めてという4人のメンバー。

10月2日(土)・成田~Zurich~St.Moritz・天気/晴れ/曇り(Zurich/St.Moritz)チューリヒ国際空港

出発2週間前にメンバーの一人commuterが鎖骨骨折というアクシデントに見舞われ、一時は参加も危ぶまれたのだが、「様子を見ながら走れるようなら走る。無理なら鉄道旅でみんなについていく」という本人の意思もあり、メンバーそろってスイスへ来ることができた。

スイス国鉄(SBB)チューリヒ空港駅

入国、バイクと荷物の引取りを済ませ、スイス国鉄(SBB)チューリヒ空港駅へ向かった。ここからチューリヒ中央駅に行き、クール行きに乗り換える。翌日からのサイクリングのスタート地点であるスイス南東部のサン・モリッツまで、約200kmの鉄道輪行旅だ。

チューリヒ湖

チューリヒを出てしばらく、列車はチューリヒ湖畔を走る。黄葉が始まった木々の向こうに、雲間から差し込む夕日で対岸の岩山が赤く焼けて見える。遠くには白い雪を被った峰々。あー、スイスに来たんだな、と思う。


世界遺産のアルブラ線に乗って

19時前にクールに到着。車内で少し言葉を交わしたスイス女性が、日本語で、さよなら、サイクリングがんばってください。と言ってくれた。

レイティッシュ鉄道 アルブラ線

ここからサン・モリッツへは、2008年に世界遺産に登録されたレイティッシュ鉄道のアルブラ線の列車に乗り換える。この鉄道は今年、開通100年を迎える歴史的な鉄道で、アルブラ線は氷河特急ラインの一部にもなっている。ラックレールを使わずに、線路のカーブとトンネルという鉄道土木技術により、普通の機関車で2,000mを超える急峻な峠を克服するという有名な路線だ。途中に名所のランドヴァッサー鉄道橋があるが、車窓は暗く風景は見えない。明後日にツェルマットへの移動の車窓から眺めるとしよう。


サン・モリッツのタクシー事情

クールを出て2時間。21時にサン・モリッツへ到着した。

サンモリッツ駅

この日の宿、ユースホステルへはタクシーを使う。駅前のタクシー乗り場に行くと、駅の中のカフェから男性が近づいてきた。タクシーか?と聞いてきたので、そうだ、と答えると、彼は我々の荷物(輪行バッグのバイク4台+スーツケース2個)をちらっと見て、いま呼ぶから待っていろ、と言う。ほどなくして現れたのは、ワゴン型の大型タクシーだった。さすがに高級リゾート地。スーツケースをいくつも持ち込む観光客が多いということか。


ユースホステルは改装中で営業中

サン・モリッツのユースホステルは、駅とはサンモリッツ湖を挟んで対岸にあった。インターネットで予約した際に、改装中ということは分かっていたが、到着したのは工事現場の中に埋まった玄関の前だった。少々不安を覚えながらもチェック・イン。

チェックイン

我々の部屋は、4ベッドルーム+洗面台付にした。改装が終わったばかりの部屋だった。スペースが狭いのは承知の上で、2段ベッドを2つ並べた簡素なつくり。実際、スーツケースを2つ同時に広げるスペースは無かったが、十分な物入れがあり、荷物を収めてしまうと不便は無い。バイクはというと逆に、広いスキールームに置くことができた。ベンチもあって好都合。早速、輪行を解きバイクの組み立てを始めた。

ユースホステル内部

スイス仕様のバイク、完成

航空機での輸送のために、それぞれ梱包方法や緩衝材を工夫して運んだバイクには、輸送中のトラブルやダメージも無く(shinnxのディレーラーハンガーが少し曲がっていたが)翌日からのサイクリングの安全を願いながら、丁寧に組み上げた。

私のバイク

commuterは今回、左肩を負傷しているため、輪行やライディング姿勢が楽だろうと、BD-1を持ち込んだ。バッグはリクセン&カウルの「コントアーマックス ツーリング CO865」にモンベルのウエストバッグ

shinnxのバイク

shinnxは前回同様、ORBEAのロードバイクに、タイヤはVittoria OPEN CORSA 25C、バッグはcommuterから拝借したリクセン&カウルの「コントアーマグナム」+バイクリュック「フリーパック スポーツ KM821」

tecchanのバイク

tecchanは今年の夏に組んだばかりのLIGHTSPEEDのチタンロードバイクに、タイヤはContinentalのFour Season 25C。バッグはモンベルのフロントバッグ+マムートのリュックで荷重を分散化。

daikoooのバイク

daikoooは去年オーダーで組んだクロモリのロードバイクに、タイヤはContinentalのFour Season。前輪が25C、後輪が28C。バッグはキャラダイスのシートポストバッグ「sqr slim」。

バイクは小径とロード、携行バッグもそれぞれの4台。なかなか見た目にもおもしろい。タイヤに空気を入れ、組み立てが完成したのは夜半を回っていた。

一日目の鉄道移動距離:約200km


text:shinnx photo:commuter

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