BD-1でアメリカ西海岸周辺を走った模様を紹介するシリーズ記事「BD-1とカリフォルニアに行く」。本記事(6)は、ヨセミテ国立公園にあるマリポサグローブを歩いた時の記録。
目次
マリポサの森へ
ヨセミテ公園の最南端にあるマリポサの森に行った。
マリポサの森へはクルマで直接アクセスすることができなくて、2マイル手前の車道のバリケードから徒歩か自転車でのみ行くことができる。
自分はそのバリケード脇の「ヨセミテ公園South Entrance」近くにクルマを停め、自転車で片道2マイル(3.2km)を上る。
たった2マイルだが、傾斜がきついので容易ではない。

山道を2マイル上ると、マリポサの森に到着する。入り口で大きなジャイアントセコイアが出迎えてくれた。

巨木セコイアを見る
マリポサグローブ内は自転車走行禁止なので、BD-1は押して歩く。

ヨセミテ国立公園の園内では、有料の無人販売機でガイドマップを入手できる。日本語版もあったので助かった。
ガイドマップを見てわかったことはこの「Mariposa Grove of Giant Sequoias」エリアは意外と広いということ。
隅から隅まで見ると予定していた滞在時間を大幅に超えそうだったので、いくつかのポイントに絞って行動することにした。

豆知識:このセコイアは木質がもろく伐採には費用や手間がかかるようで一本木として伐採されることがないようだ。もろいゆえに、鉛筆やつまようじや屋根板使われることが多いそう。反対に言えば、そのもろい木質のおかげで伐採を免れたと言える。
フォーレン・モナーク Fallen Monarch
森の入口に巨大なジャイアントセコイアが倒れていた。大きく広がった枝のように見えるのは根。倒れてから数百年経つそうですがタンニンのおかげで腐らないのだとか。

グリズリージャイアント The Grizzly Giant
ジャイアントセコイアは日本では見たことがないサイズ。
どのくらい大きいか、下の画像をスクロールして実感してみて欲しい。




このジャイアントセコイアは、ヨセミテ国立公園の中でも特別に大きい「グリズリージャイアント」と呼ばれるもの。樹齢はなんと2700年!
根元の直径が10m、周囲が29m、そして高さが63mもある巨木だ。

車道を走って先に進みながら、所々Trailを歩いてみた。
(TrailはBike走行禁止なので担いで歩いた)

人が少ない午前中、この景色をBD-1と占領。
カリフォルニア・トンネル・ツリー California Tunnel Tree
さらにトレイルを進むと、馬車を通すために開けられたカリフォルニア・トンネル・ツリーがあり、歩いてこのトンネルをくぐり抜けることができる。

幹に大きな穴をあけられてなお、この木は生き続けている。
マリポサグローブは滞在時間が少なく、全部見てまわれなくて残念だった。
この後はSouth Entranceまで一気にダウンヒルして、そして午後にはヨセミテを後にして再びサンフランシスコ市に戻った。
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